いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

「響」×「娯」~森に祈る世界遺産奉納コンサート~

2019年7月28日

奈良・金峯山寺蔵王堂本殿前

 

 

このコンサートが発表されたのは

5月のビルボードの日だったでしょうか。

 

福岡と奈良…

 

いつもなら、九州に関西??いや、無理無理遠いし

と端っから諦めるところを

何故だか今回は妙に惹きつけられる。

なぜだ…不思議だ。

 

 

そして、大して行き方も帰り方も調べずにチケットを購入。

(意外と日帰りできるんじゃないかと思って後から調べたら

普通に帰れないし、帰りのロープウェーも通常運行だと

終演後には動いてないし(※後に延長運行が決定しますが)で

自分の脳天気っぷりに自分で引く)

 

 

チケットが当選した日から

会社では7月28日は休みます(=仕事入れるなよ)アピールを盛大にして

更には次の日にちゃっかり夏休みも1日取り

 

いざ、奈良へ!!!

 

京都でZ友さんと合流し、近鉄に乗り換え

ゆられること2時間12分…

ロープウェーのある吉野駅に到着。


f:id:tasha2nd:20190805092050j:image

 

自宅からドアトゥドアで6時間。

ちょ…遠っ…

笑っちゃうくらい遠…

 

東京ー那覇往復出来ますけども。

冒険心は微塵も持ち合わせていない私には

異常事態である。

 

ロープウェーに乗り5分。

金峯山寺のある吉野山に到着。

 
f:id:tasha2nd:20190805092120j:image

 

そして、諸々あって開演1時間半前。

突然の雷雨。

 

開演までまだ時間もあるし、きっと通り雨でしょう、すぐ止むさ!

と自分を落ち着かせるものの

先日の宮崎FREEDOMの中止が頭をよぎる。

 

結果、開場時間には止んで一安心。

(でも、あの一瞬の雨でも不安と絶望感でいっぱいだったのに

FREEDOMの現場にいた方は本当に辛かっただろうな…)

 

既に出来ていた開場待ちの列に加わると

Z友さん達も続々と集合。

私の顔を見るなり「えー!(なんでいるの!?)」と

結構な人数に驚かれる。

(今までトリオ遠征で名古屋から西を避けていた事の影響が

如実に表れた瞬間であった)

 

並んでいると、山の上ということもあり

雨上がりの山並みの景色が水墨画のよう。


f:id:tasha2nd:20190805092149j:image

 

ステージ周りには、宗像大社の時に

Twitterで見た出演者のサインボードが。
f:id:tasha2nd:20190805092258j:image
f:id:tasha2nd:20190805092331j:image

(もう1枚は忘れました)

 


f:id:tasha2nd:20190805092931j:image

ステージの上には、宗像大社の時に配信で見た楽器達がずらり。

噂に聞いていたピアノが想像以上にコンパクトで驚きでした。

配信で見た時はなんとも思わなかったのに

生で見ると短さに違和感しかないw

 

今回の席は、下手側のずーっっっっと端。

ステージからはだいぶはみ出た場所

ゼトさんは背中のみで、コウさんは上半身のみ。

ニレさんはこちら向きなのでよく見えました。

 

そしてなによりも、先ほどの雷雨の影響による湿度急上昇で

軽い蒸し料理ができるではないかと思う程。

打ち水効果でひんやり…なんてことは皆無。

ずっと動き続けていた出演者やスタッフの皆さんは

もっとしんどかっただろう。

 

 

 

ここからは、Live映像のアーカイブ配信を見ながらの

備忘録的メモと感想になります。

なんせ、配信の方が完全によく見えていて

私がいた位置からお伝えできる情報がほぼ無いという状態でして…

でも、アーカイブは24時間で消えてしまいまうので

忘れないようにという意味でこちらに。

 

 

オープニングアクトのSAKURA  SOUNDSの演奏が終わり

開演時間ぴったりにスタート。

宗像大社と違って公平さんの前説は無いんですね。

 

本殿の中から上手側の階段を下りてAUNJさんとゼトリオが登場。

(あー上手側だったかーなんてことは言わないよ絶対)

