いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

ピアノ独演会2020 秋 ~千葉でスターツおおたかの森ホールの陣~

2020年11月1日

千葉・スターツおおたかの森ホール

 

 

【!注意!】

感想です

思い付きです

色々書いてます

 

 

 

笑い、個性、緊張、迫力、狂気、感動…

要素の多彩さ

恐るべし。

一瞬にして掴まれた。

 

 

そして、涙が出るほど優しくて強い

揺るぎない信念。

 

 

私は心を燃やせているのか…

 

兄貴ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

 

 

ん?

 

 

あれ?

 

 

 

(いやだってさ

数週間前まで「あの子なんで竹咥えてるの?」状態で

(その前はむしろ拒絶してたくらいでして)

映画館は年1回行くか行かないかくらいの人間なのに

日曜の朝イチで電車に乗り観に言ってる自分にまず驚き。

上映後、子どもから大人まで目と鼻を真っ赤にして

作品に夢中にさせていた姿に更に驚き。

これぞ社会現象!な状況を身をもって感じ

それもなんだかグッときてしまいまして。)

 

(我慢をしていたのかエンドロールが終わり堰を切ったように

声をあげて泣き出した小学生くらいの少年。

お母さんに「漫画読んだんでしょ?」と言われていたので

おそらく結末は知っていたのでしょう。

でも悲しくて悔しくてしょうがなかったんだね。心打たれたんだよね。

そんな少年を見たらまた涙が込み上げてきて

慌ててゼトさんの曲を聴いて気持ちの切り替えを図る。

しかし映画のポスターの写真を撮っていたら

…あ…だめだ…目がぼやけてきた…)

(以上、にわかの戯言でした)

 

【!注意!】

映画の事書いてます(遅)

 

 

さて、午後は青き炎で心を燃やすことに致しましょう。

参りました、千葉県は流山おおたかの森

 

大きくて清潔感のある駅でめちゃくちゃ開発されていて

全然想像と違った。

会場は駅前にあり、広場では大道芸人さんのパフォーマンスを

子どもたちが見ていて

なんちゅうほのぼのした日曜の昼下がりだろうかと思った。


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ホールに入場。

感染症拡大防止対策はまだまだぬかりなく。

検温、消毒、連絡先記入等々。

あ、でも久々にチケットもぎってもらった。

 

物販で前日にお知らせがあった

昨年行われた『ピアノ独演会2019冬~大阪クリスマスSPの陣~』DVDを購入。

うーれーしーすーぎーるー。

ハピサタで「今年のクリスマスはゼトさんと一緒に過ごしてみませんか?」

という強烈なパワーワードを放たれて

東京の地で打ちのめされていましたが

ついに…やっと…ありがたや~(꒪ཀ꒪)

 

中に入りまして

まだ見慣れぬ、8月の北九州の陣からリニューアルした

赤備えなステージ。


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ほのかな妖しさがなんというか鬼が出てきそうな気…(黙)

 

人数制限が緩和されたということで

前方はほぼ席が埋まっていましたが

私がいた列からは1席置きとなっていて広々と座らせていただきました。

…といっても、2階席の後ろから3列目なんですが。えぇ。

(追加販売で前から埋まっていって自然に後列は埋まらなかったのでしょう)

ゼトさんのLiveに行くようになってから初めての2階席で

一般で購入した時は、なるほどなるほどそうですか…と思っていたのですが

実際は1階からの延長線上の少し段差を挟んだところの席

といった感じで2階から見下ろすような目線ではなく。

キャパ約500ということにも助けられてちゃんと手の動きも

表情も分かるストレスフリーな席でした。

 

 

では。

 

第1部

 

急カーブしながらゼトさん登場。

衣装は、ゆったりした白っぽい水色みたいなジャケットとパンツ。

(10月16日にゼトさんがTwitterで上げてた写真の服かと

思ったんですけど、あんなにグリーンじゃなかったような…)

いつものシルクハットと革っぽい黒の靴。

 

1、Never Ending

ここんとこ1曲目はサプライズというか挑戦的な曲を

演奏されることが多いような気がしてなりませんが

今回もその流れに当てはまっているのではないでしょうかぁー!(興奮)

(アドベンチャー野木は怒涛のメドレーにプロローグぶち込み

ミューザはオーディエンスがざわついたCの曲

逗子は08年のアルバムPIANOHEADからニュースのじかん…

この並びを見るだけで鼻息フガフガしてくる)

