いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

ピアノ独演会2019春 -東京オペラシティの陣-

2019年5月19日

東京・東京オペラシティ コンサートホール

 

 

 

 

先日開催された、こどもの日Specialからちょうど2週間。

まだあの日を思い返せばポッと体温が軽く2度程

上昇してしまうんじゃないかと思うくらいに

興奮や感動が続いているというのに

もう来てしまいました、東京オペラシティの陣!

 

前日の岡崎独演会とオペラシティどちらも行かれた方なんて

興奮でおでこに生卵乗せたら目玉焼きが出来上がってしまう

勢いなのではないでしょうか。

 

 

こうゆう癖しかない感想文がこれから続きますので

気持ち悪いなーと思った方は

早めのブラウザバックを推奨します。

 

 

 

ところで、ずっと気になっていたことが1つ…

今回の独演会は過去最大級とか最大規模とのことでしたが

2017年9月に文京シビックホールで開催された独演会共鳴の陣は

約1800人収容のホールでしたよね。

今回の東京オペラシティは約1600人…

 

はて…?

 

(数字とか気にすんじゃねぇ

 最大級だろうが最小級だろうが良いものは良いんだから

 黙って観やがれ!!!ということで、次へいきましょう)

 

2017年の文京シビックホール以来の

めちゃくちゃ大きなホールでの独演会だったので

ついついこちらも気を引き締めるつもりで

武田の赤備えならぬ、青備えで身を固め

(備えどころか履き慣れない青いパンプスで足はボロボロであった)

新宿区の初台駅に堂々とそびえ立つ東京オペラシティに到着。

 

オペラシティの中に入り

コンサートホールに向かうまでの道中も

なんだか格式が高い感じがする。


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ガラスの透明感と木目調のスタイリッシュなエントランスも

妙に格式が高く見える。


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このシンプルなフォントも

よく見れば格式が高そうな雰囲気。

 

そもそも、この「オペラ」に「シティ」を掛け合わせた名前が

既に格式の高さを醸し出している。

 

ドレッシーな衣装に身を包んでいたZ友さん達は

まるで格式の高い貴婦人のようであった。

(みんな「ご機嫌よう」と挨拶していたような気もしてきた)

 

明らかにいつもと違う雰囲気に飲み込まれそうになりながら

幻想的なホールの中へ。

 

キレーイ!!!!!!!!


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どこを撮っても画になるし

どんなに写真が下手くそでも画になる

とっても素敵な会場でした。

 

2階と3階は囲うようにバルコニー席が設置されているからか

思っていたよりステージまでの距離感は近く感じました。

 

先日のこどもの日に続き

偶然お隣が団体のZ友さん達だった今回の席は

上手側の端っこ。

昨年の紀尾井独演会で最上手を経験していると

何も動じなくなりますね。

でもここはアグレッシブな足と

ピアノ(…あ、クラチェン)の上から見切れる鋭みの強い目を

拝められる非常に粋な席だと巷では言われています(私調べ)

 

 

さぁ、いよいよゼトさんの摩訶不思議な世界に

お邪魔する時間がやってきました。

 

客電が暗くなり

下手から登場したゼトさん。

歓声に応えながらニコやかでした。

衣装は、3月の仙台独演会と色違いの緑の黒ストライプ。

(4月の町田ノイズにゲスト出演された時と一緒ですかね、多分)

 

そして手にはPCとミニキーボードと紙的なモノとか

とにかくごちゃごちゃと色々持っていました。

荷物多男本領発揮。

そのうちリュックに小道具入れて背負ってくるのでないかと。

 

そして、最大の違和感。

ゼトさんの顔の輪郭を囲うように付け髭が装着されているではないか。

登場から仕掛けますなぁ、おぬしwww

 

PCを台にセットしてから髭をスリスリと触って整えてから

足元に置いてあるループマシンをかがみながらいじくっていると

顔の前にダラ~ンと垂れてくる付け髭。

(どんだけ弱粘の髭なの)

(てか、ハットから垂れ下がってるのか耳から垂れ下がってるのかすら

 分からない謎の付け方をしていました)

 

耳から耳へ吊り橋のように垂れた髭の

間に手を突っ込んで遊んでいたりも。

 

あれ?ちょっと待てよ、思っていたのと違う…

想像以上にカオスwww

格式高い現場にかしこまっていた気持ちが

一瞬にしてほぐれた。

 

始める前に、斜め上を見上げながら一息ついている姿が

カオスな髭を付けてるのに

なんだかすごく印象的でした。

 