そして全員で本殿に向かって一礼。

 

すぐに1曲目へ。

1、From the Far East

箏の静かなイントロから全員の楽器の音が一斉に鳴り響いた時の

重厚感と爆発力…圧巻の言葉に尽きますね。

生聴くと身体の奥の方にズシズシ響いてくる。

 

この一斉に全員が入る時のニレさんがなんか面白くてですね。

コウさんは尺八の石垣さんの肩の動きとかをずっと見てたんですけど

ニレさんは違う方向見てて周りの音に咄嗟に合わせた感w

でもタイミングはバッチリというギャップ。

 

曲中に石垣さんがメンバー紹介。

(ほほう、こうゆうパターンもあるんですね!)

それぞれの楽器紹介的ソロが聴いていて楽しい。

非常に個性豊かで、なんだか楽器の音と奏者の雰囲気が似てるような

そんな気もしてきてしまいました(気のせいですね、はい)

 

2、勝祭

一緒に「ハッ!」って出来てまず感動。

HIDEさんの太くて通る美声も生だと尚良し。

この時に、霧が辺り一帯を包み始めて、自然のスモークに。

遠くを見ると見えていた山も真っ白に雲の中。

山の上の雲の中でLive…凄くないですか…何この状況。

もう一生体験できない自信がある。

 

ゼトさんの流れるようなソロが、箏とか三味線のような

弦楽器っぽい音にも聴こえてきた。

自由自在なピアノという楽器に驚く。

 

MC。

今回は石垣さんが進行を。

石「エイチゼットエムさん。AUNJとのコラボも

  これで2回目となるわけですけれども…」

声を遅らせて「そうですね」とゼトさん。

石「声が遅れて聞こえてきてるような…」

M「声が…遅れて…」

石「おぉ!…上手過ぎて反応が下手くそになってしまった」

 

石「MACHAさんがYou Tubeで生Live配信をしております…」

抹茶を点てるマイムをするゼトさん。

石「その抹茶ではなく」

M(ゴクゴク)

石「美味しいね。美味しくいただきました」

ちゃんと拾ってくれる石垣さんが優しい(笑)

 

手を顔の前でスッとおろしたら真顔になったり

松山千春ばりの横位置でマイクを持ったり…

前回の福岡のよそ行きMCとは打って変わって

フリーダムゼトさんが発揮されているではないかw

 

トリオは一旦ハケ

ほぼ見えなかったんですけど、クスクス笑い声が聞こえたので

ここでゼトさんが階段を登る途中でフリーズしていた模様。

 

3、桜小道

吉野の桜をイメージして作られたこの曲。

柔らかくて可憐で、なんという優しいメロディでしょうか。

筝とシェイカー(みたいな楽器)の音がエキゾチックな風味も

漂わせていて、楽しい気分にもさせられる。

 

4、和火

日本の花火という意味だそうな。

ゆったりとした曲調の中に入る力強い和太鼓の音が

すごく映えていて、まさしく尺玉が緩やかな線を夜空に描いて

打ちあがり大輪の花火を咲かせている映像が目に浮かぶ。

 

5、万殊の灯りに想いを馳せて

曲の前に、HIDEさんの「ヨォー!」に合わせて一本締めを

みんなでしましょう、とのことで話していると…

HIDEさんが「これは関東一本締めで、関西だと『ヨォー、パンッ』

という違いがありますね」

『ヨォー、パンッ』があるのは知ってたけど、関西地方でのこと

だったのは知らなかったです。

 

曲中にこうゆう一緒に参加できるのがあるのって楽しいですね、やっぱり。

と言いながら、聴き入ってしまい慌てて一本締めをすること多々。

全員の音が入り乱れる終盤はまさに祭りでした。

 

 

続いては、トリオ。

階段を降りてAUNJさん達の方を見るとニカーッと笑うゼトさん。

ワンマンではあまり見せない表情ですね、と思ったり

思わなかったり、思ったり。

 

6、Den-en

前回の宗像大社に続き、トリオパートはこの曲。

森の音の中で響く透き通ったイントロのピアノ

聴き心地の良さが尋常ではあるまい。

 

MVだと3:16~の大サビ(って言うんですかね?)から

一挙に涙が込み上げてくる。

Den-en×お寺…すごいです、すごいパワーを感じました。

(野外で聴くの初めてかもしれない)

 

7、NEWS

ベースとドラムからスタート。

テンポが速めで粘っこいベースの音に合わせて

ドラムはシンプルかつ大胆。

徐々にピアノが加わっていき、最初のフレーズへ。

キィタァァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!