この曲が発表された時にゼトさんver.でも聴いてみたい!と

Twitterで密かにささやかれていたの

見てたんじゃないですかー(にたりにたり)

こんな早く実現してくれるとは思いませんでした。ふはははは。

 

印象的な冒頭の繰り返されるフレーズ。

柔軟でまとわりつくようなピアノの音でより一層ミステリアス。

後半の曲調が変わるくだりはめちゃくちゃゆったり。

メリハリが凄い。

最後のゼト砲4連発はなんだか優雅なアレンジで

違った趣がありました。ゾクゾクしました。

 

終盤から打ち込みの音が流れてきてそのまま次の曲へ。

 

2、地平線

デジタルな音に加えてドドドド…みたいなノイズのような音で

逗子の陣の打ち込みとはまた違っていた…ような、気が、する。

あと弦のような弦じゃないようなサーーーーーって音もあった←

途中からお馴染みの黒いMIDIキーちゃんも登場。

オルガンじゃないけどオルガンみたいなザラッとした音色。

音源4:00くらいのところからでしたかね

打ち込みがなくなってピアノだけの優しい音色になって

そこからまた打ち込みの音が混ざって景色がサーッと広がっていく。

地平線は音楽がくっきりはっきりしてるので映像を見てるような

感覚になってくる不思議な曲ですね。

 

3、争う不可思議

冒頭のフレーズをループマシンで繰り返してる間に

脚を伸ばしてもう一方のループマシンを何やら操作。

MIDIキーボードでポワワ~ンみたいな浮遊感のある音色

(我ながらバカみたいな表現しかできてなくて自分で自分に引いております)

 歪ませた音をリバーブかけた感じで残響させてつつ

打ち込み(いや、サンプラーでした?)で「ピュンピュピュピュン…」

なんか…聴いたことあるようなリズム…のような…

あと早送りみたいなノイズ音も入ってた。

そこにMIDIキーボードで冒頭のフレーズを崩して入れたり。

ピアノに戻ると、また先程の聴き覚えのあるリズム

「ピュンピュピュピュンピュン ピュンピュピュピュン…」

 

ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

 

あぁ!!!これでしたか!!!

秋の香りの漂わせ方が2020まっしぐらで笑ってしまった。

1955年に作曲された曲が65年を経てこう変化しますか。

そこから音源1:21あたりではかわいいメロディに

ゴゴゴゴとかジリジリみたいな打ち込み。

気持ち良いくらいに予想外。

 

4、(おおたかの森ホールの陣の曲…的な曲)~(ところでみなさんごきげんいかが?)

最初に不思議な雰囲気の曲が始まって

ミステリアスな森を彷徨ってたら

ところでみなさんの繰り返されるあのフレーズ(多分)と突然出会って

えっ!あなたいたんですかΣ(゚Д゚)なんてビックリしてたら

いつの間にかどこかに行ってしまう。

ポカーンとしてたら、新たな世界に入り込んでいて

軽やかなフレーズからだんだんゆっくりになっていき

スターツ」と自動音声読み上げ機の声。

テンポが速い打ち込みに変化。

なんかTK風味がしつつ前衛的。

そのスピード感のまま最後まで走り抜けていきました。

あ、あと打ち込みに合わせてクネクネしてましたw

 

なんか分かんないけど迷路を辿ってるような

気分になりました。

てか、むずー!!!

 

MC。

「続きまして、2日前に練習してまして

 ちょっとメモしたやつをやってみたいと思います。」

 

何やら踊りながらPCを操作するゼトさん。

 

5、(新曲1)

ゆっくりと始まる。

重めの曲調。『感情の湖のほとりで』っぽさを感じましたが

不協和音でまた違う胸騒ぎな音の連なり。

シャンシャンシャン…みたいな揺らいだ音から展開していって

更にダークな世界観。

後半の反響したような音をループさせて

ザワつきが止まらない。

 

漆黒の闇の深海…にいるような。

とにかくもう一回聴いて咀嚼させてほしい。

(しかし、それでも分からないであろう)

 

6、嬉しさを抱きしめて~ボギー大佐~ゲゲゲの鬼太郎~ボギー大佐~嬉しさを抱きしめて

ボンゴっぽい(コンガのようなジャンベのような気もしたが…)

