いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

ピアノ独演会2018秋-やまと芸術の陣-

2018年9月28日

神奈川・大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール

 

【!注意!】

感想ですよーこれは。

内容を詳細にレポートなんて大それたことはしておりません。

思ったことを思うがままに…な感じでやっております。

 

 

3月の紀尾井から半年ぶりの独演会。

待ったぁぁ…なかなか待ったぁぁ。゚(゚´Д`゚)゚。

トリオのLive前日なのに突如猛烈に独演会観に行きたくなったりしたり。

ゼトさんの独演会の映像を見て

ゼトさんの音の世界に引き込まれたゆえに

独演会は特別だったりする。

(もちろんトリオも特別ですよ、えぇ、えぇ、えぇ)

 

仕事終わり、帰宅ラッシュの満員電車に揺られながら

(途中電車の乗り換えに失敗して一瞬血の気が引く)

開演20分前くらいに会場のシリウスに到着。

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すごい大きいし、綺麗なところなんですね。

(暗すぎて、何も見えないなんていわれたって

しょーがないじゃないか。←古い)

 

急いで会場の中へ。

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Z友さん達とお喋りで盛り上がっていたのも束の間

そろそろ開演時間。

ついに始まってしまうのか…はぁ…

なんか口も乾いてきたわ…

 

そして、今回は個人的に独演会では初めての真ん中のブロック。

(上手側にしか座ったことがない)

す、凄い。

鍵盤が見える。

足も見える。おほほほほ。

 

いよいよ、やまと芸術の陣開幕!!!

 

客電が暗くなり、下手からゼトさんが登場。

…したはずが、ちょうど扉のそばにあった

スピーカー(ゼトさんを隠すくらいの大きさ)の後ろで

立ち止まり、客席に向かってお辞儀。

つかみバッチリwww

 

衣装は、背中だけ白い植物の模様の半袖の黒いシャツに

パンツはあれなんでしょう…黒の迷彩にも見えた。

ジャケットじゃなかったのが少々意外。

そして、足首ー。おほほほほ。

ありがとうございます。

 

ジュークボックスのスイッチを入れたりと

諸々の準備をしていて、足元のループマシンを

いじくっていると「ダンッ」とどこかから音が聞こえて

ムムッ!と過剰反応して下手の方を振り返るゼトさん。

見過ぎですw

 

その後、置いてあったPCを高速で開き

準備完了。

 

 

1、極秘現代

THE独演会第1部の為の曲!というイメージのこの曲。

一瞬にして不思議空間のグルグル回る渦に入り込んだような。

次々と色んなフレーズを録音したり重ねたりして

一通りまとまったところで

背もたれに寄りかかり、「やれやれ…」といった感じで

一息つくゼトさん。

 

インタビューでよくクラウンとかピエロとか紹介されてるのを

見かけては「おいおい、違うし」って思ってましたが

言葉を使わずに身のこなしで表現して笑わせてるのを見てると

そうとも言えるのかな、と思ってみたり。

体を使っての表現力が抜群に高いと思うのですよ、エイチゼットエムさん。

 

2、ユーモレスク

冒頭は別の曲だったのかな?

めちゃくちゃガッチガチに強いジャジーなアレンジから

なめらかに流れるようなリズムに変化。

そしてその後にはポップでコミカルな展開へ。

 

コロコロと色んな表情に変化していくのに

なんなんでしょう、この一体感というか、なんというか。

 

3、枯葉~ちいさい秋みつけた~Happy Saturday Night~カンカンポルカ~赤とんぼ

現場では、ん?枯葉っぽいけど…似てる別の曲か?

と考えながら聴いていたんですが

どうやら本当に枯葉だったようで(フォロワーさん情報感謝)

9月22日のハピサタで一瞬弾いていたの聴いて

弾きたくなっちゃったパターンでしょうか。

右手を後ろに伸ばしたり

鍵盤の下に伸ばしたり

斜め上に伸ばしたり

まぎれもなく、弾き方のクセがすごい。と言いたくなる。

 

ちいさい秋~に変化すると、ズンズンズンした低音と合わせて

作詞家のサトウハチローさんもビックリするであろうアレンジに。

ゼトさんはゲホゲホ咳き込んだ感じのマイムをしながら

客席の方をジロッと見てフリーズしてたり。

 

からのHappy Saturday~。

独演会でもトリオでもこの曲のアレンジって予想外の展開だから

ワクワクが止まらない。

今回は直球でジャジーに攻めてましたかね。

途中サンプラーから「カァ~」みたいな音出してましたw

あと、鍵盤を一本の指で押しながら手をグイングインさせてた。

(独演会の時ってこうゆう動きをしてるんですねー初めて見たー)

 

そして、カンカンポルカ

タンバリン的な音とカチカチと硬いモノを叩いてる音(ドラムの縁みたいな)。

秋は運動会シーズンだからと、そうゆうことね。

きらきらすたんだーど聴いてて(アレンジは全く違いますけど)

どんな手の動きをしているんだろうと思っていたので

見れて嬉しかったです。そして、意味分からないくらい速かった。

 

最後に赤とんぼ。

電子音の打ち込みと渋いジャズの融合。

後半は壮大で音がサーッとやさしく響き渡るような展開。

昔から知っている童謡のジャズアレンジは

本当に涙腺を刺激されてしまって平常心ではいられないのですわ。何故か。

 

曲が終わって、おじいさんみたいな歩きで腰をかがめて

PCを操作。

 

4、子供の時に見た夢のような

アルバム『未来の音楽』からキター!!!!!!!

つべで独演会2012をよく見てまして、どれか生で聴きたいなと思ってまして

あの印象的なイントロを聴いて「ハッ」と小さく言ってしまいまして。

謎めいていてちょっと悲しげな曲調に

ドドドドとかチチチチという電子音と

弦の音みたいなのとか、グロッケンのような音の打ち込みに合わさって

映画の中で主人公がどこかに迷い込んでしまったかのような。

 

全てが無音になったところで、同時に演奏と打ち込みが始まる

紀尾井でも結構衝撃だったあれが再び。

 

5、ランドスケープ

個人的には1年前の共鳴の陣以来の生音。

前回はピアノだけで壮大な雰囲気だった印象でしたが

全く別物に化けていました。

 

コウさんのシンバルにつるしてあるアレみたいなカチャカチャした音

リーンという鈴のような祭り囃子でよくきく当り鉦のような音

その後に、宇宙空間みたいな音に変化してから

男の人の声で英語のナレーションが入り

ラストはザワザワした中(足音も聞こえた)に混じって

年配のおばさんのような声(中国語?)。

 

これらに合わせてのランドスケープ

ね、音楽ってバケモノですね。

摩訶不思議の極み。

ラストの音声は、Z界のZトークにも書いてあって

富士の陣で使ったというあのニイハオのあれなんでしょうか。

 

MC。

「良い天気で良かったですね。

 残り数曲となりました。

 さぁ、先に続きます。」

 

非常に短く言葉少なめに次へ。

昨日のハピサタ(9月29日放送)で鍵盤楽器について

喋りまくっていたのが嘘かのようにw

 

6、嬉しさを抱きしめて

MVだと1:24~の低音になるところで

サンプラーから

「ていっ!」「よっ!」「はいやっ!」「はいお待ちっ!」と声が。

更に、お祭りの音頭のリズムが流れ始める。

「ていっ!」とか「よっ!」に合わせて

上半身をぐわんぐわん動かしたりもしてました。

 

嬉しさを~と祭り…絶対想像しない組み合わせ。

イメージが覆された瞬間でした。

 

7、すりぬける

心の中で「テッテレ テッテッテーだ!」(←覚え方)と叫ぶ。

(この曲も4曲目と同じく嬉しさを抱きしめまくってました←紛らわしい)

 

かわいい感じのアレンジ。

右足を上下にガシガシ動かすと、次は頭をブンブン。

(ハット落ちちゃうよ~…と良い顔を見せながら、心では落ちなさいと願う)

ループマシンでループ中…

すっと立ち上がると、ポッケに手を突っ込んで

客席に向かって佇むゼトさん。

(FBにも上がってた、あの写真がこれです)

 

そして、ナレーションが流れ始める。

「2012年に発売された『未来の音楽』に収録されている

“すりぬける”という…」と、曲の説明の後

では、すりぬける、について調べてみましょう…

と、音ネタに突入。

 

「すりぬけるとは…うまく通り抜けるという意味…

 

“うまく”がポイントですね…

 

では”うまく”とはどうゆうことなのか?…

 

つまり、すりぬけすりぬけすりぬけ…

 

台風来てるみたいですね…

 

お気をつけ下さい…

 

