いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

ピアノ独演会2021SP 冬 ~八ヶ岳の陣~第二章

2021年2月13日

長野・八ヶ岳高原音楽堂

 

 

【!注意!】

感想です

思い付きです

いろいろ書いてます

 

 

 

ここ数年、ヒイズミマサユ機さんの誕生日前後に

必ずトリオさんLIVEや独演会が開催されていて

みんなでお祝いしてるような空気が

ほんのり漂っていて幸せのお裾分けを頂いているような気分になります。

こんばんは。

(まぁそのー別のあのー方ですけどもーまぁそのー)

 

さて、独演会やイベントの開催地になるのは3回目の八ヶ岳

最初は仕事だと思って諦めたのに直前で休みになり手遅れ

次は仕事だと思って諦めたら本当に仕事でなるほどね

そして、今回。

宣言発令でまたもや行く手を阻まれるのか?そうなのか?おぉ?

 

 

 

キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!

 


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ついに降り立ちました、この地に。

直前までの寒さやら雪やらの不安が一気に吹っ飛びました。

ようやくここの空気を吸えた。スーハースーハー。

 


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このエントランスをトリオさんが通ったのか

ここで楽しい宴や幸せ土曜日の夜の会が繰り広げられたのか

すげー!!!

よみがえるあの日の光り輝くTwitterのタイムライン。

3年遅れだけど来れて嬉しい。

 

外は雪景色真っ盛り。


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寒いので早く次へ参りましょう。

(とはいえ、前週のハピサタで想像の5倍くらい寒いと聞いて

ビビり倒してた割りには全然暖かくてよかった)

 

ホテルから送迎バスで10分程で会場の八ヶ岳高原音楽堂に到着。

ふぁー!!!!!

独演会やイベントに加えてソクドの撮影も行われてるし

もうここは聖地以外の何ものでもないでしょう。

 

席の抽選をして中へ。


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ウッディな作りが標高1500mの自然と調和していて

いるだけで心が穏やかになってしまいそうなほど。

250人という小さな音楽堂なのでこれまでの独演会とは

違う雰囲気で開演前からリラックス。

 

で、その抽選の方ですが

選んだ紙を開くと座席表の席に色が塗られていた。

え!結構前じゃ………あ

上下逆。

 

うーけーるーステージの位置勘違いしたとかウーケールー。

 

(どうゆう偶然なのか先日の豊田の陣と同じ列の下手寄り

っていうあまり変わらない景色で表情と手元はバッチリ。

終始、ゼトさんが移動するたびに右やら左やら縦やら

わたしの上半身はせわしなく動いてましたけども

フラットな座席の作りだったので)

 

安定のくじ運を発揮したところで、開演。

 

 

第1部

 

衣装は上下水色(いやサックスとか付く系のあれですか?)の

ゆったりめのカジュアルな感じのそれ。フードがかわいい。

前回に続きこの系統の衣装好きー。

ハットはつばが広い方でした。

 

片手でチロチロと弾きながら諸々の準備。

えーと…これはここに…そんでPCを…みたいな独り言を

言ってるかのように手が声の代わりに動いて見えたりして。

 

1、タッチ

ソクドでも演奏されていたなぁ…と今つべを確認してみたら

撮影場所が八ヶ岳でそうゆうことか!と今更気付く。

(そういえば、1回目の八ヶ岳の陣で演奏されたGet Wild

ここでの撮影でしたしね。

浮足立ってて現場でお!なんて気付く余裕は皆無)

見上げながらタンゴ風味のアレンジ(あ、これもソクドver.かもと今更)

多分最初の「束ねたブーケ」あたりまで弾いたところで…

 

「雪やこんこ 霰やこんこ」のフレーズに変わる。

やだーもうそうゆうことしちゃいますか。

雪景色見ながらゼトさんが弾く"ゆき”を生演奏で聴く。

"ゆき”を聴く上でこれ以上のことがありますか!!おぉ!!

