いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

Mysterious Superheroes & ★★★ -完全なる試聴-

2019年5月28日

東京・Billboard Live TOKYO

[2nd]

 

3月末日。

ビルボードでの完全なる試聴開催が発表された。

え……なに…ビ…ビル……えっ……えビ!!!!!!

驚きで情報を飲み込むのに時間がかかる。

 

前回開催されたのは2017年2月17日。

その頃なんてH ZETTRIOというピアノトリオの存在すら知らなかった。

(その約1ヶ月後に一撃で心臓鷲掴みにされましたが)

ゼトリオを知ってWikiやグッズを見ながら

へぇ~こんな大人な雰囲気の場所でLiveやったんだ~

すごいなぁ~

へぇ~…

と、夢の話というか

到底もうここではLiveをやってくれないだろう

って勝手に割り切ってた。

 

そんな夢にまで見たLive。

しかし、4月4日の先行電話予約という大きな壁が

目の前に立ちはだかる。

結果は見るも無惨に砕け散った。

 

と思った矢先、救いの女神が現れる。

「とれた!」

スマホの画面にポンッと浮かび上がった文字が

神々しく光り輝いていた。

 

 

 

ご覧の通り、クセまみれの感想です。

自分なりに思った事を書いてるだけです。

お気に召さない方は早めのブラウザバックをどうぞ。

 

 

 

 

絶望と歓喜の瞬間を思い出しながら

職場から東京ミッドタウンのある六本木へ。

出来た当時に1回来たくらいで何百年ぶりだ!?ミッドタウン。

さすが洒落てるわぁー。

竹藪とかあったし

白くてデッカい石とかあったし

休憩するしゃれた椅子とかいっぱいあったし

あとーあれだ、竹とかあったし(他に無いならもういい)

 

Billboard Live TOKYO到着。

おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

 



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エイチゼットエムさんとヒイズミさんのTwitter

よく見るやつぅぅぅぅ!!!


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看板青いぃぃぃぃ!!!


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入口から入った所の壁にビルボードの本的なのいっぱいぃぃぃぃ!!!


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通路の天井が青のしましまぁぁぁぁ!!!

 

整理番号順に並んで中へ。

おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!


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夜景の見える大きなガラスの前に

トリオさんの相棒達がスタンバイ。

そもそもの一番前の座席とステージの距離が驚く程近いので

後ろの方の席でもくっきり大きく見えました。

 

今回の席は、ステージと同じフロアの自由席。

上手側を陣取りました。

席からの景色はこんな感じ。f:id:tasha2nd:20190603002019j:image

 

まずはオリジナルのMysterious Superheroesカクテルで乾杯。

(お値段にムムッ!!となったが「今日しか飲めない」と聞いて即決。

 これからの人生、限定という言葉に打ち勝てる日は来るのだろうか)


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苺とミルクの予想以上にかわいらしいカクテル。

口がパーッてなるくらい甘かったけど

Zトークにゼトさんも飲んだと書いてあったので良し(←何が

 

特製カクテルを飲みながら

トリオの話や椎名林檎さんのアルバムのヒイさんの話で

盛り上がりながら開演を待ちわびる

この時間もとてつもなく幸せだったことは言うまでもなく。

 

ステージバックの幕が閉まり照明が落とされる。

いよいよ開演。

 

 

 

下手側にある扉から客席の間を通って3人が登場。

衣装はMysterious Superheroesのアルバムと同じ

それぞれオレンジ、青、白のTシャツでした。

個人的には昨年9月の金沢ジャズ以来のこの衣装。

大好きな衣装だけどもうさすがに今年は観れないと思っていました。

なんという粋な演出をしてくれるのか…

(エプロン風もこれから来年再来年とかに久々に観たら

 ひゃぁ~!!!となったりするのでしょうか←)

 

私の席から見える景色は

ニレさんの左側面がまるっと全身

コウさんはニレさんとニレさんの背中側にあるアンプの隙間から

覗き込めば少しだけ手元と顔がなんとか

ゼトさんは手元だけ全く見えない

と言った感じ。

 