ということで、この曲で第1部終了です。」

(ポイントだけの、ぶつ切りです。)

 

すりぬけるの意味なんて考えたこともなかったw

途中の「すりぬけすりぬけすりぬけ」って何なのか。

そういえば、合間に「パオーン」みたいな音が入ってました。

 

第2部

いつものように、機材など全て取っ払われて

ステージにはグランドピアノのみ。

 

パンツと同じ柄のジャケットを着て登場。

中は、紀尾井と同じアシンメトリーのシャツですかね。

手元のカメラをやたら覗き込み、タオルでレンズをふきふき。

 

8、未完成ワールド

演奏中にカメラを気にしだし、チラチラとカメラ目線。

すると、手をカメラの前で振って

わざわざマイクで「手がカニのようです。」

 

発想。その発想。

誰もが「えっ、カニ!?」と思ったのではないだろうか。

カニにより、曲の記憶ゼロです(←

そして、曲が終わってからも手振ってカニやってましたw

すぐ気に入っちゃうところが、少年か、と言いたくなる。

 

9、水の流れ~地平線

水の流れは音源に近い演奏だったかと思います。

あのMVを頭の中で想像しつつ

初めて見た手元に釘付け。

鬼のように指が動きまくってるのかと思いきや

まさに流れる水のようになめらかで

この動きであの音の数が出るのは何故!?え、え、え!?

と驚きを隠せなかった。

 

からの地平線で、堰き止めていた涙が噴出。

行った独演会全部で聴いて全部で泣いてしまう。不思議です。

悲しげなアレンジから優雅な雰囲気になり最後はアップテンポに。

紀尾井とはまた全然印象が違った。

 

10、新しいチカラ

(これはまた冒頭は違う曲だった感じなのかな?)

6月ツアーの炎のランニングとか

金沢ジャズのPIANO CRAZEの冒頭のような

手が見えない恐ろしいアレンジから

頭を前後に振って、カメラ目線。

そして、ぐにゅぐにゅ動き出し

演奏しながらピアノの蓋を閉じてみたり開いてみたり。

 

おもむろに水を飲み、上を向き美味しそうな表情で

「ハァ~」

会場(笑)

水のCMか!って思った。

どうでしょう、関係者の方、こんな最適な方はいないかと。

 

そして、新しいチカラ。

やはりこの曲を聴かないと独演会に来たって感じがしない。

なんかとげとげしいアレンジだったかな。

見てると音に吸い寄せられるような、足に力が入っちゃうこの感じ。

 

MC。

今後の告知をして…

「最後にARIGATOという曲をやります。

 今日はありがとうございました。」

 

11、ARIGATO

また独演会で聴けるなんて。

高音のキラキラしたアレンジだったでしょうか。

優しいけど力強い…

そっと背中を押してくれるような。

 

 

客席に手を振りながら下手へ歩いていき

そのまま扉の横の壁にズドンッ!!

最後までありがとうございます(笑)

 

 

アンコール。

独演会Tシャツに着替えて登場。

一回マイク持ったけど、何も言わずwww

 

12、Chameleon~ネクタイしめて~宇宙戦艦ヤマト~ネクタイしめて

最初の曲、PE'Zのどれかのアルバムで聴いたような…でも全然分からない…

と諦めてたら、曲終わりでゼトさんが曲名を言ってくれるという奇跡。

全然思い当たらなかったけど、キレッキレでめちゃくちゃ痺れた。

普通に1曲ちゃんと聴きたいって思った。

で、来ました来ました!ネクタイ!待ってたー!

さっきの曲からの流れがすごいハマってるというかグッとくるというか。

強めのジャジー曲で攻めるアンコールメドレーなのね、分かりました…

と勝手に結論付けていたのも束の間。

「さらば地球よ…」

ヤ、ヤマト!!!

(分かるでしょうけど、当然歌は入ってないです)

油断してたら凄いのブッ込んできましたw

面白~い、と呑気に楽しんで聴いてたんですが

独演会終わりにZ友さん達から、大和市とヤマトを掛けてた

と知り愕然とする、という。

その演出に全然気付かなかったその時の私に踵落としを食らわせてやりたい。

 

独演会でのメドレーの限定感は凄いよなぁ。

Chameleonなんてそもそもめちゃくちゃレアなんじゃ…。

 

 

「わたくし、H ZETT Mという名前なんですけど…」

ここにきて、名前をちゃんと言う。

あのーすごく存じ上げております(笑)

 

その後に、トリオの冬ツアーの告知なんかもしてました。

挨拶をして拍手が起こったところで、何かを言うゼトさん。

「今、拍手に向かってしゃべりました」

え?…どゆこと、え?www

 

13、確かな日々

これだけはやめて…泣いちゃうから、本当に…と念じてたんですが

イントロ聴いて白目。

と同時にスイッチON!!!涙がナイアガラの滝のように。

セトリを書いた手元のメモに、「確かな日々」と書こうとするも

涙でぼやけて何も見えなくて、何も書けず。

音源聴いても号泣してしまうので、普段も聴かないようにしてまして

アレンジの感じとか分かりません。

とりあえず、優しさに包み込まれました。

 

今までの優しい記憶の糸みたいなものがスーっと引っ張られて

目の前でその光景広がっていくような。

だから懐かしさを凄く感じるのかな。

 

そのような曲に出会わせてくれて、ありがとう、と思った。

 

 

 

私としては今年最後の独演会。

2018年独演会納めとなりました。

やはり独演会は、感情を揺さぶられる。

 

紀尾井の時も驚いたけど、特に綿密に計算し尽くされた第1部。

芸術作品ですよ、もう完全に。

絵画とか映像とか見てるような気分になってくるというか

音って目に見えないのに、カタチとなって目に映ってくるというか。

ゼトさんが作り出す音は、それくらい想像力を掻き立てられるんだろうな。

美術館にこの音が作品として展示されていてもおかしくはないと思う。

(それくらいアートとして完成されてるという意味で)

 

ミュージシャンのことって、なんでアーティストって呼ぶの?

と、ずっと思っていたけど、こうゆうことなんだなって

ストン…と腑に落ちました。

 

毎回、何かを発見させてくれるゼトさんの音楽。

(あ、だから芸術の陣でもあったのか…と今気づく)

 

感謝。

ARIGATO

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【セトリ】ピアノ独演会2018秋 -やまと芸術の陣-

2018年9月28日

神奈川・やまと芸術文化ホール

セットリスト

 

※ざっくりです。

   間違ってたらすみませーん!!

 

第1部

1、極秘現代

2、ユーモレスク

3、枯葉~ちいさい秋みつけた~Happy Saturday Night~カンカンポルカ~赤とんぼ

4、子供の時に見た夢のような

5、ランドスケープ

-MC-

6、嬉しさを抱きしめて

7、すりぬける

 

第2部

8、未完成ワールド

9、水の流れ~地平線

10、新しいチカラ

-MC-

11、ARIGATO

 

EC

12、Chameleon~ネクタイしめて~宇宙戦艦ヤマト~ネクタイしめて

13、確かな日々

金沢ジャズストリート2018 SPECIAL LIVE

2018年9月17日

石川・石川県文教会館

 

6月のツアー以来。

年に2回も大大大好きな金沢に行けるなんて奇跡中の奇跡。

 

てなわけで、前日に発表されたサイン会のお陰で

緊張してほぼ寝られないまま

夜行バスで金沢に到着。

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ただいま金沢(。・ω・)ノ

つって。

(年2回来ただけで馴れ馴れしくなる)

 

Z友さんと合流してから

会場近くにある、行ってみたかったパン屋さんへ。

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中も素敵…そう、ステ機。

時間が東京よりゆったり流れてるような感覚に。

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モーニングのクロックムッシュ

(オジョウヒンニ タベルノ ムズカシイネ…コレ)

 

サイン会の整理券が配布される先行物販が12時30分から

ということで、30分前くらいに会場に到着。f:id:tasha2nd:20180921091825j:image

結構並んでたりしてー

なんて思ってたら、入口から物販の袋を持って出てくる人が…

え?どうゆうこと??

 

どうやら時間よりも早く物販が始まってたようです。

私達もそそくさと物販へ。

対象商品の中から悩みに悩んで

新アルバムのDINAMIC FLIGHT盤を購入。

(ちょうどピンクしか持ってなかったから助かった)

整理券をもらった瞬間、Z友さんと合流して忘れていた

緊張がどっと押し寄せてくる。

やべぇぇぇー…貰ってしまった…どどどどど、どうしよ。

肩と腰と膝に凄いことになるんですわ、ほんと。辛い(←

 

まだ開演まで少し時間があったので近くの尾山神社へ。

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ステンドグラスのような窓もあってちょっと異国風味な佇まい。

中にはアート的なオブジェのようなものもありました。

サッと見て、サッとお参りして、サッと記念撮影して退散。

 

会場に戻って、席へ。

一桁台の列ではあったものの、結構遠いのかなと思っていたら

めちゃくちゃ良く見える!