1、極秘現代

ポロンポロンと少ない音でゆーくりとはじまると

頭をクイクイクイクイ動かしたり

立ち上がって揺れ動く髭をさらにブランブランさせてみたり。

(邪魔なのか何なのかwww)

 

終わってから、パッと髭を取り外すと

PCの上に置いてから

その後に椅子の背もたれにダランと引っ掛け

次の曲へ。

(前で見ていたフォロワーさんによると

 第1部が終わるまでずっと椅子に引っ掛けてあったそうですw)

 

そうそう、青髭劇場に夢中で演奏の方を忘れていましたが

なめらかでジャジーなアレンジで

極秘現代にはこんな姿もあるのですね、と思いました。

 

2、踏み出すニュー~(Billie Jean)~ボギー大佐~踏み出すニュー

イントロ演奏し始めたところで

下手側の斜め上あたり(バックにあるパイプオルガンの方向)を見て

「あ、どうも~」みたいな感じで会釈してたんですけど

あれは何だったんだろうという謎w

カメラマン?バルコニーのお客さん?

 

低音のフレーズをループマシンで繰り返しながら

その中の「ポンッ」って音に反応して

ゼトさんもビクンッと動いてましたw

 

そこから、Billie Jeanのイントロ部分だけを

繰り返し演奏しながら

立ち上がるとMJ風に動きをして

更に、マイクまで持ち出してMJの声も真似してました。

ゼトさんのMJ好きとしては嬉し過ぎるネタを

ブッ込んでくれましたw

 

踏み出すニューに戻りまして…

最近お馴染みの会場の詳細解説音ネタへ。

 

東京オペラシティコンサートホールは…

東京都新宿区西新宿3-20-2…

郵便番号163-1403…

 

Wikipedia

東京オペラシティコンサートホール…

Wikipedia

東京オペラシティコンサートホール…

Wikipedia

東京オペラシティコンサートホール…

Wikipedia

東京オペラシティコンサートホール…

 

この場所で読み上げられる郵便番号の滑稽さよ。

からのWikiとオペラシティの波状攻撃。

打ち込みもそれに合わせてテンポが速くなっていました。

 

そして、ボギー大佐へ。

昨年7月に名古屋のラジオに生出演した際に演奏されていた

この曲の再演のようなアレンジ。

サンプラーから「ウワーオ!」の声もwww

このラジオのアレンジがあまりに好きで、録音したものを

Walkmanに入れて何回も聴いているくらい。

うあぁぁぁー!!と興奮しているうちに

綺麗な調べの踏み出すニューに戻っていました。

 

このメドレー濃すぎる、ほんとに。

思考が追いつかないです。

 

3、争う不可思議

最初立ってて足のももあたり(かな?)を両手でパチンッ。

珍しい動きが多いですね今回w

 

バスドラみたいな音の打ち込みで

かなりテンポはやめのアレンジ。

で、シャンシャンしたエレクトリカルな音が加わる。

 

完全に真後ろを向いてPCをいじくりながら

反対方向に手を伸ばしてピアノを演奏。

冷静に考えるとサラッとなかなか衝撃的なことをやってますよね。

こっちもすんなり見てましたけども。

 

ミニキーボード(あれ、お久しぶりの登場ですか?)も登場。

歪んだブニュブニュした音だった(表現)

最後は、右手はミニキーでメロディ弾いて

左手でピアノでしたかね(全然手元見えてないけど多分)

 

MC。

「はじめまして。エイチゼットエムです。」

と、ようやく挨拶。

 

「新曲をやろうと思いますので、用意します。」と

おもむろにクルクルと巻かれた紙を取り出すと

サーッ!と譜面台のところから巻紙を転がして広げる。

2mくらいある巻紙は床まで伸びて

床に届いた一番端の紙雑に貼られたテープが剥がれて

離れ離れにwww

剥がれたところを手で押さえつけて貼り直したりもしてたw

 

そのロングな巻紙の中身は楽譜でして

その中に大きく黒で×印が書いてあったり

ピンクのマーカーで色が塗られていたり。

(前方のZ友さん情報によると、ゼトさんの写真(切り抜き?)

も紙に貼ってあったらしいです)

これを作ってる姿を想像してごらんなさいよ、あなた。

最高じゃないか←

 

「今回の曲名は、『時としてそうごん(そうおん?)』です」

 

タイトルのイメージからはかけ離れた

ご機嫌な明るい曲調を1フレーズだけ弾いて終了。

 

…短っ!!!!!!!!!!