1、Mysterious Superheroes

静かに始まるサンプラーの音が

大爆発が起こる直前の地響きのような不気味さを感じて

これから始まるLiveの凄さを物語ってるようでもあった。

 

そんないつもより長めのサンプラーから

こどもの日のキャッチフレーズ「いっちょ弾いたるぜ!」を思い出させる

バンダレイシウバの動きで両手をグリングリン。

 

ミススパの1曲目スタートは

なんだか昨年の夏ツアーとか

アルバムを買って初めて聴いた時のなんだこのヤバイ曲!!!という衝撃とか

色々思い出させられることが多い曲だなと、ふと思った。

 

声部分は

ゼトさんはメシ3の冒頭バリに歯茎から血出そうな笑い声を轟かせ

コウさんは「ミステリアススーパーヒーローズ」

ニレさんはいつも通り(多分w)

でした。

 

2、What's Next

普段シャッフルで聴いてるから忘れてましたけど

ここでもうワツネクが来てしまうというスペシャル感。

今までのLiveでもなかなか無いのではないでしょうか。

 

イントロのゼトさんのクラチェ…おっとピアノから

ニレさんとコウさんが加わるところで

早くもお互いに微笑みながらのアイコンタクトがお目見えして

こちらはその様子を50倍くらいの微笑みで見守るの図。

3人のアイコンタクトの幸せ成分含有量は異常である。

 

そこから最初のピアノソロへ。

いつも言ってるように手なんて見えなくても足で分かるのです

スピード感と音数…

どれもこれも一挙にゼトメーターのメモリが振り切っていた感じ。

待ってこれ2曲目だよね、ええええええ。

 

そして、つべだと2:17~のくだりのコウさんのドラムの入り方が

心地良過ぎたのと

最後のサビにかけての盛り上がりでメーターのメモリがぶっ壊れていたであろう。

 

3、Zディスカバリー

ウシシシシシシ…

この曲が聴けることが楽しみで楽しみでたまりませんでした

思わず笑ってしまうくらいに。

昨年の年末ツアー初日の福生以来。

あのアレンジはゼトリオ史に残るアレンジだと私は確信していまして

久々の今回はどんな進化を見せてくれるのかと

期待せざるを得ないといいますでしょうか。

そんな勝手な気持ちで期待を膨らませてお待ち申し上げておりました。

そしてやってくれました、今回も。

 

Aメロ(でいいのか知らないけど)と

最初のサビのアレンジが巧み過ぎてビリビリ痺れてるうちに

ゼトさんの爆裂ソロに突入。

何がなんだか分からなかったけど

いつもよりポップで明るめな雰囲気の中に

ラテン風味が加わったようなアレンジだったと記憶。

 

つべだと3:00からのゼトさんとコウさんくだりでは

ずっと座ってたゼトさんも立ち上がって2人で掛け合い。

私も立ち上がって拳突き上げてウォォォォーってやりたかった心から。

最後の方で笑いがこぼれるゼトさんがかわいかったです。

 

最後のサビで気合の入ったコウさんのスティックが

ポーンと宙を舞って上手側の舞台袖まで飛んで行ったり。

コウさんはかろうじて見える程度だったので

アンプを飛び越えて突然スティックが現れた時は

思わず「あっ」と声が出てしまいましたw

 

しかし、何度も言いますが

Zディスカバリーのライブ映えはえげつない。

 

4、Fusion in Blue

予想はしていましたが、ビルボードに合うぅぅ~うぅ~…(感情込めて)

照明もブルーに変わってより一層大人な空間の中で

カクテルを飲みながら聴く大人なFusion in Blue。

想像してごらんなさい。

…自分で思い出してゾクゾクしてきた。

 

この最高な状況で聴くニレさんのソロが

際立ってていつも以上に渋くて色気ムンムンでした。

あれ?いつもと違う楽器!?と思う程に。

 

5、どこか遠く

打って変わって優しいメロディに

やわらかいベールに包まれたような気分になる。

さっきと同じ楽器で演奏してるなんて思えない、本当に。

 

FIBに続いてこれもニレさんのベースの音が

すごい印象的でした。

懐かしい香りも漂ってきそうな泣きのメロディにしびれた。

 