ラテンな打ち込みからの嬉しさを抱きしめて。

嬉しさのカメレオンっぷりには毎回驚かされる。

ゼトさんの脚も踊ってました。

海の底からようやく這いあがって光が見えたので高揚感がすごい。

 

ボギー大佐に変わって、お馴染みのアップテンポな打ち込み。

(オペラシティの陣と同じ)

両手がユニゾンになっていて、ジャジーなアレンジが

グンッと前に出てくるような強さが。

あと、鍵盤を掘ってるような右手の動きが凄かった。

後半のサビは打ち込みが止まるとピアノもストップ

始まると同時にピアノも演奏

といった感じでぴったり連動。

これ何度見ても心臓がギュッとなる。

 

ゲゲゲの鬼太郎

フレーズ繰り返したり連打だったり引っ掻いたり

飾りとおかず満載な鬼太郎さん登場。

途中からめちゃくちゃ速くなってた。

仰け反りながら弾いたり

鍵盤にひじドンとパンチをするかと見せかけてしなかったり

突如すごい動き出して笑ったw

 

ボギー大佐に戻ったと思ったら

早送りみたいに弾いて

あっという間に嬉しさを抱きしめてに戻る。

再びラテンな打ち込みも入り

最後はピアノだけになってグランドフィナーレのような壮大さに。

 

それぞれ全然別物なのに

面白いくらいなめらかに繋がる。

 

MC。

チャイムの音。

「おっと!チャイムが鳴りました!

 ということは次が最後の曲となります」

なにこのカワイイお知らせの仕方。

チャイムを事前に仕込んでる時点でカワイイっていうか天使。

てか、チャイムってカワイi(黙

 

「割と自由にやらせてもらってます」

と改めて挨拶するゼトさん。

存じておりますwww

 

7、その瞬間

ループマシンを足でガシャガシャガシャガシャ

…という奏法…ですか?笑

マジカルなアドリブからマジカルなその瞬間へ。

再びループマシンガシャガシャ奏法w

MIDIキーボードでピコピコと音を出しながら上手へ移動。

そのまま壁に向き合ってピタッとくっついて

今度は壁沿いをステージ後方に向かって歩いて行くと

ステージの角で(゚Д゚)みたいな顔して弾いてました。

そこからステージ前方の上手側に置いてあるスピーカーの前へ。

客席側に背を向けてスピーカーにくっつく。

そしてよたよたしながらピアノに戻る。

(「なんじゃいこれ」と改めて思いながらこの説明文を打ち込んでおります←)

あと「アァー」みたいな打ち込みに変わって

下を向いてフリーズしたりもしてたw

速弾きしてから、しっかりしゃがみ込んでループマシンをいじくると

打ち込みを止めてまた速弾き。

攻撃音みたいな打ち込みの音に合わせてゼトさんの身体もブルブル。

だんだん音を少なくしていき、ゆっくりなテンポに変わり

H ZETT M ピアノ独演会…」と自動音声読み上げ機。

 

MCの「割と自由に~」が前振りかのような

その言葉通りなアレンジで忙しかったです。

 

 

荷物多男状態でハケるも

戻ってきてピアノの上に置き忘れたペンケースをつかみ取り

ちょろちょろ動いて途中止まったりしながら

ハケていきました。

 

ペンケースにピンクの豚さんがプラプラしていまして

今回もご一緒でしたか、と。

 

第2部

 

上下黒のスーツに白シャツ。

(アドベンチャー野木の時と同じかな?

 むしろ逗子も同じだった的な?わかりません!!!)

(てかあのぉ~…逗子って…禰豆子に見(黙れ)(すげー言いたかったこれ)

スピードスケートスタイルで登場。

 

風圧で落ちかけた譜面の紙を

ふわりとナイスキャッチ。

 

8、物語がやってきた

あぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

うそぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

2年前にZ友さんからお借りした成城ホールDVDを見た時に

この曲を聴いた瞬間ジャンジャカ心を振り乱されまして

その時からの待望の物語がやってきた

というか初めての物語がやってきた、でした。

(いや、お待ちなすって。

読本のセトリ集を遡ってみると…

2013年8月3日東京・第一生命ホール -ピアノ使いの夏の東と北の陣-

以来なのでは!!!