 

そして、楽譜を雑に巻いて元に戻すと

黄色い四角のポーチ的なものにしまうんですけど

3分の1しか入っておらず、ほぼハミ出たまま。

 

「…以上です」

 

ちょっとツッコミ所が渋滞しまくっているんですが

どうしたらいいwwwww

 

大渋滞のなか1つだけ言いたいのは

なんだそのポーチ!!!!!!!爆

黄色て!!!!

 

4、大西洋レストラン

あぁぁぁぁぁあぁぁ…(ノД`)・゜・。

個人的には昨年3月の紀尾井独演会のアンコールメドレー以来。

嬉しい。

しかもフルで演奏してくれた…。

 

前半は音数を減らしてお洒落なアレンジに。

後半に向かっていくにつれて盛り上がっていきました。

手元は全く見えなかったけど

ゼトさんの足の動きからから伝わってくる熱量が尋常じゃなく。

盛り上がっていく曲と比例するように

目まぐるしく動き回る足と身体の動きと

時折ピアノの隙間から見切れる鋭い眼差し。

軽やかで楽しい曲なのに圧倒されてしまいました。

 

私、今回この曲を聴く為に

ここに来たんだな…と。

 

演奏が終わって、次の曲の準備で

再びPCに向かうゼトさん。

違う音を出してしまい「あちゃ~」と言わんばかりの表情で

頭をかかえるゼトさんwww

 

5、雫の模様~ランドスケープ

「リン」「ドン」「シャー」の

様々な音が重ねられた打ち込み。

演奏してるのは雫の模様だけど、この打ち込みは

いつもランドスケープで使ってるものでは?

 

と、思ってたらランドスケープへ。

こんなパターンもあるんですね!

宇宙空間にいるような音と

英語の声

そして最後は雑踏音。

これはまた新しく録った音だったんでしょうか。

 

このアレンジを初めて聴いた昨年9月の大和独演会の時から

思ってますけど、これ音源化しませんか、本当に。

 

 6、Wonderful Flight

珍しいー!!!

初めて独演会で聴いたわけではないのに

セットリストの中で何故だか1番驚きました。

最近ゼトリオさんのLiveでもなかなか聴けないからですかね?

実際、2017年9月の共鳴の陣以来のこの曲でした、私は。

 

久々の生ワンダフル。

こんなに綺麗な曲でしたっけ。

瑞々しくって透き通ってて。

ゼトさんの音が耳を通り抜けて行った時に

へばり付いた心の汚れをこそぎおとして行ってくれました

まるでデンタルフロスのように。

(すぐにまた汚れ始めましたが)

 

後半のアレンジが素敵でした。

 

MC。

「最後の曲を、やろうとしているとことですけども」

と言いながら次の準備に取り掛かるゼトさん。

 

「最後の曲を、やろうとしているところ、でしょうか」

なんか触ったり、うろうろ。

 

「最後の曲を、やろうとしているところ…」

 

すごく大事なことは3回言う(笑)

確かにそうだ、1部の最後は非常に大事です、えぇえぇえぇ。

 

はじめる前におもむろに立ち上がると

両手を上に伸ばして手をクロスさせて「×」のマークを

掲げていました。

 

…ん?何???wwwww

 

7、その瞬間

現場では完全に争う不可思議だと思って聴いてた人間がわたくしです←

でも確かに、今年1月の戸田独演会で聴いた

その瞬間とアレンジ似てるーとか聴きながら思ったんだよなー

思い込みって怖いですねー。

 

ということで、戸田独演会に行った方なら分かるでしょう

あのゲームの中に入りこんだようなかなりカオスなアレンジ。

シャリシャリとか…シュピーンとか…ドドドドとか…

「PIANOドクエンカイ」と言う女の人の声も入ってました。

戸田の時は打ち込みの音が衝撃的でゼトさんの演奏の方を

まともに聴けなくてですね…。

今回ようやく冷静に聴けました。

入り乱れる打ち込みの音に絡みつくように

めちゃくちゃ細かく高速に弾いてまして、かなりの驚き。

 

音源で言うと2:34からのフレーズを

ループマシンで繰り返したあと

立ち上がってPC見たり

ジュークボックス周辺をいじったりしていて

何か始まるのかなと見ていると

ゲームの攻撃音的な打ち込みが鳴り響く中

マイクを持って「ありがとうございました」と言って

一部終了の報告と共にハケていくゼトさん。

 

終わり方の癖がwwwww

 

第2部

ステージ上にあった機材が休憩中に撤収され

グランドピアノのみに。

 

ランドスケープのMV衣装で登場。

ただでさえ可愛いのに、より可愛さを際立たせてくれるのが

この衣装の特徴と言えよう。

 

8、高貴な連帯~水の流れ~炎のランニング~嬉しさを抱きしめて

今回の東京オペラシティの陣Specialメドレーの

ラインナップはこれでしたかー!