6、Flying Future

最初のサビからゼトさんのソロにかけてのアレンジは

これまでとは打って変わってシンプルな音に。

シンプル故の引き立つ巧妙さといいますか、そんな感じ。

 

幸せの極みアイコンタクトから

終盤はなんか水たまりみたいな音(表現)で

今回のFlying Futureも一味違うトリッキーさでした。

 

7、SEVEN

完全なる試聴ということで、初めて冒頭のゼトさんのセリフが

聴けるかなーと微妙に期待していたんですがねー

あの低音ボイスを生で…巷で話題の低音を…ニタリニタリ。

ハピサタで「完全なる試聴だけど完全に同じことをするわけではない」と

ヒイさんが言ってましたのでね、そこは別によいのですがw

 

ニレさんのソロの時にゼトさんは

なぜかあしたのジョーのノーガード戦法の如く両腕をダラ~ン。

(ど、どうしたwwwww)

 

中盤からどんどん激しくなってきて

ジェットコースターみたいに最後まで駆け抜けていった感じ。

その途中の幸せの極みアイコンタクトでニヤニヤニヤ。

 

8、NEWS

イントロはニレさんとコウさんだけの

スペシャルバージョン。

キレキレのスーパーセッションで

うわうわうわうわなんかヤバそうな予感しかしない、今回のNEWS!!!

と興奮して目も鼻も口も全開で見ていました。

 

スーパーセッション中、ゼトさんはおもむろに立ち上がって

ステージの後ろの方へ移動すると水をゴクリ。

しかも、口の横から飲むあの飲み方で笑った。

いつかのテレビで、口の形状的に前から飲むより

横からペットボトルを当てた方がフィットして飲みやすいと

独特の持論を展開していたあれですね。

(はぁ?どうゆう飲み方?という方は

YouTube『M16 炎のランニング_PIANO CRAZE CRAZY TOUR』3:35~をチェック)

 

演奏しているニレさんコウさんにゼトさんが加わるところで

様子をうかがうようにちょっと前かがみになりながら

ニレさん、コウさん、ニレさん、コウさん…と

何度も交互に見ていたゼトさん。

顔は振らずに目だけキョロキョロと動かしてたのが

狩りをする猫みたいでかわいかったのと同時に

こんなに2人のこと見るんだ!!という驚きも大きかったです。

 

スタイリッシュなアレンジのイントロからはじまり

音源の5倍くらい高速のピアノソロ

からのコウさんのドッグボウル(だったかな?)の小気味いいリズム

そして情熱的なラストのサビ。

 

今までのNo,1NEWSに出会ってしまいました。

これはすごいぞ…

ビルボードが決まってからNEWSブーム到来してて

ブーム中にこのスーパーNEWSを聴けた喜びはひとしお。

 

9、Fiesta

行く前まではビルボードで踊っていいのかなと懸念していたんですが

そんなことはすっかり忘れていて

反射的にサビであの振り付けをやってしまいました。

周りも踊ってるひとが結構いて楽しかったなぁ。

 

中盤のゼトさんのソロとその後のニレさんのソロの

アダルトなアドリブは秀逸でした。

 

10、落陽

イントロのゼトさんのピアノの優しさ成分は

確実に音源の8倍くらいありましたね、えぇ。

何の歪みもない細くてまっすぐな音の線がスーッと

耳を通り抜けて行く心地良さ。

溜息。

そしてサラサラとコウさんの鈴が加わって

音でマッサージされてるような、まさに音マッサージ(そのままー)

 

それに対して後半のどジャジーな展開での

コウさんの流れるようにエッジの効いたドラムに

キェェェェーとなりながら聴いていました。

高低差が尋常じゃないメリハリというか。

 

11、DERBY~栄光の道しるべ~

イントロのあとのアクセル全開でターボかけまくりの

ロケットスタートっぷり…もう「凄い」という言葉しか出てこない。

(競馬のはずが脳内はマリオカートのイメージ)

 

MVだと1:53からの転調するくだりは

コミカルというか面白いアレンジなってまして

東京こどもの日とは全然違う変化球で

この3人の音楽変態っぷりをひしひしと感じた。

 

最後、ゼトさんも力が入って首の筋がグイーッてなってたのを見て

密かにオホホホホとなっておりました。

 

 

ここでようやくちょっとだけMC。

M「アリガトウゴザイマス!