しかも全然寒くないあったかいとこで!!(ここが凄く重要)

(そしてなんとなく歌詞を検索したら犬が庭駆け回るのが

2番だったことに驚いている)

その2番からは優雅でダイヤモンドダストのような輝きが

音からも見えてきて贅沢でヒーヒーしてたら

静かになって一定のリズムのシンプルなギターっぽい打ち込みと

中国語っぽい(いや違うかも何語だか分かんない語)女性の声

に合わせてピアノを音数少なくポンポンポンみたいな。(なんだみたいなって)

段々音が低くなっていって、今度は男性の声が流れたら更に展開。

 

きらきら星!!!

ひぃぃぃーーーーーーーーー!!!

八ヶ岳は星が綺麗だからとかそうゆうことですか(違うか!)

(帰りに星空を見ようと思ったら1ミリも忘れて東京へ舞い戻る)

きらきらひかる」のフレーズをポロポロしっとりと繰り返し

小鳥の鳴き声のような音とデジタルな音が混ざった打ち込みが重なる。

そこから「きらきらひかる」のフレーズがザワザワーッとした

不穏な雰囲気に変わりだんだん低音になっていき

カオスな令和のきらきら星にみるみる変わっていく。

きゃぁーロマンチックーうっとりー!なんてさせないところwww

びかびかひかりながら不規則に動き回って

こっちに迫ってくるお空の星よー♪とでも歌いたくなりました。

 

2、宙に消えた

音源を頻繁に聴いているせいかスッと耳に入ってきたのですが

遡ると個人的には2017年共鳴の陣以来だったようで驚く。

(完全につべで見た独演会の宙に消えたをどこかの現場で聴いたかのように

記憶がすり替わっててもう無理ー恥ずいー)

 

風の音が通り過ぎるとブンブンしたベースの打ち込み。

音源0:23~あたり(だったかな)から

打ち込みのフレーズをピアノで繰り返すのやっぱ好きー。

中盤からアレンジが変わって、打ち込みが

ビリビリしたノイズみたいなのとか堅い音とかが入ってきて

音源2:24からのベースラインが五臓六腑に響く響く。

冒頭のフレーズに戻って、ボカロ(ラピスちゃん…でしょうか?)の

声が重なりはじめる。

キターーーー!!!

つべで19年の八ヶ岳の陣の動画見て素敵祭りー!!!って

思ってたやつー!!!

耳の神経全集中させたけど全然聴き取れなかったです、はい。

宙に消ーえーたーって言ってました???

(というか、その19年八ヶ岳と同じフレーズだったような気もしてきた)

からのエレキギターっぽいロックな打ち込みが

段々スローになっていって

テテーッテテーテーみたいなリズムで

ゼトさんが合わせてウンウンしたりしてましたw

 

3、森のくまさん~ネクタイしめて~森のくまさん

(静寂……)

ある日………………………………………

 

森の中………………………………………

 

くまさんに………………………………………

 

出会った………………………………………

 

花咲く………………………………………

 

森………………………………………

 

の………………………………………

 

み………………………………………

 

ちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ちーーーーーーヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイ~(エフェクトかけてびよんびよんさせてる的な感じ)

 

くまさ………………………………………

 

ん………………………………………

 

に………………………………………

 

で………………………………………

 

あ………………………………………

 

あった~。

 

ゼトさんが弾くメロディと同時に打ち込みも流れたり止まったり。

これはあのピアノコンテストの時の!!!

ズンドンズンドンとドラムの打ち込みに変わって

物語を読み上げる声が聞こえてくる。

「あるところにおじいさんとおばあさんがいました

おじいさんは芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に行きました…」

あれ?桃太郎…あれ?