 

最初の高貴な連帯は

2回目のサビ(サビ?音源0:45~)がなんだか

長~くアレンジされてた。

 

次の水の流れは

細かく刻まれる音色に混ざるピアノ独特のあの~なんて言うか

ピアノの中だか鍵盤だかが動いてサンサンサンサンいうあの音が

すごく聴こえてきて

ここでゼトさんが同じ空間で演奏しているんだ

ということを実感(常に遅い)

ラストがまぁ~神秘的で美しかった。

 

かーらーの、炎のランニング。

水の流れが終わって、この繋ぎは何だ???

と色々考えていたらあのイントロに突入して

炎キタァァーーーーーーーーーーーー!!!!!

これ聴けると思わなかった。

トリオでのライブでも炎のランニングの冒頭で

ゼトさんのアドリブの演奏が入るんですが

今回も前衛芸術のようなアドリブが。

 

アレンジもこの曲のイメージの真逆のような

おどろおどろしい感じの雰囲気。

そこからボサノバみたいなアレンジに変化。

 

最後に、嬉しさを抱きしめて。

ウーフフフフ…そーきますかー。ニタリニタリ。

このアレンジがまた良くですねー

しっとりしてて優雅でもあり

強い中に優しさもあって。

ゼトさんの足も軽やかに弾んでいましたよ。

これフルだったら泣いてしまっていたでしょう。

 

豪快に楽譜のページをめくるゼトさん。

チラッと中がこちらにも見えましたけど

手描きの楽譜…だったのかな?

 

9、つなぎとめて

独演会で初めて聴いた…

ゼトさんがZトークで解説していたとおり

やさしさと強さとせつなさとこころづよさに加えて(←

なつかしさとあたたかさもあった。

 

なんだか日曜日の夕方に聴きたいなーって

思った。

 

MC。

ステージ後方を振り返り

「これはパイプオルガンですか?すごい」と言うと

嘉門氏の「チャラリー鼻から牛乳」でお馴染みの

バッハ『トッカータとフーガニ短調』(こうゆう曲名なんだ初めて知った)を

ちょろっと弾いてました。

 

そしてゼトさんも鼻から牛乳がブシャー!!と

飛び出すマイムwwww

ゼトさんもそのイメージなんだ(嘉門氏の影響力w)

 

10、新しいチカラ

冒頭で、再び鼻から牛乳のフレーズw(気に入ったんだね)

一同が笑う中…

必殺仕事人の殺しのテーマを弾き出すゼトさん。

(なぜそれをチョイスwww

 始まり方ちょっと鼻から牛乳と似てるけどもwww)

この会場のグランドピアノで聴くと

さぞ妖艶な殺し屋なんだろうな、と思いました、えぇえぇえぇ。

更に、ボウイのMARIONETTEのサビも。

(もはや理由なんてないのであろうw)

 

色々掻き回した末に

本題の新しいチカラへ。

少し演奏したところで、ズリーッと椅子を前へ移動させて

鍵盤とお腹がピッタリくっつくくらいの距離に。

近い、近すぎる。

と、思ったらゆーっくりと元に戻し

仕切り直して…

 

右足をアグレッシブにしながら

細かくしたり強くしたり速くしたり。

 

いつものグリッサンドの箇所では

細かく何回もグリッサンドしてましたw

で、ジャケットを触って身なりを整えまして

(そうそう、オペラシティですしね

 身なりは重要、それがたとえ演奏中であっても←)

 

そこから盛大なフィナーレに突入したんですが…

弾きながら手元カメラが気になったようで

(2部からステージ後方に大きなスクリーンが設置されて

 手元が見えるようになっています)

チラッと見ると、そのままジーッと真顔でカメラ目線(結構な時間)

ニコ動の弾いてみたシリーズの『赤鼻のトナカイ』を

思い出したり。

私の頭の中ではあのスクリーンに

「こっち見んなwww」のコメントで画面が埋め尽くされてた←

(詳しくは、ニコニコ動画

『【ヒイズミマサユ機】赤鼻のトナカイを弾いてみた【ピアノ】』をどうぞ。

最高ですのでどうぞ。)