  NextガLast songデェス」

そうそうブルガリアのクォーターですからね。

…ってヒイさんだわそれ。(いや、むしろそれも)

 

12、MESHI KUTTE YEAH!

最初のセリフのところでは

サンプラーをいじくって「ピュ~ン」みたいな音出してました。

その時のコウさんのドラムの

カチカチ、スリスリ音が曲にピッタリで

今までゼトさんが何を言うかの方に集中してしまっていたんですが

こんな面白い遊びの音を入れてたんだという今更な発見。

 

2回目のセリフに入る前に

コウさんが口ドラムをしだして

ニレさんが笑っちゃってましたw

 

3回目のセリフでは

チュクチュクとスクラッチ音を出してから

最後に「ビルボードのごはんは美味しいね~」

(ゼトさんも絶賛のビルボごはん…結局飲んだだけで

 何も食べずに帰りました…)

 

EC。

先頭のニレさんの肩にコウさんが手を置いて

それを見たゼトさんも真似してコウさんの肩に手を置いて

電車ごっこスタイルで登場。

それでも意に介さないニレさんは微かに微笑むのみwwwww

ブレない男・NIRE。

 

それぞれ楽器の前に着くと

ステージの後ろの幕が開き始める。

それをあたかもゼトさんが動かして開けてるかのように

大きな車輪についた取っ手を握って縦にグルングルンと回す

マイムをしてましたwww

隙間からギリギリ見えただけなので、一瞬ゼトさんが

本当に開けてたのかと思ったw

 

夜景を見て「素晴らしいですね」とコウさん。

「じゃあカウント3つで…」

というコウさんの合図でラストナンバースタート。

 

13、Playin' Swingin'!!! H ZETTRIO!!!

久々に聴ーいーたー!!!!!!!!!!!

 

本編で出番の無かったキーターが満を持して登場。

ステージ下手からセンターまで演奏しながら移動するゼトさん。

私が見ていた上手まで頼む!来てくれ!頼むぅー!!!

と心の中で神頼みをしていたことは秘密である。

(結果センターまで行ってピアノへ戻ってしまいましたとさ、ちゃんちゃん)

満を持してのキーター君はファーファーした音でした(雑)

 

MVだと1:00からのくだりでは

右手はキーター、左手はピアノの二刀流で。

背中にキーター背負ったまま手回して弾いてもいました、確か。

 

ゼトさんの「アタタタタ」を頂いた直後の

MV1:42のどジャジーなメロディが

ビルボードの雰囲気も相まって脳天直撃しました。

マジ痺れた。

 

最後の挨拶は、ハピサタを聴いているかのような

ゼトさんの変な喋り方で終演。


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最後までポツンと転がっていたスティックには

妙な哀愁が漂っていた。

 

 

 

 

あまりの興奮で

終演後も席でZ友さんと「すごかった!!!!!」と

しばらくお喋り。

 

すぐに立ち上がる気になんて到底なれなかったし

出たら終わってしまうような気がして

少しでもビルボードの気分を味わっていたかった。

あぁ…最高…だった…

最高過ぎると何もしてないのにヘトヘトになるんですね_(:3 」∠)_

 

しかしこのアルバムのエンターテインメント性には驚きを隠せない。

1曲1曲の個性が強くて華やかな作品だとは思っていたけど

今回通して聴いて更に「今のゼトリオ」のアレンジが加わると

よりそれを強く感じたし、映える曲だらけだなと。

あと、入り組んだ仕掛けが施された巧みな爆発の連続で

ぎっちぎちに詰め込まれた濃厚な75分でした。

 

そして、いつのLiveとは全然違う角度から見た今回。

アイコンタクトがこれでもかと言うほどよく見えまして

その度にニコっとするゼトさん、

それに応えるように微笑むニレさんコウさんが

モントルーの映像を見てるような錯覚に。

 

かと思えば、鋭い眼差し(大好物です、えぇえぇえぇ)になったり

どこの何を見てるの?的な目線があったり。

 

更に、一番近かったニレさんにつきましては

横顔の破壊力に度肝を抜かれまして。

それに加えて演奏するたびにビューティフルラインが浮き出る左腕…

ここは美の祭典、そうビューティフルフェスティバルでしょうか。

 

といったところで、2日目ー!!!