溜めて溜めて溜めて、そろそろ来るか?いやまだ来ない!

更に溜めて溜めて…スッ!

この手法好き過ぎて、映像だったら10回くらい繰り返します。

からの、ピアノソロ。

音源通りだったのはド頭だけで数音で、怒涛のアドリブ。

捲し立てるようにドラムもベースもグイグイグイグイ。

ただでさえ猛烈な暑さだったのに、確実に体感50度くらいの

熱を伴った音がバシバシこっちに飛んできた。噴火したマグマみたいに。

(山にいるとそんなことを想像してしまう影響されやすい脳の持ち主)

その後、戻った時の絶妙なゼトさんの崩し具合とか

最後のサビのアレンジとか

出会ってしまいましたね、また凄いNEWSに。

 

しかし、この選曲。

やはり最近NEWSがめきめきと頭角を現している証拠ですわ。

 

8、幻想ノスタルジック

イントロのピアノソロ演奏中に

手をパタパタさせて暑そうなゼトさん。

現場では全く見えませんでしたが、配信映像で見ると汗が凄い。

そんな中、ニレさんとコウさんは水分補給。

コウさんが本殿に向かって(客席に背を向けて)一礼してから

水を飲んでたのには笑ってしまったw

(配信見たらルーズショットだったのでほぼ映ってなかったので

ここが唯一現場からお伝えできる情報でしたw)

あと、コウさんが一番最後にDJ風にシンバル押さえてたのに

配信で気付く。

 

全然あれですけど、ソクドでもたまーにやる

下唇巻き込んでムッってしながら弾くゼトさんが無駄にツボ。

 

と、色々ムフムフした感想を書いてますが現場では

終始目の中も湿気100%でした。

 

ゼトリオパートが終わって、ゼトさんとコウさんが一旦ハケ

その時にゼトさんがニレさんの真ん前で立ち止まって

ニコニコしながらニレさんを見るなんてシーンもw

ニレさんが感情込めてブインブインさせてました。

 

で、階段を登りながら今度はコウさんとゼトさんで一時停止。

(コウさんの足だけ隙間から見えましたw)

 

9、光への扉

オーディエンスからの「ニレさ~ん」の声に

ベースで応えるニレさん、さすがBassman。

 

冒頭の濃厚なベースソロの途中から

箏の市川さんと山野さんが登場。

いよいよ3人のセッションが始まるというところで

ニレさんが2人の方を見るも、おそらくドラムを囲う遮音板で見えにくく

なっていたのか体勢を色々な方向に変えて

アイコンタクトを図ろうとするニレさんw

 

和と洋の弦が融合するとこんなにも優雅な音になるんですね。

それでいて、ベースがいつも以上にセクシーで映えてた。

 

このベースソロから始まるスペシャルバージョン。

宗像大社の時も思いましたが、がっつりニレさんだけの演奏って

ほとんど見たことがなく

(ゼトさんは独演会、コウさんはKOUTAROで拝見済み)

めちゃくちゃ新鮮であり、ニレさんだけの活動も見てみたいという

気持ちがとても強くなったという次第であります。

(というか、純粋にこの3人で別曲のセッションも聴きたい)

 

10、Geometric Life

最初はゼトさんのピアノソロから。

やたら右手をグリングリンしたり

突然聞こえてきたヒグラシの声に合わせたり

良平さんとHIDEさんが登場すると帝国のマーチを弾いたり

(良平さんはダースベイダー風の歩き方をしてたけど

あんなんでしたっけダースベイダーってwww)