しかし便利ー『H ZETT M ピアノ独演会読本』って便利ー)

(これが確かならば7年ぶりのそれに立ち会えて光栄です)

 

シンプルかつ二次元な音からやさしく和音が広がっていき

サビ前のボールが弾むように軽やかで

音源2:20んとこのダダダダは生で聴くとまぁ~力強くて

ゼトさんのお尻が突き上げられるようにピョン弾んで

音に乗っかってるみたいでした、ゼトさん自身が。

音源3:32~は個人的にツボど真ん中なので

ここをご本人の演奏で直接鼓膜を揺らせたという事実だけで

おおたかの森ホールの地面の中まで頭を突っ込んで

ひれ伏したくらいの喜びでもうありがとうございますしかない。

ここは音源よりも大人っぽいアレンジになってました。

 

9、ワルツ~黄昏ウィークエンド

横に大きく揺れながらゼトさん左側に設置してある

手元カメラに顔を近づけて遊ぶゼトさんw

リズムのアクセントのところで動いてみたりしながらも

さらさらーっと楽しいお喋りをしてるように

サビはお洒落に崩しながら歌うように

もーなんというかーもー総合演出力ー。

 

頭ブンブンしたと思ったら

おもちゃみたいな動きになって

フィンガースナップをし始めたゼトさん。

険しい顔でカメラ目線も頂きましたw

フィンガースナップしてるように見せかけてしてなかったり

カメラ隠してみたり

色んな方向にフィンガースナップしてみたり

パンチ風フィンガースナップしてみたり…

というわけで、黄昏ウィークエンドへ。

 

ドジャズ!!!とんでもなくドジャズ!!!

この曲をすんごい煮詰めて焦げる寸前までトッロトロにしたら

こうなるんだろうなっていう仕上がり。

(カラメル作ってる時を想像しながら書いてます。)

なんでだろうピアノだけなのにめちゃくちゃ濃い。なんでー!

 

2周目は最初のところで変な動きwww

サビに入る前のアドリブは非常にオラついてました。

その後、立ち上がると左手で弾きながら

右手は同じ動きをエアーで。

途中でフィンガースナップを挟みつつ。

 

禰豆…あ、えー…逗子のおどるポンポコリンに続いて

オーディエンス参加型嬉しい。

 

10、ネクタイしめて

男っぽさ爆発してました。

元々そうですけど、もっと!!というか。

2回目のサビの前あたりに繰り返したフレーズで

産毛が逆立ちまして、その勢いで踊り狂いそうになりました。

最後右手だけで弾いてたの好きーーーーーーーーー。

 

11、新しいチカラ

立ってビヨビヨしてから…

「今時の話をしますと、走って弾く人がいますけど…」

と語り出すと、バタバタ躓きながらわちゃわちゃ鍵盤を触って

再びマイクを持つと

「転びそうになりながら弾く人」

…え???何、え???笑

 

立ったまま新しいチカラ演奏開始。

いやいやいやいや、ちょっと処理して、今のやつ爆

 

レドレミレドレミを弾きながらピアノの側面に書いてある

STEINWAY & SUNS』のロゴを触ると、マイクを持ち

STEINWAYを愛でながら弾く人」

 

……はい。えーと、はいwww

 

" 分からない”を”分からない”で重ねた時の狂気性たるやwww

 

色んな人を経てレドレミレドレミにやっと帰ってきました。

サビのあとのくだりがなんか怖いアレンジになって

音源1:08あたり(だったかな)で足でダンダンして

横に揺れて

高音を細かく弾きながらその弾いてる手に顔をくっつけて

手元カメラのチラ見を何度もして

からの、怒涛のラスト。

 

やりたい事全部ぶち込みました

みたいな新しいチカラw

 

演奏終わって、起立→礼。

 

MC。

えむおじいさん降臨。

「昔、魔法使いの杖というアルバムを出しまして

その中からミ〇▲◇☆※◎¶§Θという曲をやりたいと思います」

 

最初の文字「ミ」だった気がするけど違うかもしれない

てか杖じゃない笑

 

12、ファンタジーは廻る

魔法使いで「ミ」が付く曲だとミラクルは雨粒のようにかな…

とか考えてたら全っ然違ったw

そもそも「ファンタジー」すら言ってなかったのではないか説。

そして、私はファンタジー初めましてで心で小踊り。

 

光る生き物みたいなのがホール中を駆け巡ってるような

他の曲とは種類の違う疾走感がありますね。

音源3:21~の巧みな崩しからの

ラストにかけてのまさしくタイトル通りファンタジーの世界。

やっぱり「魔法使いの杖」っていうアルバムだったのかな?←

 