 

 

2019年5月29日

東京・Billboard Live TOKYO

[2nd]

 

 

興奮冷めやらぬ状態で朝から仕事へ。

マジかよーなんで仕事なんだよーおいーマジかよー

と思ったが

夜にはまたビルボードが待っていると思うと

不思議なくらいに仕事が捗った。

 

同じルートで東京ミッドタウンへ。

2日目連続ともなると、さも常連かのように電車を乗り換え

迷いなく颯爽と風と切りながら向かう。

 

勘違い六本木小慣れてる都会の大人の女きどり野郎はさて置き…

 

そんな勘違い都会の女は

三ツ星の決戦に備えて腹ごしらえをすべく

カウンターで大盛りのお茶漬けを食らうのであった。

(サイズ変更無料と知り迷わず大盛りを選ぶ。

 おぉ、これが煩悩の貪りか)

 

1stの終演時間になりビルボードに向かう。

鑑賞を終えて出てきたZ友さん達の艶やかな表情の見事なこと。

「どうだった?」なんて聞かなくてもいかに素晴らしかったのかが

見るだけで分かった。

 

2日連続のZ友さんも多く

決まった時間に同じ場所でこうやって会うっていうのが

サークルのような部活のような気持ちになってきて

なかなか頻繁に会うことの出来ないZ友さんと

たった2日間だけど部活のようにゼトリオの思い出を共有できる喜びを

密かに噛み締めていました。

 

 

今回の席は、ステージのほぼ正面で後方のテーブル席。

昨夜の特殊な角度とは打って変わって全体を見渡せる位置。

HPに載っている座席表を見ると結構遠いのかと思っていましたが

ここでもハッキリと表情も手元も見えました。

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↑こんな感じのド正面。

 

もちろん今回も限定の★★★カクテルを注文。


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星型にカットされたフルーツがあしらわれた

レモンとオレンジの爽やかなカクテル。

スッキリ飲みやすくて美味しかったです。

今夜限りだからこれはもう二度と飲めないんですよね…

 

さぁ、宴もたけなわですが

もっとたけなわな時間がはじまります。

 

 

 

下手側の扉からゼトリオの3人が登場。

今回は、YouTubeに上がっているDANCING!!! TOUR 2015の時の衣装。

うあぁぁぁー!!!!!!!!!!

動画から飛び出して来たみたいだ。

ビルボードで完全なる試聴ということだけで夢みたいなのに

もう絶対見れないと思っていた衣装を着てくれるなんて…

恐るべし完全なる試聴。

(単純に、ハーフパンツにレギンスが可愛くて好きというのもある。

 あとコウさんのハットとゼトさんの靴は生で観たことがあるので

 懐かしかったりもした)

 

1、みんなのチカラ

頭のサビ後のAメロのところですかね

コウさんのドッグボウルの音がやっぱり物凄く効果的。

 

MVと同じようなところで

幸せの極みニコニコアイコンタクト。

(仕事でおんどりゃぁ!と思った時はこの光景を

 思い出せば、いささか心が鎮まりそうだと思った)

 

どこからか黒い棒的なものを取り出したゼトさん。

なんだ?と思ったら、スライドホイッスル!

こどもの日の笛に続いて久々なアイテム。

 

ツクツクボウシツクツクボウシ

をホイッスルで。

その後に声でもやってましたw

(なぜだ、もうすぐ夏だからか、そうか)

 

で、やりきった~という感じで満足そうに

背もたれによっかかり椅子に座るゼトさんw

 

2、ぼくをみていた

ついに…ついに…初めて生で聴くことができました。

たのぉしゃゃゃゃぁぁー!!!たのしぃすぅぎぃるぅー!!!