しかしこの独演会を彷彿とさせるソロは引き込まれて仕方がない。

辺りが薄暗くなって青く照らされてる蔵王堂を前にして聴く

ゼトさんのピアノはまるで異空間。

 

アイコンタクトからジオメトリックの世界へ。

(アイコンタクトの表情もトリオの時とはちょっと違うのがまた良し)

チャッパを軽快に鳴らしながらどんどんピアノに近づいていくHIDEさん。

その勢いに乗って何度も立ち上がるゼトさん。

 このライブ感というか、これぞ“人と人”で作り上げられてる音楽だなって

思って見てたら泣けてきました。

 

11、(曲名分かりません!)

続いては、良平×公平×KOUスペシャルコラボ。

最初はコウさんのドラムソロ、口SEを添えて。

最後のとぼけた「コンッ」がコウさんらしいw

 

宗像大社Live配信での衝撃再び。

ドラムと和太鼓がミックスされるとこんなにもアフリカンのような

空気が漂うのかと、やはり思った。

そして、ニコニコ楽しそうなAUNの2人を見てると

こちらも楽しくなる。

 

この曲の途中でまさかの雨。

最初はポツポツくらいだったんで、大丈夫かと思ったんですが

普通に降り出してしまい泣く泣くレインコートを装着。

使わずに済むと思ったんだけどなー。

席を離れる人もちらほらいらっしゃいました。

あれかな、賑やかな太鼓の音が雨雲を呼び寄せたのかな。

でも、この灼熱地獄と湿度100%の中でレインコートなんて

5分も着てられなかったですけどね。

 

12、黒田節~ソーラン節

再びAUNJさんとゼトリオが勢揃い。

曲が始まったところで、ステージ下手側に雨避けの幕が張られる。

下手側は濡らすなんて以ての外の箏なので致し方あるまい…。

それと同時に私の位置からゼトさんとコウさんが全く見えなくなったわけですが。

しかし、致し方あるまい。雨だもの。

 

最初は黒田節だったんですね。(石垣さんのTwitterで知る)

尺八と篠笛の厳かな雰囲気に三味線の音色。The和楽器な音。

途中で抜かれた篠笛山田さんとニレさんの2ショットが

非常に美しくてハッとした(←

美の祭典 in 世界遺産

 

そしてゼトさんのピアノをきっかけにソーラン節へ。

ソクドのアレンジだー!!!!!

しかも手返して弾いてたー!配信で知ったー!

 

からのゼトさん→ニレさんのソロ。

ぶっ飛んでましたね、この時の2人。

これでもかっていうくらいの音数。

そろそろ…と思ったら、まだ続く、速い

まだまだ続く、超速い…

まだまだまだ続く、速すぎて鬼…

うぉぉぉぉーもうなんも言えねぇー!!!!!!!!

というソロの数分間でした。

マイベストベースソロかもしれない。

 

13、Neo Japanesque

はい、待ってましたー

2月のグランシップでも宗像大社の配信でも素晴らしくて

また聴けることを心待ちにしてましたー!

 

ニレさんのソロの後に、三味線と篠笛と尺八メインで

お馴染みのあのフレーズを奏でるんですが

曲の雰囲気にぴったりハマっててゾクゾク。

ジャパネスク感。

そして、HIDE×HIDEさん方面をわざわざ振り返って

じっと見るゼトさんw

 

いつもはコウさんだけなのが良平さんも一緒に手を振ってるのを見て

こちらもいつもの2倍チカラを込めて振ってみた。

 

アンコール。

石「あ~楽しかった!いかがでしたかエイチゼットエムさん?」

M「いや~あの~湿気が凄くてですね、あご髭に汗が溜まるっていう」

(猪木氏の声で)

石「濾過されるんじゃないかっていう」

M「サイフォンみたいに」

やはり好きだ、この2人のトーク

 

石「僕らAUNJとエイチゼットリオの2つの共演、一旦これで

  先がまだ無いですけども…皆さんもっと聴きたいですか?」

一同拍手

石「是非どこかでまた出来たらと思います!