会場自体がそこまで大きくないので、むしろ近いくらい。

上手側だったので、グラピのゼトさんの手元も見えそうな予感。

(現場では、ホールって久々かも…って思ったけど、7月にありましたね。

野音の記憶があまりに大きくておやこの日とか大昔に感じる不思議…)

 

舞台上には既に1組目のfcpの楽器がスタンバイ。

(ドラムセットの後ろにイスがあるーなんか違和感ー

と、コウさんの立ちドラムに見慣れ過ぎて変な感想を思いつく)

 

いよいよSPECIAL LIVE開幕!!

 

1組目 fox capture plan

ドラマ『カルテット』の曲担当されてたっていうので名前は

知ってましたが、前日に予習で少しだけつべで聴いた事を除けば

ちゃんと聴くのは完全に初めまして。

 

スタイリッシュで未来な感じの曲から

ジャジーでアップテンポの曲まで豊な曲調。

どの曲も映像作品のテーマ曲になりそうだなー

なんて思いながら聴いていました。

個人的には、ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇中曲がお気に入り。

今回演奏された中では、一番ジャズ感が際立ってた感じ。

あと、4曲目の早いテンポの曲も(誰かー!タイトル教えてー!)

 

Inoueさんのダイナミックなドラムさばきが印象的。

特に左手の動き。

結構な割合でドラムに集中して聴いていました。

あと、ピアノのKishimotoさんのメガネが2回程

ピョーンと飛んでったのには笑ってしまった。

1回目は結構な遠投で「あれ?どこいった?」と

キョロキョロしながら弾いてたのがおかしかったですw

同時にピアノも見せ場のくだりだったから

メガネ飛びと見せ場は比例してるのかな、と。

 

2組目 RS5pb

MC無しで、がっつり長めの曲を4曲くらいだったでしょうか。

fcpとは打って変わって、コアなジャズファンの心をガシッと掴みそうな

濃厚なジャズの雰囲気。

でもそんな中に遊び心があったり。

 

当然ですが類家さんの存在感が凄まじい。

ド素人が聴いても色々な技が入り乱れてるんだろうなーと思った。

(トランペットもギターみたいにエフェクターで音変えたりするんですね…全然知らなかった)

そして、類家さんカッコイイ←

 

あと、ジャズで聴くエレキギターのスパイシーさがより引き立つ感じが凄く好きです。

(単に弦が好きなだけかもしれぬが)

 

3組目 H ZETTRIO

タイムテーブルに書いてあった予定時間の

10分遅れくらいのスタートだったでしょうか。

今回は、クロノスは無しで、グランドピアノとキーターで。

 

上手側から3人登場!

ニレさんとコウさんに続いて、

ゼトさんはムーンウォーク風後ろ歩きで舞台袖から現れ

既にいつもの位置にいたニレさんにコツンとぶつかり

方向転換をしてまたムーンウォーク

ピアノまで向かうも今度は椅子にコツン。

最初っから、そうゆうかわいいことしちゃいますか。

 

衣装は、まさかのオレンジ・青・白の方でびっくり(←表現

野音が最後だと思ってたので嬉しい!!

でも島フェスが新衣装だったので

うっすらは期待してたり、してなかったり、してたり。

 

ピアノの前に座って「いつも通りにやりまーす」とゼトさん。

 

1、SEVEN

SEVENがトップがさすがに攻め過ぎかなーなんて予想してたら

…おほほほほ!!!そうですか!!そうきますか!!!

耳が肥えている金沢のジャズファンに向けて

一発目から戦闘態勢で猛攻撃を仕掛けてきた感じ。

初めて聴いた時、難解過ぎて乗り方が分からず棒立ちだったのに

私より前列に座っていた結構な人数が音に合わせて体を揺らしてました。

攻撃が命中しましたね…ふふふ。

 

ニレさんのソロの時、拍手が起こって

予想外だったのか、「おっ!」という感じで微笑んでたのが

印象的でした。

 

2、Zディスカバリー

うふふふふふ…ねぇ…もうどうしましょうねぇ。

アルバムをシャッフルじゃなく聴く時に、SEVENとディスカバリー

組み合わせて聴くくらいの私得最強コンビ。

5月のこどもの日から、おやこの日以外では私が行ったLiveで

毎回やってくれてると思うのですが

この曲を聴くと「あぁ~ゼトリオのLive来たわ~」みたいに

感じるようになってしまいました。

 

ピアノでディスカバリーって割と珍しいような。

途中で、片手はキーター、もう片方はピアノで弾いてからの

キーターを背中に回して、もう片方はピアノで

湧きあがる会場。

つべのフジロック動画見て以来、キーター背中に回して弾くの

震えるくらい好きです、はい。

あと、右足を腿上げしてるみたいにかなりアグレッシブに

動かしてましたw

 

3、Mysterious Superheroes

冒頭部分をカットして、突如始まるの初めて聴いたかも!

グラピだとちょっと優雅に聴こえるなーなんて思ったけど

終盤の目まぐるしい展開はやはりカオスそのもの。

逆に一音一音の破壊力は増してた気もする。

 

あと、椅子の横の床に寝かせて置いていたキーターの鍵盤を

右足で押してたのは最高でした。

速度の音楽の神田川でも足でやってたけど、ゼトさんの足技好きだわー。

 

MC。

M「湿気がかなりございますので、雨の金沢らしい気候ですね。」

K「熱気じゃないですかね?」

会場から拍手がw

…そこまで湿気高かったかな?全然気付かなかった。

スモークのせい?

 

M「曲は順番にやっていきたいと思います。」

最近の当たり前のことを当たり前に言うMCがツボ。(ハピサタかっ)

 

ニレさんを見て「チューニング終わった?」と訊ねるゼトさん。

で、コウさんが「いいですよ、十分にやってもらって。」みたいなことを

言ってニレさんを困らす、大好きな構図。

 

チューニングが終わったらしく、ニレさんも挨拶。

「エイチゼットリオとしては、この会場は初めてなので」

6月のツアーの時、azホールも来たことあるって言ってましたよねー。

結構金沢来てるんだなぁと、ふと。

 

4、落陽

おっ、ここはホールライブらしく、聴かせにきましたね。

中盤のアレンジは、少なめの音で強めのジャジー感。

泣いちゃったーここ。

落陽ってじっくり聴くと、全然しっとりじゃないと思う

ザワザワしてくるもの、体の奥の方がザワザワしてくる。

 

締めで、コウさんが

わずかに聴こえるくらいで鈴とシンバルを鳴らすわけですよ。

この繊細さの中に光る巧み。

ヒ、ヒ、ヒ、ヒィィィー!!!!!!!!ってなりました。

 

5、PIANO CRAZE

これは凄かった。

個人的ベストは6月の横浜だったんですが、更新です。

グラピのPIANO CRAZEってクレイジーさが格段に上がって

聴こえるというか。

でも、今回はグラピだからという問題ではなく

ツアー金沢で聴いた炎のランニングを彷彿とさせるイントロのピアノソロ。

かなり鋭角で複雑で攻撃的な現代音楽のような。(←全然詳しくないけど

あの横浜で感じた、恐ろしさ再び。

そんな中、右手を指揮者みたいな動きで、コウさんとニレさんを

惑わすゼトさんw

指揮者の動きと思ったら、ピアノの下に手突っ込んだりしてたし。

 

で、中盤の狂気的な強めのアレンジ。

猛烈に速かった。これぞSPEED MUSIC。

からのニレさんのソロで、はい撃沈。

 

6、Beautiful Flight

ニレさんのソロ後、ゼトさんはスイッチが入ったかのように

(まぁ、ずっとスイッチは入ってるだろうけど)

低い体勢の空気イス状態になって右足ガシガシ上げたり

ひじドンしたり。

 

無音のくだりの後からのラストにかけては、もう圧巻。

嘘だ…これを3人だけで演奏してるなんて、嘘だ…

嘘だと言ってくれ!!!と純粋に思った。

終わって、ゼトさんが客席に向かってガッツポーズ。

それくらいゼトさんの熱量も凄かったということですね。

 

7、パノラマビュー

パーノーラーマァァァー…ビュゥゥゥゥー( ;∀;)

(もう曲名を叫ぶことしかできない)

 