なーんーでーやーらーなーいーのーラーイーブーでー!!!

自然と笑顔になってしまう音色はこどもの日とかに

ぴったりだと思うのだけど。

 

最初のジャジーなアレンジでゾクゾクと鳥肌がざわついていると

2回目のサビの後は音をずらしたりトリッキーなアドリブが

そして最後のサビはアグレッシブな展開から流れるような

アレンジに変化。

最後の方で、コウさんの面白いリズムに

同じようにゼトさんが全く同じ音で合わせて遊んでたりも。

 

遊び心満載のぼくはみていたでした。

 

3、PARTY TIME

最初わざわざ手をクロスにして弾いていたゼトさん。

昨夜も見えなかっただけで色々弾き方でも遊んでたのかなw

 

ニレさんのソロは

まるで低音のジャズシンガーと化したニレさんが

歌ってるような感覚になった。

拍手喝采

 

最後、締めのところでゼトさんの大きく弾いたり

小さく弾いたりに合わせて

「えぇ~」みたいな感じで同じように弾くニレさん。

そして2人に楽しそうに合わせるコウさん。

 

この様子を笑いながら見ていたら

突如、涙が頬をツー……

ずっと映像で見ていた、

あの頃と変わらず純粋に音を楽しんでる3人の姿が

どうにもこうにも心に刺さりまくってしまった。

それを同じ空間で見れた幸せ。

 

(声だして笑いながら泣くとか

 竹中直人氏の笑いながら怒る人かって思った)

 

しかし、PARTY TIMEで泣くとは。

後にも先にもこれが最後のような気がする。

 

4、HAVE A NICE DAY!

声の掛け合いのところで

ゼトさんが言う「ウォ~」とか「ウォッウォッウォッ!」に

恥ずかしそうに言うニレさん。

今まで何回もLiveでこのくだりあっただろうに

それでも慣れないニレさんが面白すぎる。

 

ニレさんのソロ中

体をグニャグニャさせたり

ブンブンブン!というリズムに合わせて

ブンブンと首を振ったり

終始はちゃめちゃゼトさんでした。

あと、最後のコウさんのドラムが印象的。

 

5、世界は廻るよ

掛け声のところでコウさんが「ヴー!」と変な声出したら

ゼトさんも謎の唸り声を出し始めて

笑っちゃうコウさん。

ニレさんのソロではゼトさんがサンプラーで遊んでました。

 

ゼトさんが少しずつキーターに歩み寄って

今回は早めのキーター出番。

前日と同じようなファーファーした音だったような気がするが

どこか違ったりしたかな。

今回もあまり移動しないでキータープレイ。

トリッキーな速弾きというより、先日ハピサタで言っていた

ベースみたいな演奏だったなって思った。

その後ピアノに戻って、キーターを引っ掛けたまま

ピアノ弾いて、たまにプイ~ンとキーターを引っ掻いたりしてた。

 

世界は廻るよファンとしては

キーターとの夢の共演で心の中は沸き立ってました。

 

6、黄昏ウィークエンド

お馴染みのフィンガースナップ

合わないのか、はたまた合わせないのか

ゼトさんは色んなタイミングでパチンッとしてましたw

 

ゆったりと曲に入っていき

メロウな音色が会場全体の空気にじんわりと溶け込んでいく。

そこから優しく響いてくるニレさんのベースソロと

コウさんのくすぐるようなシンバルの音…

 

あぁ…ダメです…涙が…

こんな素敵なシチュエーションで…黄昏…

相乗効果で…完全に打ちのめされました…(白目)

 

ポロポロ泣きながら見てたら

コウさんがゴム鉄砲スタイルでフィンガースナップしてて

笑ってしまった。

 

7、パノラマビュー

こどもの日がぶっ飛びまくってたから

今回はどんなふうにこの曲が変貌するのか期待しかなかった。

(そういえば、過去のパノラマビューを

 色々比較したくなって、先日発売された2018年年末ツアーファイナルの

 DVDを見ようとしたら肝心なパノラマビューだけカットされてて

 なぁんっ!!!となりました、というお話)

 