後ろ歩きをしながら、豆子…おっと逗子に続いて今回も

右手を前に出して「お控えなすって」でハケ

扉横の壁に一度ぶつかったりもしてましたw

 

 

アンコール。

赤の独演会Tシャツに着替えて登場。

ピアノに近づこうとするも、なかなか前に進めず

手を伸ばしたり押し戻されたりして

やっと椅子に触るもまた押し戻される

…というコント(笑)

 

「ありがとうございます。ようこそいらっしゃいました。

非常にウッディなホールで…」と、会場を見渡すと

「あそこで懸垂できたりして」と上手側の壁を見ながら。

(その懸垂できそうなのがこれです↓)

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(どうゆう発想w)

 

「ここで演奏出来て良かったです。」

とういうのを猪木さんボイスで。(何故)

 

「O₂をちょっと」と言いながら水を飲むと

「CO₂を出したので、ちょっとO₂を…」的なことを言ってましたが

ちょっと何言ってるかよく(爆)

 

今後のLive告知をいつ言おうか迷いつつ

直近のソクドLiveのお知らせ。

(パシフィコは普通に言ってましたw)

 

「さっき、2日前に練習した時なんでもない曲をやろうと思って

ピッと書いてやったんだけど硬かったので、今度は軽めな曲を」

 「メモ2と書いてます」と楽譜の紙を見せてくれて

顔面にぴったりくっつけてそのメモを見るゼトさん。

(見てない)

 

13、(新曲2)

ちょっと陽気な感じなんだけど大人っぽさもありジャジーな始まり。

サビはキャッチーで、繰り返すとこがあるんですけど

そこがすごく印象的でした。

(なんかあれっぽい!って現場で思ったんですけど

あれが何だったのかもう思い出せません)

あと、途中Beautiful Flightの最初のリフっぽさを感じる

ところがありまして

「軽め」と言ってましたが一筋縄ではいかない感じ。

 

 

 

「ありがとうございます。

ありがとうの気持ちを込めて、『ARIGATO』という曲を

やりたいと思います。

今日は本当にありがとうございました。」

 

14、ARIGATO

一音一音があまりに真っ直ぐで

体を通り抜けていくようなこの感覚。

このストレートさが直前にゼトさんが言っていた

気持ち…と勝手に捉えさせていただきましたが果たしてw

終わりのほんのりあたたかくって

触ったらこわれてしまいそうなくらい繊細な音。

紀尾井ホールや大和で聴いたのとは

一味も二味も違うARIGATOでした。

 


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まだ数える程しか独演会は行ったことがありませんが

思い返してみると

上は辛い、下はマイルド、右はこってり、左はあっさり

みたいにタイプ分けする十字の表みたいなのあるじゃないですか

マトリックスグラフって言うらしいです)

あれで分けたらどの独演会も同じタイプにはまってなくて

戦慄が走っています、今。

進化みたいなゆるやかな違いじゃなくて

姿かたち全部違うくらい変態を遂げてる。

というか変態そのもの。

 

あ、ひとつだけ一貫してることを忘れてました。

『MC何言ってるか分からない』←

 

今回も色んな遊びが散りばめられてましたが

奥底に漂うお洒落さと変幻自在っぷりを

なんだかすごく感じたりして。

あと、独演会に行くたびに音楽で季節を感じられるのって

とんでもなく粋だな、と思いました。

しかしユニークでデジタルな秋だったなぁ、今年は。

 

そして、メモ書きの個性豊かな新曲達の行く末も

気になるところ。

来年が楽しみ過ぎて早くも悶えています。

 

(それにしても、ゼトさんのビジュアルのデザイン性の高さ…

肌の真っ白さといい…鋭い目といい…

鬼にしか見えなくなってしまいましてですね。

(鼓を叩く鬼がいるんだからピアノだって…ねぇ←

大正が時代設定のようなのでその時代には既に日本に

ピアノが来てたからちょうど良いし(何が)

ゲゲゲの鬼太郎で動き激しくなった時とか特にそう見えた(見えない)

ゼトさんがピアノで攻撃してきたら絶対強いじゃーん。うふふふふー。

無双状態で戦ってるとこ見たーいめちゃくちゃ見たーい!)

 

 

ってことで、独演会の前に

大ヒット話題作の映画を見るとこうなる

っていうお話でした。