え、こんなに凄かったっけ、パノラマって。

中盤のあのあそこです、あのとんでもない所。

とんでもない所のとんでもなさ具合がとんでもなかった。

ポップな感じのアレンジだったんですけど

ゼトさんの手が超あれだったし

足も超あれだったし

要するに、凄いあれでした。(表現を諦める)

途中、手の甲でグリングリンしながら弾いてたのを見て

Playin' Swingin'のMVと同じく、ひれ伏しました。

 

そうそう、手を振るのを促す時のコウさんの笑顔が

たまらなく素敵でした。

 

MC。

M「次が最後の曲になります。」

会場「えー」

ホントにやだー、と心の底から。

 

M「小さいお子さんもいますけど

  鍵盤を足で弾いてはいけません」

と、床に寝転がっているキーターの鍵盤を

さっきみたいに「ギー」と足で押してみせるゼトさん。

そこを気にしていたんですねwww

 

8、What's Next

お、まさかのMMDじゃなかった。(泣きドラム見れるかなーとか思ってたw)

ワツネクがラストなのはなんか久しぶりで新鮮さも感じられたり。

 

ラストの曲らしく、熱量・速さ・音数…完璧。

ゼトさんのピアノソロから、コウさんとニレさんが加わる所は

音がぎっちり詰まった球をバズーカでエンドレスで

バコンバコン撃ちまくって、それがそこら中で爆発してるような

そんな感じ。

バズーカ攻撃でやられました、完全に。

リアルに息止まってしまったし。

 

ゼトさんの足は、今回一番バタバタしてたw

最初の方でコウさんがスティックをクルンクルンしてるのも

見れました。

 

 

最後、前に出てきて挨拶してから

「良い夜をお過ごし下さい」とゼトさん。

そして、コウさんは投げキッスしてましたwww

なんだ、この女子を惑わす締め方は(笑)

けしからん♡

 

SPECIAL LIVE、これにて閉幕!

 

 

ホールだし、なんか大人っぽい雰囲気のジャズイベントだし

落ち着いた感じでまとめてくるのかと思ったら、真逆でした。

もう大暴れの猛攻撃。

動きとかではなく、音で真っ向勝負というメッセージを

ひしひしと感じました。

なんせ、対バンですからね。

先日のTOKYO JAZZとはまた違う顔のゼトリオを

見れたような気がしました。

(そういえば、TOKYO JAZZで見たニイハオ風味が

一切なくなってましたが、

あれは貴重な中華仕上げだったんだなと、今、思う。)

 

しかし、どの曲も初めて聴いたんじゃないかって思うくらいのアレンジ祭り。

どれも、この場所のこのライブでしか聴けないなんて…

と、特に思った今回のライブでした。

 

そして、インストだとゼトリオしか聴かない故に

こうゆう形式で、生で他のバンドの演奏を見れたというのは

色々な発見もあり大収穫だったな、と。

3組それぞれスタイルが全く違っていて、比較して見られる面白さ。

やはり、ドラム・鍵盤・ベースはどの組も注目してしまいましたが

驚くくらいそれぞれ特徴があって、こんなにも違うものなんですね

なんて思いながら見てました。

(とりあえず、ゼトさんはすんごく背中がまあるいと言うことがよく分かったw)

 

朝から晩までゼトリオ尽くしの

最高な1日でした!!

また金沢に絶対に行くと、心に誓う。

 

やはり、金沢という地は、奇跡を起こす何かを持っているな…

 

 

 

 

(注意)ここから下は、個人的なサイン会の思い出日記となります。

    オススメはしません、多分キモイです。

 

 

 

終演後。

あまりに素晴らしいライブだったので

座席に座ったままZ友さんと語りながら余韻を噛み締める。

 

結構早めにスタッフさんが楽器の撤収を始めたので

ピアノとキーターだけ。f:id:tasha2nd:20180920092114j:image

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…そして、考えないようにしていたけど

刻一刻と近づいてくる決戦の時間。

 

あ、やばい

肩と腰と膝が…あ…。

 

意を決してロビーに出るとサイン会が

もう始まっていて10mも無いくらいの距離に

3人がいて、普通に驚く。

衣装もライブから着替えていて、グラデーションのTシャツになってました。

(この衣装見るの何気に久々)

 

まだCDを開封すらしてなかったので慌てて開けたり

どこに書いて貰おうか考えたりしつつ

とりあえずその場でサイン会をしている3人を眺めていると

もう、これだけで十分かも…なんて思えてくる。

 

精神的にも体力的にもぐったりしながら

とぼとぼと会場の外にまで続いている行列の最後尾に加わる。

 

少しずつ列が進んでいく…

迫り来る恐怖により(←

口の中の水分が全て奪われ

目もしばしばしてきた…

今回本当無理かもしれないorz

 

しかし流れは止まることなく進み

整理券を受け取るスタッフさんのところまで到達。

でも、スタッフさんに近づくと3人が視界に入ってしまうので

(ライブでは見たくて見たくて仕方ないのに変なの)

1mくらい離れた柱の陰になった所から整理券を渡す(←迷惑

 

あー渡しちゃった…

ガタガタブルブル…

このままではこの戦には打ち勝てない。

 

強い心よ

私の中の強い心よ目覚めるのだ………

 

…ドゥ……

…ドゥハ……

…ドゥハハハハ…

…吾輩が持っているこの名曲まみれのアルバムに早くサインをするがよい…

…ドゥハハハハ…

…お前を蠟人形にしてろやろうか?(←それは違う

…ドゥハハハハァァァー!!!

 

 

これでよし。

この勢い。

 

私の中のデーモン閣下が目覚めたところで

いざ出陣!!!

 

まずはコウさん。

コウさんの前まで進むと、ちょうど水を飲んでる最中で分かんないけど笑ってしまい

「すみません、お水を飲んでるところに」

と言うと

にっこりするコウさん。

 

CDを手渡し、サインを書いてるところで

「昨日の夜は金沢で何か食べたんですか?」と

聞いてみる。

コウさん「食べましたよー。海鮮系のものを。」

私「わー!いいですねー!」

で、CDを返してもらって握手。

 

のどぐろ食べました?とかさー

そうゆう気の利いた返しが何故出来ないかね。

前回めちゃくちゃ普通の事しか言えなかったから

コウさんはリベンジしたいと思ってたのに。

(私の中の閣下は超絶口下手であった)

 

続いて、ニレさん。

私「さっき『ここの会場はゼトリオでは初』って言ってたじゃないですか?

 前に来たことあるんですか?」

N「あ、まぁあの~

 来たことがあるというか、なんというか…」

 

サイン会でのたわいもない会話の中でも

忠実に設定を守るニレさんwww

隣にいるお鼻が青い方は最近ぼんやり具合が加速してるというのに。

「あははーそうでしたねーはははー!

ありがとうございます」と

よく分かんないけど笑ってごまかしたら

会話終わってしまった(◎-◎;)

 

最後にゼトさん。

ニレさんに話しかけてる間に

ニレさんがCDをゼトさんにスッと渡していたので

ゼトさんの前に立った時は既にサイン済み。

 

あっ、ヤバイ!

何も言えずに終わってしまう!!と思い

慌てて「名前書いてもらってもいいですか?」

と、頼む私。

 

M「あ、はい。」

 

沈黙………………………。

 

ペンを持ち、手元を見たまま微動だにしないゼトさん。

 

そして、無言&真顔でギョロっとこちらを見上げる。

 

え、何???

なんか超見られてるんですけどーうふふふふ♡

…じゃねぇ!!!!!

 

ヤバァァァァァーイ!!!

「名前書いてください」って言えたのに満足しちゃって

自分の名前伝えるの忘れてたー(;゚Д゚)

「で、名前は?」と言わんばかりの目での

ゼトさんからの無言の訴えにようやく気付き…

 

私「あっ!!…〇〇〇です。」

 

前回に続き、またやらかしてしまったorz

ゼトさんが名前を書いてくれてる間に挽回せねば。

サイン会前になんとなく考えてたあたりさわりのない質問を言ってみる…

 

私「小豆島から遠かったですか?」

M「そんな遠くはなかったですよ。」

私「あ、意外と近いんですね。」

M「近いというわけでもないですけど。」

私「まぁまぁ遠いんですね。」

M「遠いっちゃ遠いし、近いっちゃ近いですね。」

 

どっち!!!