冒頭のフレーズの一瞬にして空気を変える効果すごいな

と、毎回思う。

会場でひしめき合ってる酸素や二酸化炭素

「おっ!いいね!」と反応してるんじゃないかと思うほどに。

 

コウさんの合図で手を振るオーディエンスを眺めて

優しく微笑んでいたニレさん。

この時ニレさんが見たのはどんな景色だったんだろう。

 

2回目のサビの後、ゼトさんは右手の人差し指だけで演奏(笑)

何指でも魅せられるんだなーゼトさんは。

そして、ニレさんのソロの時のコウさんのドッグボウルの音が

ここでも光り輝く。

からのゼトさんのソロは、またもやこどもの日とは全く違う表情で

スマートなんだけど不敵な笑みを浮かべながらギラギラしてる感じ

(なんだこの感想。自分でもよく分からないわ)

とにかく豪華なアレンジで圧巻だった。

手を猫みたいに軽くニャンニャンしながら弾いてたりもしてたw

 

8、Kids song

Kids songのゼトさん、ニレさん、コウさんと続くソロ回し

今までこんなに凄かったっけ?

あれ…私何を今まで聴いてたんだって思った。

ニレさんのソロなんて超絶速かったですからね。

ソロ回し後からサビに繋がっていく流れの爽快感たるや

体の中に詰まってた何かをヴグァオァッ!!と

根こそぎ引っこ抜かれたようだった。

 

最後にゼトさんが口元に両手を持っていって

猫のヒゲみたいに(別に猫でなくてもいいんだが)して

そのまま指を鍵盤に持っていき弾いたり。

締めのところで、チャン チャン チャン…ってするところ(雑)

高音と低音交互にチャン♪ってやってて

まさかの一番高音でチーン♪で終わって

えーそこ!!みたいな(笑)

ニレさんもコウさんも笑ってたんだけど、ゼトさん本人も笑ってたw

 

9、LOVE AND PEACE AND SWEETS

入り方を間違えちゃったのか

「あれ、俺から?」みたいな感じで指さすゼトさんw

そしてコウさんは笑う。

 

ただでさえ速いこの曲

マッハで過ぎ去って行きました感。

速すぎてバキバキだったこと以外記憶なし。

 

最後、コウさんのソロを

楽しそうに見つめるゼトさんとニレさんの図に

危うくまた泣きそうになりましたけど我慢しました。

 

10、YOU

はじまったイントロ

3音目

涙のバルブ、壊

 

あれあれあれあれ

どうしたどうした

何壊れてんの

ちゃんと聴きたいんだ、あたしゃ

直せ直せ直せ、早く

誰かー冷蔵庫に貼ってある水道屋のマグネット持ってきてー電話するからー

その間にモンキーレンチでなんとか

エイッエイッエイッ…

…バギッ

おおお、折れたぁぁぁー

 

噴水のように溢れ出す涙

 

追い打ちをかけるように

サビのあいつ(音源1:58~の何つーの?コード進行ってやつ?)が

バコンバコンとハンマーで叩いてきて

涙の蛇口が砕け落ちる

 

止まらぬ涙

 

もぉーこの曲作った人だれー(エイチゼットエムさんです)

 

というわけで、開始3秒くらいから最後まで

延々と泣いてまして

聴いてたんだか聴いて無かったんだか自分でもよく分かりません。

とにかく泣けて泣けてしかたがなかった。

 

シンプルなスポットの照明の中

3人が楽器で笑い合ったり冗談言い合ったり鼻歌うたったり

おしゃべりしてるような

すごーくあたたかいYOUの演奏でした。

 

それを生で見れたなんて…

幸せでキラキラしていたこのYOUは

忘れません。

 

(って、さっき聴いてたのか聴いて無かったのかも分からないって

 言ってただろうが)

 

アンコール。

(アンコールの拍手中も鬼のように泣いてました)

 

下手の扉から歩いてステージに上がるなり

昨日に引き続きあのくだり。

開いていく幕に向かって両手を広げ

M「御開帳の儀を行っております」

ここだけでもいいか他の回も映像で見たいわー

 