  皆さまも声を上げて頂けたら嬉しいなと思います!宜しくお願いします!」

 

石「エイチゼットリオの決まってる公演などは…」

M「はい、えーとですね…」

石「やっぱりしゃくれてる」

M「12月8日ですね~日曜日三重県は川越町あいあいホール、うん、いいね

  そして、12月21日22日、土日ですね~大阪メルパルクホール

と言ったっきり、なんか変な動きをしてわちゃわちゃ。

日にちとホール名言って終わると思わなかった石垣さんは

満足して佇むゼトさんを見て

「…終わったんですね?(笑)」

そして、手元カメラに向かって「見てんのかコノヤロー!」

とりあえずカオス。

 

あと、AUNJさんの告知を聞いての拍手が猛烈にスローな動きで

笑った。あ、ゼトさんです。

 

14、ふるさと

最初はAUNJさんでゆったりと優しいアレンジに。

ゼトさんは感情を込めて指揮をしたり、マイクを持って尺八したり

ピアノの縁とかを手でコンコンしてたり。

前回こんな動いてましたっけ?w

 

からのゼトリオらしさ爆発のアレンジ。

最初のピアノのフレーズとか

ピアノと尺八、篠笛のセッションとか

ベースのどぅ~んどぅ~んとか

2回目戻ったところの「忘れがたき故郷」部分の篠笛のグルーヴ感とか

全部好き、全部泣けた。

 

 

ネオジャパが流れる中

客席側と本殿に一礼。

 

 

森に祈る世界遺産奉納コンサート

閉幕!!!


f:id:tasha2nd:20190820184645j:image


f:id:tasha2nd:20190820184758j:image

 

 

このコンサートが発表された時

何故だか惹きつけられたのは気のせいではなかったんだな

と確信。

(宗像大社の配信を見た瞬間から確信してましたけど)

 

蓋を開けてみれば

今回だけのアレンジに

新しい試みだらけのLive構成

世界遺産での開催

そして、またとない2組のコラボ

 

改めて振り返るととんでもなく貴重なコンサート

だったのではないかと。

それに、ワンマンとは全然違うゼトリオの3人の表情や

演奏を見れたのは大収穫でした

なんてことは言うまでもなく。

 

今回、トリオの曲でコラボしたのはネオジャパだけだったわけですが。

あのフレーズって和楽器だとあんなふうに聴こえるんだー!

と、曲の魅力を再確認できたのも嬉しかった。

そんな意味でも、別のトリオ曲コラボも聴いてみたくなりました。

 

そういえば、宗像大社の配信の時から気になっていたんですが

ネオジャパで際立っていたエレキベースっぽい低めの弦の音。

どの楽器なんだろ?と現場で見ていたら

3台箏があるうちの真ん中の箏の音だったんですね。

(てっきり三味線だと思っていた)

この箏、凄く色気ある響きで、ついその音を耳で追ってしまうくらい。

好きになりました。

 

で、最近変な妄想ごっこをしてまして

言いたくてしょうがないのでこの場を借りて…

 

AUNJさんでPE'Zの曲カバーしてくれないかなー

みたいなー

(もはやトリオの話でもない)

トランペットは篠笛

サックスは尺八

ベースは箏

キーボードは三味線

ドラムは和太鼓と鳴り物

みたいなー

(箏と三味線トレードでもありか)

そんでロドリゲスの恋、No.6、ハナフブキあたりとかー

Akatsukiは当然やってもらいますけどもー

みたいなー

 

という戯言でした。

(AUNJさんのつべ見たボレロがとってもお洒落だった故に

こんなことを考えてしまった)

(なにこの発表)

 

それくらい、今回のコラボレーションは

魅力的だったということでしょう。

 

 

AUNJとH ZETTRIO

またこの2つの音が重なり合うことを祈って…

 

 

 

 

以下、奈良旅行記

 

京都駅着。

大学の時に夜行バスで弾丸貧乏旅行した以来だ。

なんて懐かしんでいる暇もなく

近鉄線に乗って奈良へ向かってしまったわけですが。

 