「大きなくまが森からやってきたようです

おばあさんはくまを持ち帰りました

その途中で落とし物をしました

お嬢さんお待ちください…」(※そんな雰囲気の内容)

あれなんか…おかしいwwwwww

この語りの間はずっと森のくまさんをゼトさんは弾いてます。

ズンズンズンと低いミドルテンポのリズムになって

ジャジーなアレンジになったと思ったらネクタイしめてへ。

途中から左手でMIDIキーボードで指ドラムしながら

右手でピアノのトリッキーな展開になり

下手へ移動するとゼトさんが低い姿勢になり

私の視界からは一切見えなくなる←

ピュンピュンした音色の音だけは聴こえましたw

(Z友さんに聞いたとろ、MIDIキーボードを膝に乗せて

キーター(置いたまま?)同時に弾いてた的な感じだったとかなんとか。

めちゃくちゃ見たかったー!)

(てか前回あんなに赤だの青だの騒いでたのに

今回キーターが置いてあったことすら気付いてなかったとかなんとか)

視界から現れたと思ったらゼトおじいさんになって

ピアノに戻っていきました。

 

「ある日」のフレーズから森のくまさんに戻る。

再びのジャジーなくまさんに体が動かずにはいられない。

ベースラインのザザザザーみたいなのが面白かった(なんその説明)

「くまさんに出会った」のメロディを繰り返しながら

最後に曲のタイトルコール的な感じで自動音声が言ってたけど

"森のくまさん”とは言ってなかったですけど全然分かんない。

(オチのくまさんとしか聞こえなかったけどオチって何よw)

 

どうゆう発想(笑)

物語読み上げる系の久々で楽しかったです

っていうか、やっぱどうゆう発想(笑)

 

4、Silent Snow

ほほぉー!!!

先程の"ゆき”でこんなぴったりのシチュエーションある!?と

ひれ伏してましたが、この曲をすっかり忘れてしました。

これは音と場所の歯車ガッシャンコです。

イントロで別世界に引き込まれました。

雪降ってなくって良かったーと思っていたけど

私の中に潜むギリシャ神話に出てくるであろう空の神的なその方が

雪よ、今だけは深々と降るがよい!と

大きな窓から見える空に向かって言っていた。

言うだけ言っていた。(名は知らぬ。そもそもいるのか説)

バラードな流れに入っていくのかと思いきや

Aメロからグルーヴィーで音源の滑らかさとは反対の

音を短く切っていくような弾き方が印象的。

音源のベースソロのくだりでは右手だけやたら上げて弾いてましたw

サビが終わって、(音源だとゼトさんのソロですね)

ロディアスかつ渋さも混ざったアドリブに心が躍る。

そこから本当に雪が降ってきそうなしっとりとした雰囲気に変わってくると

MIDIキーボードを膝にのせ、手を上げ下げしながら

右手はピアノ、左手はキーボード

こんどは右手はキーボード、左手はピアノ

交互にかわるがわる動く手。

その後、MIDIキーボードを高く掲げたりも。

(ありがとうございます、よーく見えました)

サビのフレーズに戻って、透き通るような音が

耳の中を右から左へ流れて行って一緒に体の中の薄汚いよごれも

吸い取っていってくれそうな旋律に聴き入る。

(そう簡単には取れなかった)

 

5、大西洋レストラン

今、思い出しても涙が出てしまう級の大西洋レストランが

出会ってしまいました。

独演会だとメドレーの中の一曲というのが多い印象ですが

フルで聴くと物凄いエネルギーと存在感だということを

すっかり忘れていました。

 

途中から始まったような気がしたんですけど違うかな。

ギュッと濃縮したようなドジャズアレンジに

聴き馴染みのあるフレーズが見え隠れして

あれ?これ大西洋レストランだよね?と気付くのに時間が

かかるくらいだったんですが

中盤からの猛烈なアドリブが襲い掛かってきて

心も脳も背骨も神経も筋肉も何もかも全部引っ掴んで盗まれる。

とにかく遊びの緩急がとんでもない。

やっと戻ってきたら、サビの至る所にも散りばめられた

お洒落な飾りがあまりに素敵で涙が止まんねーの、ははは!