 

今度は客席側をジーッと見続ける。

リアル「こっち見んなwww」H ZETT M ver.が目の前で(笑)

(嘘です、本当は「うわぁ~いこっち見たぁ~www」です)

 

と、色々と笑わせてくれてますけども

これをやりながら普通にぶっ飛んだ演奏し続けてますからね。

 

 

そして後ろ歩きでにこやかにハケて行ったゼトさんでした。

 

(後ろの方が歩きやすいですからねー…ねー…)

 

EN。

独演会Tシャツに着替えたゼトさん

何やら大きなハサミのおもちゃを持って登場。

 ステージのセンターに着いたところで

そのハサミで右サイドの髪をチョキチョキしてました。

 

小道具多男でもある今回の独演会。

 

6月の香川県で開催される独演会と

ゼトリオ全国ツアーの告知を

右足のかかとを上げながらつま先だけ床につけて。

(靴履く時につま先トントンってやる時の体勢で)

 

椅子に座って始まる…というところで

モーツァルトピアノソナタをピロピロピロ。

あのニコ動で速弾きしてた曲だぁー!!!

(詳しくは

『【ヒイズミマサユ機ピアノソナタを速く弾いてみた【ピアノ】』をどうぞ。

楽譜めくるとこ最高ですのでどうぞ。)

 

11、BRICK&GLORY~すりぬける~BRICK&GLORY

ブリグロは1月の戸田独演会に続き、再びの登場ですね。

嬉しかったなぁ。

魔法使いのおんがくからこの曲だけ選んで聴くこともよくあります。

なんて楽しい曲なのでしょうか。

今、思い出したら泣けてきたわー(現場で泣け!!!!!)

 

そしてぇ~次は何が来るの?どんな感動的な展開になるんだい?

って思ったら、すりぬけるーwwwwwwwwwww

終盤の繰り返すところを、音源の20倍くらい長く

延々と繰り返してて

会場からも笑いと拍手が。

このまま終わるのかなーと一瞬思ったくらい繰り返してたw

この繰り返しの時も、音に合わせて足がブルブルブルブル。

 

最後にブリグロに戻って一安心(←

Make My Dayのイントロみたいな

賑やかで明るくて楽しいんだけど心に染み込んで来る

あの感じ分かります?(人それぞれだから分かりません)

そんなアレンジがビシビシと心臓に響いてきて

素晴らしいグランドフィナーレを飾ってくれたと

拍手喝采であったことは言うまでもなく。

 

 

演奏が終わり立ち上がり

ハサミを持って下手へハケていくも

壁にズドンッ。

(はい、頂きました~wwwww)

(謎のおもちゃ持ってるから余計おかしかった)

 

 

これにて、ー東京オペラシティの陣ー閉幕。


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予想の裏のその裏のそのまた裏のさらに裏を

つかれました。

 

この会場の格式高い雰囲気、過去最大級レベルの会場…

無意識に観客のこっちが緊張していて

さぞ厳格で重厚な演奏会が始まるんだろうな、と

思っていた開演前。

 

でも、蓋を開いてみると

登場からヒゲでアレ?

巻物の楽譜を広げてアレレ??

謎のハサミも登場してアレレレ???

…なんか予想の真逆を行ってるwww

 

登場の瞬間から

かしこまってギュッとこわばっていた体の足元を

スコーン!!と華麗に足払いされて

「なーに勘違いしてんの?今回の独演会はこうだからな!ニヤリ」と

言われたようなそんな気分。

 

勿論、感動の渦も凄かったけど

圧倒的に“笑いの渦”の方が大きかったように思いました。

なんだか私が見てきた独演会の中で

一番ゼトさんを近くに感じたというか

親しみを感じた独演会だったな、と。

 

まさかこの会場でそんなことを思うなんて

自分でも驚きでした。

 

泣かせるというよりも

楽しませる方に重きを置いてたようにも思えた

セットリストもその一因でしょうか。

 

“笑い”が多く散りばめられていたからこそ

緩急が際立って

突然心臓鷲掴みにされてハッとしたり。

 

まんまとエイチゼットエムワールドに翻弄されました。

 

独演会を重ねる度に

どんどんどんどん

どんどんどどんどん、と

この独演会の間でさえも新しくなっていくゼトさんの音楽。

 

その音が生まれる「その瞬間」

日常の「その瞬間」を大切にしよう

と、パンプスでボロボロになった足で歩きながら誓った

晩春の夜であった。

 

 

さぁ、夏だ夏だ夏だ!!!