近鉄

この響きだけで、関西にいる感。

関西免疫の無い私にはこれだけで気分ウキウキ奈良ツアーであった。

 

吉野へ行く車窓から見える景色ののどかなこと。

緑が増える増える

どんどん増える。

通勤は地下鉄利用者には真逆の景色。

と、同時に凄い所へ向かってる感。

 

吉野山に着き金峯山寺やお店がある通りへ移動。

なかなかな急勾配に一瞬で心が折れる

そして暑い。暑すぎる。

途中の景色。
f:id:tasha2nd:20190807191032j:image

超山。

 

12時のお知らせ的なメロディで童謡『夏の思い出』

が流れてきて頭の中では完全に「遙かなズミ」で脳内再生。

一緒にいたZ友さんと笑い合う。

これで笑うのってハピサタ組だけなんだろうな

と考えると余計に可笑しい。

 

暑さと坂道でヘロヘロになって

ようやく腹ごしらえ。

f:id:tasha2nd:20190807192143j:image

奈良名物・柿の葉寿司。

鮭と鯖の2種類。

しっかり味が付いているので醤油無しで

そのまま頂きました。

脂が乗っていて食べ応えあり。

 

金峯山寺へ。


f:id:tasha2nd:20190807192615j:image


f:id:tasha2nd:20190807192729j:image

カメラに入りきらないくらい立派です。

 


f:id:tasha2nd:20190807192751j:image

高台にある蔵王堂周辺から撮った南朝妙法殿。

 

観て回ろうとしたところで雷雨になってしまい

堪能出来たのは蔵王堂のみ。

 

急遽駆け込んだお店で食べた葛まんじゅう。


f:id:tasha2nd:20190807193120j:image

ポンコツ舌ゆえに他との違いが分かりませんでしたが

雰囲気が美味しかったので良し。

 

世界遺産奉納コンサート終演後

オレンジ色の街灯に微かに照らされた

薄暗い急勾配をひたすら下る。

そして暑い。

しかし小さな老舗旅館や商店が建ち並ぶそれは

妙に風情があった。

 

吉野駅から宿のある奈良駅までは

2時間かからないくらい。

県内ですら2時間…

そりゃ地元の方でも「え…」と躊躇してしまうわけだ。

 

電車内を飛び回る小虫達をなんとな交わしながら

何度か乗り換え、ようやく到着。

ホテルのロビーに着いた瞬間の

クーラーの効いた途轍もない爽やか空間は

昼間から汗と湿度でベトベトのドロドロ状態の身体には

あまりにも染みて、感動すら覚える程でした。

(奈良までの電車も非常に暑くてですね…)

 

翌日。

朝、駅へ歩いているとZ友さんと遭遇。

この広い奈良のこの時間のこの場所で会うとか…

どうしたらできるのか(笑)

 

駅のエスカレーターの立つ位置が右側…

出たー!これこれー!やっぱこれだよねー!

関西免疫ゼロ人間の小さな興奮。

 

電車の表示が

「難波行き」とか「神戸行き」とか…

すっげー!これ1本で大阪も神戸も行けるの!?最高じゃん!

関西免疫ゼロ人間の小さな興奮その2。

 

唐招提寺へ。

f:id:tasha2nd:20190811191615j:plain

 

門から入ってすぐに目を引くのは、国宝・金堂。


f:id:tasha2nd:20190811203514j:image

重厚でなんだかモダンで

なんでしょう、この落ち着き。

 

7月は蓮の季節。

f:id:tasha2nd:20190811213539j:image


f:id:tasha2nd:20190811213752j:image


f:id:tasha2nd:20190811213821j:image

 

f:id:tasha2nd:20190811220114j:plain

f:id:tasha2nd:20190811220200j:plain

大輪の蓮が点在して植えられていました。

 