しかもなんだか頭がポーっとして酔っぱらってきたような…

お洒落の「酒」はそうゆうことか(違う)

 

MC。

「ありがとうございます。ようこそいらっしゃいました。

今年2回目の独演会です。

小さい虫がいっぱいいましたね。」

例のカメムシを思い出すw

 

衣装について「囚人ではございませんけど」とぼそりw

 

「次が一部最後の曲です。

この曲が終わると20分間の休憩になります。

休憩をして下さい。」

入念に休憩を支持www

 

6、その瞬間~すりぬける~Happy Saturday Night

 ~すりぬける~その瞬間~Happy Saturday Night~その瞬間

冒頭のフレーズをループマシンでループさせると

MIDIキーボードで遊びつつ(スペイシーな音色)

サンプラーでノイズをザーザーさせたり。

ノイズが止まると、スピード感満載のすりぬけるが走り去っていき

サンプラーで「すりぬける」って声も流してたりしてたら

チャララ ラッタッターラ ターラ…えっHappy Saturday Night!?

なんか分かんないけど低音ボイスの男の人が猛ダッシュしてる感。

そしたら、陽気にテッテレテッテテーとすりぬけて行き

その瞬間の顔が壁からチラッと見えたら

Happy Saturday Night氏が脚を360度ぶん回しながらまたマッハで通過し

帰ってきたその瞬間。

 

なんというかトムとジェリーのような。

動き回るゼトさんを

翻弄されながら必死に追いかけるオーディエンス、みたいな画を想像w

一瞬も落ち着く暇がなく感覚的にはワンフレーズくらいで

コロコロ曲が変わっていって、笑うしかなかったw

 

 

ピアノだけのステージになり

第2部

 

前回と同じくの黒いダブルのジャケットにシルクハット。

マスク、そして付け髭。

出たーwwwww

 

おもちゃみたいに歩きながら上手方向を覗き

ピアノを確認。準備OK。

タオルを客席に見せると、うんうんと頷くゼトさん。

(前回から引き続きの謎のタオル報告w)

 

7、いらっしゃいませ

初めて独演会で聴いた!!!

コミカルなはじまりですぐに息をのむ。

ずっと上を見ながらしばらく弾いていると

ガラス張りの天窓(っていうんですかね?)を指さす。

そしてゼトさんの左側の窓の外も眺めるゼトさん。

(無邪気な少年かw)

途中から癖強めのアレンジになって

音源1:50~ジャジーな展開に。

音源もここは毛色が違う感じがしますけど

さらに色入れてパーマかけたくらいの印象が違った。

冒頭のフレーズに戻って、細かい崩しにポンポン弾む右手。

そしてやっぱりカワイイこの曲の終わり。

 

八ヶ岳で聴けるとは。

独演会って予想がつきませんね。あはは。

 

付けていた髭が耳からデローンと垂れさがってしまい

ゼトさんも「アハアハアハアハ」と笑う。

「これ、10年物ぐらいで(ゴムが)伸びました」

私物???

くぅーーー!これを持っていこうと準備するゼトさんを

想像したらかわい過ぎる、くぅぅぅーーーーー!!!

 

外を見ながら「なんか午前より雪が少なくなった気がする

…そんなことない!」

セルフツッコミwww

 

「では、メモ4という『冬がはじまるよ』という曲です。どうぞ」

を背中をこちらに向けながら言うという珍しい曲紹介で次へ。

 

8、(メモ4 -冬がはじまるよ-)

日本の昔話の導入みたいなはじまりで

全くイメージが違っていて驚く。

キラキラした雰囲気になり不思議な世界に入り込んで

タッタラッタ タッタタラタ

テレテレテッテ テッテテテ

みたいなキャッチーなフレーズが。

 

結構短めの曲でした。

体感的に冬感は無しw

不思議な日本風味で三味線とか箏の音とか合うかもと思った。

あ、山にも合うかも(なにそのざっくりの)

 

9、踏み出すニュー~極秘現代

演奏前に入念に袖をまくる。

イントロでやはり上見がちなゼトさんwww

この曲ってこんなミステリアス風味持ち合わせてましたっけ。

音源に近いと風味も濃く感じますね。

そして極秘現代へ。

音源0:28~のフレーズ繰り返すところあたりから

始まったような(そうでないような)

揺らぐ波のような音を紡ぎ出すゼトさんの手の動きが

嘘みたいに弾んでいてこの相反するギャップに

そうそうこうゆうの最高好き最高ってほくそ笑んでました。

最後は優雅な音がホールに響いてました。

 

全然違う極秘現代だったかも。

 

10、ALL FOR ONE

TK氏っぽさが香るなぁとこの頓珍漢な鼻が嗅ぎ付けてしまい

最初はゲットワイルドじゃない?ほらソクドもここでやったし!