結果どっちなのか!!!(笑)

近かったのか遠かったのかゼトさんの答えは闇の中。

きっと一生分かることはないであろうw

あまりにゼトさんらしさ全開の回答だったから

思わず笑ってしまいました。

とりあえず、金沢で一番謎のやりとりだったのは間違いないでしょう。

 

この時、割と冷静に

この声がきっとハピサタの「これがホントの声だよ~」に

あてはまる声なんだろうなーとか

目の周りの黒の境目は意外にもぼかしてるんだなーとか

なんちゅう顔の小ささなのか!!!とか

しっろ!!色しっろ!!白塗ってるのかってくらい、しっろ!!とか

考えながらゼトさんを観察。

(今思えば、衝撃的に贅沢な時間だったのでは説)

 

握手をしてもらい、その場を離れた瞬間

私の中の閣下がスリープモードに切り替えられ

怒涛の震えが襲いかかる。

い、今の時間、ま、ま、まじか。

 

書いてもらったサインをZ友さんに見せようとするも

震えてサインのページを開くことも出来ず。

多分、この時間で一挙に老けたと思う(←

 

とは言え、今年3回もサイン会に参加できたとか

奇跡以外のなにものでもないです。

ありがとうございました!!

関わっていた全ての方に感謝。

 

 

あの無言の訴えの目は忘れられない…

【セトリ】金沢ジャズストリート2018 SPECIAL LIVE

2018年9月17日

石川・石川県文教会館

 

セットリスト

 

1、SEVEN

2、Zディスカバリー

3、Mysterious Superheroes

-MC-

4、落陽

5、PIANO CRAZE

6、Beautiful Flight

7、パノラマビュー

-MC-

8、What's Next

TOKYO JAZZ X -X-PERIMENT-

2018年9月1日

東京・WWW X

 

昨年、仕事で泣く泣く諦めた東京JAZZ。

TOKYO JAZZ Xという新しい姿となったイベントに

今年もH ZETTRIOが出演ということで、その日を心待ちにしてました。

(BSで放送されたやつ、何回見たことか…

珍しいカメラアングルとかもあって最高だったよな…

特にゼトさんの背中越しにコウさんを撮ってて

その時のアイコンタクトがたまらなく好きでして…

あと、野宮さんが目を合わせて来るのに対して

頷いて応えるニレさんとゼトさんとか(ゼトさんに関しては背中のカットだったから

どんな表情でウンウンしてたんだろう…ウヘウヘウヘ)…

あと…ふくらはぎとか…

あと…トークがぬるっとしててやっぱ最高だなとか

あ…ただの変態ヲタ目線の話になっている…戻します)

 

仕事後、渋谷駅に到着してすぐ私を出迎えてくれたのは

土砂降りの雨。

おぬし、来るのではない!と言われてるような

ようこそTOKYO JAZZの渋谷へ!と歓迎してくれてるかのような

…まぁ、どちらでもないただのゲリラ豪雨ですが。

 

ゼトさんが最も嫌う雨で足元びしゃびしゃになりながら

会場のWWW Xに到着。
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リーダーズワンマン以来のこちら。

またここでゼトリオの演奏が聴けるとは。

 

入口を盛大に間違えたり、案内に従って階段をどんどん

のぼりながら「えっ?地下じゃないの?リーダーズの時地下だったけど」と思ったら

リーダーズLiveをやった方ではなくもう片方の大きい方だったと

現場でやっと気付き自分の呑気さに呆れつつ…

 

中に入って、ゼトリオの出番待ちをする

フォロワーさん達と合流。

皆あたまからずっと前のめりでLiveを見てるのかと思いきや

結構ゆったりとした空気でおしゃべりしたり休憩したりご飯食べたり。

 

WWW Xの方ではWONKさんのLive真っ最中。

濃厚で素敵な歌声。

時間的にゼトリオ以外は見れないと思っていたので嬉しかったです。

最後の2曲程聴けた感じでしたかね。

 

終わったと同時に出ていく人の流れに逆らいながら

(これがあれか産卵を控えた鮭の気持ちか…

と言いながら、大勢出ていくという感じでもなかったんですがね)

なんとか上手側の3列目を確保。

ニレさんがド正面にそびえ立っているのがまるっと見える感じの位置。

思い出すツアー金沢…

 

結構ギュウギュウに人が詰め込まれて

隣の人と肩がぶつかりそうなくらいの状況の中、30分以上の待機。

これは周囲にフォロワーさんがいてゼトリオトークで気がまぎれたから

良かったものの1人だったら結構しんどかったかも。

そして、暑かった。

思い出すツアー横浜…

 

運び込まれるゼトリオの相棒達の様子を見たりして、時は過ぎ…

暗転して、いよいよスタート!!!

 

暗闇の中、コウさんとニレさんが先に登場。

あ、Make My Dayでお馴染みのあの衣装ですね。

あの青オレンジ白の衣装はもう見れなくなるのかな…

と思うと、少し寂しく感じたり。

 (あのヤンチャな色味、大好きでした…とここで告白する)

 

遅れてゼトさんも登場。

3列目でも結構近いし、なんなら野音よりも近くに3人が見えました。

毎度Liveの登場で思う、ゼトリオさんって実在するの!?感。

そして日常に戻るとやはり妖精か何かなのでは…という感覚に戻る

という繰り返しの日々。

 

1、Enter The Dragon~Beautiful Flight

さてさて、1曲目は何ですか…と目も耳も口も全開で集中していると

ジャージャジャッ…

ん???聴き慣れないメロディ…いや違う聴いた事あるメロディ…

いやいや、燃えよドラゴン!!!!!!!

からのゼトさんの「アチョー!!!!!」

うぉぉぉぉぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

気になりまくっていた例のアチョーが聴けた…(T_T)

ニイハオ行けなくて日本でうじうじしてた人間には

このプレゼント、鬼のように嬉しかったです。

一瞬で会場全体に火がついて、まさに燃え上がっていました。

更にそのあと、「ニイハオ」もゼトさん言ってたしw

 

で、燃え上がったところで、Beautiful Flightってもう。

私は1曲目で燃え尽きてしまうのかと思った。

この勢いに乗ったBeautiful~は倍くらい速く聴こえました。

中盤のくだりゼトさんなんて音の数、速さ共に想像を絶するくらいの。

 

無音のとこからのジャンプは新型?(私が初めて見ただけか)

横に曲げてハットおさえながら“C”みたいになってた。

ただ、終始目の前でよく見えるニレさんに見とれていた

というのが本当の話。

スモークとカラフルな照明の中、真顔で黙々とニレさんが

なんという全てが整った方なのかしら、と。絵に描いたみたいに。

 

2、Zディスカバリー

うそーん…ディスカバリーやってくれるの…うそーん。

無類のディスカバリー好きとしては嬉(←もういい)

 

間奏のアレンジがエレキギターみたいな音

(あれは何なんですか?クラビってやつですか?わかりません!)

で、やっぱゼトさんのこっち系の歪ませまくりなアレンジ好きだわーと再確認。

あと、途中で左手の甲をグッとこちらの方へ向けてきたと思ったら

銀色のテープでZと貼ってありました。

なんなの、このかわいいの。

キレッキレの最中からの手の甲のZはギャップが凄くてもう助けて下さい。

 

3、Flying Future

思い出すツアーファイナル…

野音とはまた違ったアレンジで、ピコピコ弾むような感じ。

キーターを肩にかけて、キーボードと同時に弾いてましたけど

あれはどっちからの音だったのか。

4種類くらいの音を間髪入れずにサササササッと切り替えてるとこ

よく見てみようと思って、動かずにジーッと凝視してみたけど

1ミリもシステムが分かりませんでした。

ゼトさんのシステムが分かりませんでした。

 

MC。

M「WWW Xは初めてなので楽しみですね。」

なんて言いつつ、メンバー紹介。

N「Don't think, just feel.な感じで行きたいと思います!」

ここら辺で気付き始める…

エイチゼットリオさん、ニイハオに感化されまくっている模様(笑)

帰って来てから一週間も経ってないわけですもんねw

きっとすごく楽しかったんだろうな…いいなぁ…

ニイハオ行きた…(去れー!!雑念よ、去るのだ!!!)