開花するのは午前中だけなので

朝から行った甲斐があった。

 

f:id:tasha2nd:20190811200650j:plain

講堂。

f:id:tasha2nd:20190811200731j:plain

こちらは、鼓楼。

ともに国宝です。

 

f:id:tasha2nd:20190811221837j:plain


f:id:tasha2nd:20190811221907j:image

鑑真和上御廟に続く道が

あまりに綺麗で思わず写真を。

苔が瑞々しくて

ここだけ別世界が広がっているみたいでした。

 

まあるく映る木漏れ日が神秘的。

 

 

続いて、唐招提寺から程近いこちらへ。

f:id:tasha2nd:20190811200832j:plain

 

 

薬師寺の金堂は赤い。
f:id:tasha2nd:20190811230156j:image



f:id:tasha2nd:20190811230315j:image

大講堂。

41メートルもあるんだそうです。

そら大も付くわ。

 

f:id:tasha2nd:20190811201236j:plain

西塔。

六重ではなく三重の塔。

せり出した三枚の屋根の間にある少し短く付けてある屋根

これを裳階(もこし)と言うそうです。

そういえば先程の金堂にも裳階がありましたね。

更にそういえば、金峯山寺蔵王堂には裳階がありませんでしたね。

 

東塔が改修工事中だったのが悔やまれる。

“凍れる音楽”見たかった。

 

薬師寺にも蓮の花が咲いていました。
f:id:tasha2nd:20190811230258j:image

f:id:tasha2nd:20190811230731j:image

朱色と蓮のコントラストがまぁ~優雅だこと。

 

西塔、東棟の一番上のところとか

仏像の台座にも蓮が象られていて

本当に仏教とゆかりの深い花なんですね。

 

実は、薬師寺の序盤で持っていたペットボトルの水が尽きてしまい

自販機を探すもお寺の中なので当然見当たらず。

しかし、時間は限られているので買いに出るのも勿体ない…。

喉カラカラ状態で灼熱のピーカンお天気の中のお寺見学は

なかなかの命の危機を感じた。

 

やっと薬師寺を後にして、自販機で買った

キンキンに冷えた麦茶の味は忘れられない。

そして、駅のキンキンにクーラーが効いた待合室は

前日のホテルに次ぐ爽快さであった。

 

奈良に戻り、ランチでも…とアーケードを歩いているとZ友さんと遭遇。 

この広い奈良で…(略)(2回目)

 

ならまちの案内をしてもらいながら

ランチとかき氷をご一緒させて頂く。f:id:tasha2nd:20190812130804j:image

 一人旅が楽しいZな時間になりました。

ありがとうございます。

 

しかし、ならまち…おしゃれで魅力的なお店だらけ。

これは普通に旅行でも行きたいと思いました。

 

近くだったので、興福寺に立ち寄る。

f:id:tasha2nd:20190820223110j:plain

中金堂。

なんだか佇まいが堂々としている。

そして綺麗。

 

f:id:tasha2nd:20190820222915j:plain

五重塔

このシンメトリーさ。

なんですかね、スッとなる。猫背もスッとなる、見ていて。

これでこそ、象徴の塔。

 

最後に、阿修羅像を見に国宝館へ。

なんとも言えない表情。

ずーっと見ていられる。

 

奈良時代に作られた像を

令和の時代に目の前で見ている…

この時空飛び越えた感。奈良時代の人に会ったみたいだ。

制作した職人さんもまさか2019年に東京から

Live遠征で来たトリオファンに見られるなんて思ってもいなかっただろう。

 

そんな感情をどのお寺でも思ったりして。

中学の修学旅行以来の奈良。

その時は、寺より鹿見たいんだけどー!くらいしか思わなかったんだから

私も少しは成長したようだ。

 

一番気に入ったのは唐招提寺(聞いて無い)

 

奈良駅へ戻る途中。
f:id:tasha2nd:20190812130920j:image

バラエティ番組でお馴染みの高速餅つきの店って奈良だったんですね。

時間もないので高速で通り過ぎる。


f:id:tasha2nd:20190812130935j:image

奈良はダイソーも鹿が多い。

 

ありがとう奈良。

良い夏休みであった。

 

 

 

…って、あぁぁぁー!!!!!

3日後、葛飾とか嘘だろ。