とまで妄想してたら、お茶だったー!!!!!!

初めての生演奏が独演会なんて珍しいパターンなのでは。

ピアノオンリーだとやわらかい印象になるのかと思ったけど

めちゃくちゃ鋭かった。

ゼトさんのソロからのサビのくだりとか特に。

なんですかねこの金属感。

右手もグングンってやってたりアグレッシブに暴れてました。

ドラムソロのくだりは、一転して京友禅の着物のような

繊細で鮮やかな音。

伸びやかに舞ってるような最後が美しかったです。

 

MC。

「ありがとうございます。

 先程はメモ4をやったので今度はメモ8をやります。」

 

椅子をズリズリして高さをあれしたりしてから

ピアノの中を覗き込むゼトさん。

そして覗く……めちゃくちゃ覗く。

また椅子をズリズリ。

そして覗く。

頭半分突っ込むくらいの感じで覗く。

凄く覗く。

(今、「覗」でゲシュタルト崩壊してます)

 

11、(メモ8)

しっとりしててスイートで

あと、そこはかとなくエーデルワイスっぽいノスタルジックな

スパイスもあったりして。そんな感じのメロディ。

その後にタラタラタタンみたいなリズムが

凄く響いてたのをよく覚えています(タラタラて)

そこからクジラが泳ぐ的な表情も見え隠れしてきて

ゆっくりとした流れになり

さっきのしっとりスイートノスタルジックなサビに。

 

大型新人現れましたねーへへへへへ。

これはまた違った顔の。

 

MC。

「練習してたら出来ちゃった曲です。」

簡単に言ってますけど、なんちゅーことしてんのと毎度思いますw

 

「早いものですね…

(ふと見上げて)天井が高い。リハーサルと違いますね。

人が入ると音の響きが違います。

(太陽の)光が入るのはホールでは珍しいですね。」

確かにこんな明るい状態で独演会を見るの初めて。

貴重な経験だったんだと、ここで気付く。

 

12、新しいチカラ

怒涛のアドリブから来た来た独演会のボスキャラ登場!!!

低音になったとこからの例のレドレミがミックスされてきて

陰じゃなくて"陽”の響きそしてジャジー

違うぞ、これは違う展開!!!

サビの後あたりから立ち上がると、ピアノから離れて

左手だけで弾きながらノリノリ。

ハットがめちゃくちゃ前にズレてましたがずっとそのままw

スピードアップしてからレドレミのリフがここにもミックス。

コミカルな展開に変わったと思ったらめちゃくちゃ速くなってきて

あれ!?なんか違う全然違う!なんだ、凄いなんだ!!!

R&B…いやポップ…いやソウル…もう分かんないですけど

別人みたいなアレンジ。

グリッサンド渾身の4連発が放たれると変な手の動きで踊り出すw

戻ってラストまでのホールまでも揺さぶってくる演奏に

完全に意識が雪山の向こうに飛んでいきました。

最後もめちゃくちゃグルービーで速かった。

 

 

赤い幕の後ろに立ってみたり

下手の扉周りをうろうろしてみたりしながらハケていくゼトさん。

 

 

アンコール。

 

赤の独演会Tシャツに着替えて、「ちょっと前すいません」

の動きをしながらピアノへ移動。

 

(幻のアンコール、冬がはじまるよ/槇原敬之

低い体勢から横にゆらゆらしながら何やら聴いたことあるメロディ。

"8月の君の誕生日………冬がはじまるよ ホラ また 僕のそばで”