完全なる試聴の解説、

2daysで演奏したアルバムの説明。

M「昨日やったMysterious Superheroesが最新のアルバムです」

一同拍手。

M「まさかここで拍手をもらえるとは思いませんでした」

確かにw

おそらくもう何でも拍手して3人を讃えたい気分だったんだろうな。

 

M「衣装は、当時の服を着ようと思ったんですけど

 服は置いとくと縮むんですね」

K「ニレは暑そうだね」

N「30度超えてるというのにタイツですよ。

 皆さん、暑さには気を付けてください。」

 

N「本当は★★★の衣装があったんですけど

 服が縮んだ人がいたから…」

M「それ、どっちかが縮んだみたいじゃん!意義あり!!」

K「保管が良かったのかな~」

 

6年前からスタイルが変わらないニレさんが

さすがハンサム低音担当だと思ったし

一応服が縮んだということで誤魔化したのに

ニレさんに思いっ切りバラされるゼトさんが面白過ぎたし

(太ったのではない、パンプアップしたのだ

 ということにしておこうではないか)

コウさんの返しがコウさんらしくて最高だったし

 

このMCが神がかっててまた見たい。

 

(でも確かに、昔のゼトさんの映像見ると

脚とか超ガリガリだよなー。

コウさんはそこまで変わらないような気がするんだけど…)

 

11、気分上々-Woo-he!!-

1日目の感じだと今回は一番最後のYOUが

アンコールになるのかなーと思っていたら

本編でYOUまで演奏されていたので

あれ?アンコール何?★★★のどれかをまた違うアレンジで

演奏するとか?(それもまた良い)

と思っていたら…

まさかの最新曲!!!

 

こどもの日(この感想でこどもの日何回言った?)に

初めて聴いて、Z界の先行試聴でじっくり聴いて

そして、今回改めて生演奏で聴いて確信しました。

この曲のサビめちゃくちゃ感動する。

あとサビと他の部分のギャップがやはりすごい。

その差で余計にグッとくる。

 

ウッヘー!のところではゼトさんが立ち上がり

オーディエンスを見ながら煽るように。

更に下手に移動して、下手側に座っていたオーディエンスに向けて

ウッヘー!

 

一応小声でウッヘー!言ってみたけど

何をするのが正解だったのか分からずwww

どうしたらよかったんだろw

 

 

挨拶する3人を見ながら

50年なんて言わないから

できるだけでいいから長くその手を繋いでいてほしいな

 

なーんてね。

思ったりしてーアハアハアハ。

 

完全なる試聴2days・完!!!

 

 

 

背骨引っこ抜かれて放心状態。

あぁ…なんちゅうLiveだ。

なんちゅう曲だ。

なんちゅうトリオだ。

あぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!!!!!

(最後のはただただ叫びたくなっただけだ)

 

ビルボードの為の当て書きなんじゃないかと思うほど

★★★の曲全部がフィットしてて

それが相乗効果になって体中にグサグサ刺さりまくってました。

だからか、こんなに泣く自分に驚いた。

 

★★★は陽気でコミカルな曲が多いから

音源聴いても、今までのLiveで聴いても

楽しいが勝って泣いたことは無かったんですが…何故だろう。

色んな事の歯車がガチッと噛み合ったのかな。

今の演奏者・エイゼットリオの技術力の賜物かな。

 

2日間2ndだけですけど連続で見て

総じて思ったのは

とにかく3人の表情が豊かで笑顔が溢れてたことですね。

そんな3人を見ていれば自ずとこちらも笑顔になる。

そりゃ良いLiveにもなりますわ。

 

あと、この完全なる試聴という画期的な企画

そのものが素晴らしいな、と。

どちらのアルバムも何十回何百回と聴いてきましたけど

こうやって通してじっくりと生演奏で聴くと

知らない一面がごっそり山程出てきて新たな発見だらけだった。

それに、今回はファーストアルバムと最新アルバムの

2daysだったから

過去と現在の対比も面白かったです。

 

エネルギー漲るフルパワーの

2days 4ステージ

お疲れ様でした!!!

 

 

 

しかし遅いな、涙の水道屋。(んなもんいない)