 

4、Something Spesial

マイベストサムスぺは先日の野音だったのですが

あれ…どうしよう、あれ…更新されてしまったかもしれない勢い。

音源でいうとセリフ後のゼトさんのくだり。

めいちゃんがまっくろくろすけが潜んでる所に指で触れた時に

ブォワッッ!!!って音の一つ一つが弾けてる感じ(分かりにくい)

音の圧力が凄かったです。

そんな怒涛のくだりからの、ニレさんの方を見ての

ニコッとしながらアイコンタクトをするゼトさん。

可愛すぎてもうどうしてくれようか。

 

5、MESHI -episode2-

シャンシャン響く音からのスクラッチをミックスさせた

イントロから始まったメシ2。

なんだか面白い展開になりそうな予感しかしない。

 

ニレさんは「キュイ~ン」が気に入ったらしく

ニヤッとしながら、連続でキュインキュイン。

メシ2のニレさんを見ると変態的にベースが好きなんだな、と思ったりする。

その後のセリフ部分では、ニレさんに合わせて

コウさんが「ひつぜぇ~ん」とささやいたり

「アチョ~」と密かに言ってたりw

 

コウさんがスティックをお箸持ちにすると大盛り上がり。

吊り下げてる鈴を豆みたいにつまんだりしてましたww

コウさんのドラムソロになると、動き出したゼトさん。

最初、足を振り上げて後ろにあったキーターの上をくぐらせたり。

それから酔拳の動きをしながらフラフラとドラムの前まで出てくると

華麗な動きでシンバルをスッと掴む。

更に酔拳の動きから手を伸ばしてもう片方のシンバルをスッ。

止まらないニイハオ感化www

 

終盤では永遠に続けられるのではないかと思った

3人のアドリブバトルのような展開。

バトルのようでめちゃくちゃ強い猛獣たちの華麗なじゃれあいのような。

いやーこれはまた見たい。

 

6、今夜はブギーバック

えぇぇー!!!!!

速度の音楽カバーシリーズはツアーだけの特別企画だと

思っていたら、TOKYO JAZZでもやってくれるんですか!!

名古屋以来の2回目。

イントロ聴いた瞬間から体がざわめきました。

鍵盤と距離近めで演奏するゼトさんの鋭い目がたまらなかった。

野音の写真でもあったかと思います、あの鋭い感じ)

 

7、PIANO CRAZE

火サスのテーマを弾き出して、会場から笑いが。

その後に、また酔拳をすると、マイクに向かって「スゥ~」と言うゼトさん。

「スゥ~」とは???笑

 

演奏体勢に入り、PIANO CRAZEのイントロで始まるかと思いきや

再びの「スゥ~」。

で、イントロを弾き出したと思ったら

再度お出ましの「スゥ~」からの酔拳

気に入りましたな、これw

 

なかなか始めないゼトさんを見ながら

「おぉおぉ!」みたいな感じで

いつ入ろうかとタイミングを見計らっている

ニレさんがすごい面白かったです。

これ、本当密かな名シーンだと思ったw

 

8、Next Step

パオーンは何回皆で言ったかな?(笑)

ゼトさんも両手でパオーンしたり

サンプラーパオンパオン言わせてたりしてたり。

最後は、ゼトさんの足にスイッチが入って

片足グイーッてしながらぴょこぴょこ跳んだり、

説明できないステップを片足でやって下手へ移動してたたり。

ええ、全部弾きながら。

 

昨年の東京JAZZでもNext Stepやってましたよね、確か。

トリオさん的に攻めたい時の勝負曲的な感じなのかな。

 

9、What's Next

この曲あたりからも会場も尋常じゃないヒートアップ具合で

私も3人見ないで、頭ブンブン振ったり

跳びはね過ぎて疲労で脇腹痛くなったりして

ほぼほぼ記憶がございませんが

全体的に神がかっていたことは間違いなく。

あと、コウさんがシンバルをバシッと掴んで

無音にするところが最高の切れ味でした。

 

10、Dancing in the mood

最初の方で、ちょろっと酔拳をやった後に

弾きながら目一杯に右手を広げたり、左手広げたり

両手を左右上下に広げたり…

ここでは、ゼトさんの手に謎のスイッチが入ってましたw

 

MC。

「秋と冬にツアーをやります。詳しくはウェブで」と

物凄くシンプルに告知をするゼトさん。

「最後にMake My Dayという曲をやります。」と曲を紹介して

最後の曲へ…

 

11、Make My Day

跳びはねて心地良い疲れの中で聴くMMD

余計、体にしみてくるというか。

しかも、コウさんが腕を目に当てながら泣いてる風にして

ドラムを演奏するという新技の泣きドラムもお目見えして

私はそれに普通にもらい泣きしていたという。

コウさん、顔は普通にニコニコしてたのにもかかわらず。

やっぱ私はこの曲に滅法弱いようだ…(MVも泣きました)

 

最後は、ゼトさんの背面弾きで締め。

 

 

約1時間くらいのゼトリオがこれでもか!というくらい

凝縮されたLiveでした。

 

こうゆう他のバンドも出演するようなLiveで

トリオさんをちゃんと見るのは初めてで

(厳密には、昨年の川崎ジャズも行きましたが

トリオさんの出番が始まってから着いて

9割くらいは見えずに聴いてただけなので)

どんなゼトリオさんが見れるのかと期待大だったのですが…

これがニレさんが言っていた「こっち来いや!」なオラオラ系の

ゼトリオですか!と。

 

セトリを見れば分かると思いますけど、なんという

気合入りまくりの攻めセトリ。

Beautifulが1曲目の時点で、あ、これはヤバイぞと感じ取りましたもん。

1時間なのに2時間のワンマン並みの濃さとLive後の疲労感w

 

ライブハウスのスタンディングだから

会場の盛り上がりも凄くて、3人もヒートアップして自然と遊びも多かったし!

今回はニイハオを中心とした遊びでレアでしたw

(ファンは分かるけど、知らない方にはやけにニイハオ風味が散りばめられてて

中国をコンセプトにしたバンドなんだ!とか思われてないかなw)

 

本当に、毎回、色んな顔を見せてくれますね。

 

今年最後(と、思われる)スタンディングLive。

9月になったけど、あの熱さ…

まだまだ夏は終わらない。


f:id:tasha2nd:20180902234602j:image (こうゆう手に巻くの憧れてたから地味に感動。つけなかったけど)

 

【!注意!】

よく記憶力を褒めていただけることがあるのですが

印象的なポイントをちょろちょろっとメモってるだけでして

一切覚えてなんかいないんですよ~。

ということを、ここでお知らせさせて頂きますm(__)m

(本当は記憶力凄いでしょアハアハアハとドヤ顔をしておきたい

なんてことは言わないよ絶対)

【セトリ】TOKYO JAZZ X X-PERIMENT

2018年9月1日

 

1、Enter The Dragon(映画『燃えよドラゴン』テーマ曲)~Beautiful Flight

2、Zディスカバリー

3、Flying Future

-MC-

4、Something Special

5、MESHI -episode2-

6、今夜はブギーバック

7、PIANO CRAZE

8、Next Step

9、What's Next

10、Dancing in the mood

-MC-

11、Make My Day

東京・Mysterious Superheroes Tour 2018 ~濃縮還元遊戯舞台~ FINAL

2018年8月18日

東京・日比谷野外大音楽堂

 

 

なんという一日だっただろうか。

 

忘れられない2018年の夏の集大成。

 

一人一人想いの込められた小さなエネルギーが

日本全国からあの場所に集まって

H ZETTRIOの音と合わさったそのエネルギーは

何百倍、何千倍にも大きくなって

なんらかのチカラとなってこちらに戻ってきたような気がした…

そんなふうに思えたり。

人の繋がり、みんなのチカラを感じたLiveでした。

 

 

 

てなわけで、今回のLiveは映像化するようなので

説明はほどほどに思ったことを中心にお送りします。

そう、ただの感想です。

 

 

地元東京開催ということで、ありがたくも仕事後に野音へ。

ただ、FINALの日にゼトリオを流しながらの仕事は

一ミリも集中できないということを学んだ。

 

開場の少し前に会場に到着。

既にかなりの人が開場待っていましたが

6月のツアーと比べても確実に熱量が違う感じがすぐわかる。

全国各地からゼトリオ好きが大集合してるとういうこともあり

初めましての方、久しぶりの方とお会い出来た嬉しさも

今までのLive前の熱量とは違う要因の一つかもしれませんね。

(今までとはレベルが違うくらい集まってましたから)

 

私も記念撮影したり、ハグしたり、おやこの日のサイン会のことを

フォロワーさんに謝罪したりしつつ(←

時間も迫ってきたので会場の中へ。

 

野音に来るのは3年ぶりくらいでしょうか。

自分の席へ行く前に一番後ろからステージを見ても

本当に見やすいなここは、と改めて。

個人的にも大好きな場所です。

 

そして、自分の席へ。
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うあうあうあうあ…嘘でしょ…。なにここ。

目の前に見たことがない光景が広がっている。

野音でBブロックより前の経験が無かった故に、まさしく初めての景色。

(少々前に出て撮った写真ですがね…)

 

ご一緒したフォロワーさん達とヒーヒー言いながら開演を待機。

もう始まらなくていいかも…とか

このまま一週間くらいここに座っていたい…とか

わけの分からない感情が沸々と込み上げてきた。

それくらい、私には申し訳ないくらいの席。

 

もう一つ初めての出来事としては

偶然近くの席だったフォロワーさんがフェイスペイントのインクを

貸してくれて、いいお鼻にしてしまった自分に驚きを隠せない。

鼻に色を塗るなんてぜっっっったいに恥ずかしくて無理!!