あぁぁぁぁー!!!(サビでやっと分かった←)

あまりに軽くサラッと弾き始めたから

サプライズ的ななにかなのかと思ったけど結構長め。

これは本格的に1曲と思ったら最初のサビが終わったくらいで

マイクを取りMCへ。

 

MC。

「アンコールありがとうございます。

冬がはじまってるよって曲です。

多分、今のカットなので…」と

下手から歩いてくるところからやり直しwww

編集点作ってくれてる(笑)

もし映像化されてオーディエンスから謎の笑いが入っていたら

気にしないでおきましょう←

しかし、元祖の方の冬がはじまるよが聴けるなんてw

 

再び、外の景色を見ながら語り部と化すゼトさん。

「綺麗やね。

夜になったら暗くなるんですよ。

電球ひとつ。

 

山が見えますね。

何山だろう?

 

(雪を見て)こんなとけないもんなんですね!
…ね!!!」

ずーっと背中を向けて外を見て語っていたところから

「ね!!!」で突如振り向く。

なんかいきなり同意を求めてきたwwwwww

 

かなりゆったりとした時の流れを感じたMCタイムでした。

 

13、確かな日々

独演会のアンコールに入ると、あの曲が来るかもしれない…

その時に備えてと顔面往復ビンタして

体中バチバチ叩いて全身に気合入れて覚悟して挑むんですが(頭ん中で)

ここんとこ登場されないのでビビりながらも今回も違うかな

と思っていたら、ひやぁぁぁぁぁあぁぁあぁー!!!!!

気合い注入も空しく、イントロからダメー( ノД`)…もうダメー!

小さい蝶がヒラヒラ舞ってるような素敵なイントロなんなんすかー!!!

曲が良過ぎる、やめてー!!!(好き過ぎて嫌い!的な)

途中右手を五木ひろし氏的な動きさせてたりしてましたけど

全然泣いちゃう関係ない!

そんで、おばあちゃんと聴いたことなんて一度も無いのに

おばあちゃぁぁぁー!!ってなっちゃう優しみの塊のサビィィィィー!!!

2回目のサビの後のアレンジはなんだもうこれはコタツか!

このあったかさはコタツか!心の底からほっとしちゃうやつか!

最後のサビの崩しなんてコタツで最高級の玉露頂いて

あまりの深い味わいに溜息ついた時のあれか!!

…でした。

(こうゆうのやめようと思ってたのにな←)

 

下手にさがる幕をひょいとくぐり

窓際に向かうと、窓に向かって手を振るw

終始、大自然に魅了されていたゼトさんでした。

(その後、しっかり客席にも手振ってくれてましたw)

 


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初めての八ヶ岳高原音楽堂。

標高1500mの自然の中にあるホールというのもさることながら

この場所らしいセットリストにタイトル通りスペシャルを感じる。

ゆき、Silent Snowにダブル冬がはじまるよ。

冬にも色んな表情があるんですねw

私にとっちゃ寒くて辛いだけの大嫌いな冬ですが

ちょっぴり好きになってしまったりして、あはあはあは。

偉大なる推しのチカラ。

 

ゼトさんも通常の独演会にはない語り口になっていたりと

こちらについても特別バージョン(な、気がした)

これは第2章が開催されたのも納得である。

 

しかし、第1部は特に強烈でした。

振り返ってみると、この曲はああだったし

あの曲はあそこが面白かったし

って光景が浮かんできます。

高速切り替えメドレーなんて思い出しても笑ってしまう。

人を惹きつけることにおいて、『笑い』って

めちゃくちゃ重要なんだな、と再確認。

 

そして大西洋レストランと新しいチカラの2トップ強し!!

また聴きたいあの演奏。

いつか聴けるかな。

 

 

凍てつくこの地に自ら行こうという気持ちにさせたり

冬を少し好きにさせてくれたり

はじめましてなのに何時間もおしゃべりできたり

 

偉大なる推しのチカラよ(2回目)

ありがとう。