と思っていたのに(←おいおい、ゼトリオさんを前に何を言ってるのか

この高まった雰囲気と席がそうさせたのでしょうか。

3人もこんな気持ちで色を塗ってるのか…と割と冷静に想像してた。

(あ、3人は塗ってなんかいませんね…はははは(真顔))

 

そうこうしているうちに、開演時間に。

6月2日から始まったMysterious Superheroes Tourの

フィナーレがいよいよ開幕です!!

 

第1部

 

下手から手を振りながら登場したH ZETTRIOの3人。

衣装はいつものオレンジ・白・青のあれです。

それぞれの位置にスタンバイした3人を見て

改めてとんでもない席になってしまったことを実感する。

 

1、Flying Future

ツアーで1曲目は『Mysterious Superheroes』が定番だったので

野音もそうかと思っていたら、まさかのこの曲ですか!?

予想できないLiveにするから覚悟しておくように!という裏メッセージと

1曲目に驚いているファンを見て心の中でニヤリとしている3人が

頭の中に浮かんできましたw

 

この曲ではキーボードとキーターを織り交ぜながらの演奏。

シャープな感じのアレンジ。

6月にLiveで聴いたアレンジよりシンプルめだったかな。

最後は、キーターを床に置いてゼトさんもしゃがみ込みながら

指でスライドするとこをギュイ~ン。

 

2、Something Special

まーじーかー!!!

私が6月に行った3箇所では一回も聴けなかった曲なんですが

他ではやっていたのだろうか。

と同時に、昨年のツアーファイナル(個人的初ゼトリオLive)の

1曲目がこの曲だったゆえに、非常に感慨深かった。

3人的にも節目のLiveに演奏したい曲なのかな…?

 

グランドピアノへ移動したゼトさんは

イントロから大きめのアクションをわちゃわちゃと。

コウさん、ゼトさんそれぞれのソロは圧倒的音数と技の応酬で

もはや笑ってしまいそうになるほど。

締めは、ゼトさんのひじドンで。

 

3、夢と希望のパレード

ゆめぇぇぇー!!!!!!!!!!!!!!!!(←いちいち続きます)

驚きで腰が粉砕されたかと思った。

この曲と言ったらつい昨年の大感謝祭を思い返してしまうんですが

解放された野外で聴く違った表情のこの曲もまた味わい深かった。

3人の楽器から出る音が流れ星みたいになってパーン!って

日比谷の空に弾け飛んでるかのような、そんなイメージ。

 

MVで言う0:47あたりのアレンジがお洒落だったのと

ゼトさんのソロの音色があまりに透き通っていて優しくて

現場でもウルウルしてましたが

今また思い出して、ボロボロ泣きながらPCの前におります(←

 

MC。

M「こんにちは!晴れたぁ~!!

  6月から始まったツアーファイナル、ありがとうございます!

  今日はたっぷりお届けします」

会場全体を見渡して、ほとんど影に隠れてたんですが

「後ろだけ日向ですね」とか「また暑くなりそう」とか言ってたかな。

その流れで…

K「ちょうどいいですね、陽気が」

N「風が気持ち良いですね」

やはり野外だと話す内容も自然っぽくなるのかなwww

 

4、みんなのチカラ

冒頭のサビ直後の部分。

余計な音が一ヵ所加わえてゼトさんが弾いてて

それを結構な回数繰り返すもんだから

どう合わそうか、と笑っちゃってたコウさんとニレさん。

 

ここでメンバー紹介。

K「幸せいっぱい、夢いっぱい!」

N「セミがめちゃくちゃ盛り上がってますけど

  Liveもめちゃくちゃ盛り上がっていきましょう!」

M「H ZETTRIOとしては野音は初めてです!」

定番の野音になるといいな。

 

グリッサンドの部分で、左手を右ひじに添えながら

右手を蛇みたいな形にして構えるも、全然やらずに

蛇のままかなりの時間タメてましたw

ギュッとゼトさんの腕に力が入った瞬間、腕の筋がムキムキムキッ!!!

はっ…⁉

…ちょっ…うわ…すじ…

すじが…見事なすじが…あの…真っ白い腕に…

す…す……すじ…

_:(´ཀ`」∠):_

 

筋いただきました~。

 

5、NEWS

ニレさんのベースだけで始まった渋めのイントロ。

この始まり方めちゃくちゃ良かったー。

最初、別の曲かと思ってしまったくらい。

 

コウさんのドラムの、ゆっくりなリズムからの急加速が

たまらなかった。

 

6、Another Sky

おほほほ…そう来ますか、お兄さんたちよ。

攻めるねー。

この開放的な空間の中でのこの曲…もう何も言えない。

 

ゼトさんはキーボードへ移動。

コロコロした音でのイントロ(ソクドノオンガク#16みたいな音でした)

その後、イスにちょこんと座りながら弾いてたり。

で、途中からピアノへ。

この曲のコウさんドラム、こんなにキレキレだったのかという再発見。

個人的に、今回の野音でのコウさんハイライトはここでした。

 

7、SEVEN

7曲目はさてなんだろう…と現場で考えてて

この曲のイントロが流れた瞬間、おぉぉぉ~!と心の中で歓喜

この遊び心というかなんというか、もう…好きー(←突然の

 

コウさんのソロをキーターを持ちながらじーっと見る

ゼトさんが可愛かった。

あと、映像化したらここのゼトさんのソロは是非見ていただきたい。

凄いから。

 

8、Playin' Swingin'!!! H ZETTRIO!!!

6月のツアーでは曲に入る前にサンプラーから森の中の音を流しながら

それぞれがアドリブで演奏するというくだりがありましたが

野音では森の中の音が本物になったな…もしかしてあれは

野音へのフリだったのか…なんて思い返しながら聴いていました。

 

高速キーターソロは圧巻。

この曲でキーターが入るのって珍しいような。

ゼトさんの「アタタタタ」にコウさん笑ってました。

今までで一番燃えたPlayin' Swingin'!!!だったかも。

 

MC。

M「楽しいー!!セミさんも喜んでるね」

なーにーこーのーセーリーフー

かわい過ぎて震えが(〃▽〃)

体がとろけて、野音のコンクリートに染み込んでいくかと思った。

 

N「ちょうどいい、温度ですね」

K「シンバル叩くと、程良い風が出る」

コウさんのシンバルからもそよ風が流れてたんですね

 

「靴ひもほどけたんで、なんか喋って」とゼトさんに言われて

一応繋ぐニレさんを横目に

紐をひっちゃかめっちゃか色んなとこに

引っ張って、つま先とか結んでたりしていたゼトさん。

一切、ちゃんと結ぶ気ないよねwww

 

9、晴天 -Hale Sola-

風でキーボードに貼ってたメモが飛ぶアクシデントも

野外Liveならではな感じがして楽しいですね(本人的には困るかもしれないけどw)

 

イントロから右手を大きく広げ出したり

足を曲げてグイーっとし出しだり

飛び跳ねだしたり…

誰かが憑依したかのように見えたり、見えなかったりw

 

10、あの夏のオリエンタル

キタァァァァァーーーーーー!!!!!!

真夏の野音でこの曲が聴けることをずーっと夢みておりました。

このシチュエーション、最高に贅沢だった。

 

始まる前に、さっき取れたメモをゼトさんが貼り直してる最中

ニレさんはベースで間をつないでたり

コウさんは「ザバーン…」って謎の波を声で表現してたりw

このゆるめなトリオの阿吽の呼吸も大好きなのであります、はい。

 

サビ前の所で、定期的にパーン!というクセ満載の感じで

ゼトさんは弾いておられた。

そして、この曲には欠かせないホイッスル。

今回は忘れずに持っていたようで、ポッケから豪快に取り出すと

動きながら小さい音にしたり大きい音にしたり遊び出すゼトさん。

しまう時も豪快にポッケへ。

 

M「次で1部は最後の曲です。7月11日に配信された

  Make My Dayという曲です。

  2部でまたお会いしましょう。」

と、言った後、ピアノの上に載せていたMake My Dayの譜面(かな?)

のページがなかなか見つからなくてアタフタするゼトさんw

 

11、Make My Day

ゼトさんはピアノへ移動。

号泣してしまうかと思ったけど、泣く暇もなかった。

間奏の転調して力強い曲調になるくだりのあたたかさだったり

野外で聴くサビの爽やかさだったり

温度を伴ってそれぞれの音が生きているかのように

こちらにスーッと届いてきて…

やはりこの曲はストレートにささる名曲だと思うのです。

 

ここで、第1部終了。

 

セトリを振り返っていて、晴天→オリエンタル→MMD

サマーチューン3連チャン、秀逸過ぎやしないかと今更気付く。

これを野音で聴けた幸福感。

考え抜かれた第1部でありました。

 

第2部

 

NEW衣装で登場した3人。

新曲のMVで着てるDBSSのTシャツですね。

印象に残ったのは、袖長っ!なんで紫っ!の2点でした。

 

12、LOVE AND PEACE AND SWEETS

ゼトさんキーボードへ。

最初の方で弾きながら、右足で右斜め後ろのにあった椅子をズリズリと

引き寄せ始めたゼトさん。

そんな椅子の配置気になった?と思ったら、いきなりジャンプして

正座状態で椅子に飛び乗ってました。

これは新技ですか?

 

ジョイスティックでぎゅわんぎゅわんさせつつ

キーターを持って舞台のセンターへ。

背中にキーターを持って行っての背面弾きから

足を「へ」みたいな形にしてキメてたのがめちゃくちゃ画になってた。

(ゼトさんがTwitterに上げてたあの写真です)

上手へ行き、盛り上がるファンの方たちに笑顔で応え

そこから下手へひざでスライディングするゼトさんが目の前を通過。

きぇぇぇぇー!!!!!

はい、白目。

つべに上がってるフジロック2014の再演かのようなキータープレイでした。

 

スライディングしたあと、おもむろに靴の裏を確認するゼトさん。

すると、靴の裏全体に白いガムテープ的なものがべっとりと。

いつどこで付いたのか、そんなデカいの(笑)

というか、今回のツアーにおいて足の裏にテープが付いてる率の高さよ。

 

13、Fiesta

ニレさんのソロ中、ゼトさんは

ベリッとさっきのガムテープを剥がし

水とかタオルとかを置いてるキーボード横のテーブルのフチに

ペッと貼り付けてました。

そこらへんの床にポイッ!としないのがゼトさんらしい。

 

あと、始まる前にキーターのケーブルを大急ぎで

邪魔じゃないところへ追いやってたのがかわいかったです。

しかし、野外でやるFiestaのフリはこの上なく楽しかった。

空も暗くなってきて、サイリウムが映えていました。

(久々だったから、ちょっとフリを忘れてたのはここだけの秘密…)

 

曲が終わり、ピアノへ移動し、次の曲のスタンバイ。

下手の舞台袖にいるスタッフさんを見て合図を待つ3人でしたが

なかなか合図が来ず…。

その間、コウさんは下手の舞台袖に向かってカメラマンみたいな

動きをしてたり

ゼトさんは手を広げて横揺れしてたり。

それでもまだ合図がないので、コウさんとゼトさんが

アドリブでジャジーな曲をちょろっと演奏してました。

こうゆう咄嗟の演奏、素敵。

 

ようやくスタッフさんが手で大きく〇印を作ってOKの合図が。

 

14、恋の遮断機

ゲストの新しい学校のリーダーズ登場。

と、同時に舞台後方に掲げてあったMysterious Superheroesの幕が上がり

その裏からリーダーズとの新曲のジャケットの幕が!

(幕って言うか…素材はなんだ?パネルかな?)

 

4月の初ワンマンに続き、2度もゼトリオの生演奏で

この曲が聴けるとは。

やはり、生演奏の良さがひしひしと感じる。

4人のダンスもようやくちゃんと見れて嬉しかったです。

そんな中、ゼトさんは右足を激しくバタバタさせたり

立ち上がって踊ったり、楽しそうに弾かれていた。

 

MC。

ゼトさんが、ほぼほぼズモリさん風にリーダーズの説明を。

(ゼトさんがズモリさんって違うか?ゼモリさん?)

「ダンスパフォーマンスユニット…あぁそうだったんですね」とか

自分で読みながら自分でリアクションしてましたw

その説明中、何やら楽しそうに会話をするコウさんニレさん。

…顔を触りながら談笑してたんですけど、一体。

ズモリさんから自己紹介を促され、挨拶するリーダーズの4人。

ちゃんとSE入りでお決まりの挨拶してました。

最後にSUZUKAちゃん「…以上です、お返しします!!」

なんと丁寧な。

 

15、雨夜の接吻

個人的に初めて聴くのが野音というのが、今思うと贅沢過ぎてびびった。

強めの昭和歌謡感にキャッチーなメロディ。

MIZYUちゃんの声は優しいですね、しかし。

 

16、狼の詩

ゼトさん今度はキーボードへ。

サビに入る前のところで、曲に合わせて「フォンフォン」

言いながら弾いてたな、そういえば。

あと、間奏(かな?)で演奏とダンスが気持ちよい程に

ぴったりシンクロしていたところがあって

思わず微動だにしないで凝視してしまいました。

ワンマンの頃から思ってましたが、RINちゃんのダンスが凄く好きです。

 

パフォーマンスが終わり、4人から挨拶。

「エイチゼットリオパイセンにありがとうございまし、

タ!タ!タ!タ!」

「タ!」の所は4人それぞれがキレキレな動きをしてたんですが

それを見てゼトさんも動き真似してましたw

あと、ようやく最後に見れた4人の笑顔が非常にかわいらしかったです。

M「続いては、しっとりゾーンにいきたいと思います」

“しっとりゾーン”Σ(・ω・ノ)ノ!

この言葉、昨年の大感謝祭でゼトさんが言い

ハピサタでハピサタリスナーさんがメールでこの言葉を使うと

ヒイズミさんが「いいですね、しっとりゾーン」と気に入り

そして、この野音でゼトさんの元に戻ってきたという

謎の伝言ゲームに気付いてしまい、密かにムフムフしていました(←

 

17、落陽

 

森の中、夏の夜空、虫の鳴き声…

そして、オレンジ色のライトに照らされ

あたたかくも幻想的な空間から流れてくる音楽…

今後これ以上のシチュエーションに出会えるだろうか。

いつにも増して、音色がしっとりと響き渡っていました。

そして、ピンスポの中でのゼトさんのソロ

…もうどうにでもしてくれ←

 

18、どこか遠く

こどもの日から始まった、この曲の共通演出…星。

野音では、3人の楽器の足元に散りばめられていました。

コウさんの優しい表情がたまらない。

 

このしっとりゾーンでは、皆着席して

じっくりと3人の音に聴き入っていたのが印象的。

 

MC。

M「セミの音から虫の音に変わりましたね。自然ってすごいね。」

本人たちも、夏の虫の声に気付いていましたか。

今回のゼトさんはナチュラルボーイ感が凄い。

 

M「早いもので、残り数曲となりました」

客「えー!!!!!」

M「いつ言ったって、残り数曲なんだから」

確かにね、2曲目にこう言ったって残りは数曲ですw

 

からの、インカムでスタッフさんと話してる風のゼトさん。

(一切インカムなんて付けてませんw)

 

19、What's Next

始まりとともに、野音のステージ全体に映し出された

プロジェクションマッピング

一同、どよめき。

わーわーわー!!演奏とどちらを見ればいいのか、贅沢な忙しさ。

H ZETTRIOやタイトルの文字に

波しぶきみたいなイラストも出てきました。

そんなLive初の試みを、ゼトさんも見ながら演奏w

(昨年の大感謝祭でもそうだったけど、演出をつい見ちゃう

ゼトさんかわいいな…っていう話です、以上です、はい。)

 

そして、ゼトさんのソロがぶっ飛んでいた。

ここでもどよめき。

 

20、Fusion in Blue

MVの映像も織り交ぜながら、今度は音符だったり

カラフルな四角いのがこちらに流れてくる感じの画。

なるほどね、この曲はこうゆうイメージなのか、なんて。

 

やはり目を引く、コウさんの繊細で豊かな響きのドラム捌き。

 

21、Zディスカバリー

ゼトさんキーボードへ。

途中から、片手はキーター、もう片方はキーボードで。

その後のキーターでのロック感満載のアレンジ。

そして、幸せそうな笑顔でアイコンタクトをする3人。

なんでしょう…これは現実ですか?と思う程の幸せな空間。

 

とりあえずイントロ流れて、待ってましたぁぁぁー!!!!!

って、心の中で叫びましたよね。

何回でも言いますが、個人的にダントツのライブ映え曲だと思っております。

ゆえに、野音で聴けたことの喜びのあまり、飛び跳ね過ぎて

ぶっちゃけあんまり見ても聴いてもない、っていう。

 

22、DERBY~栄光の道しるべ~

パワフルなこの曲に

カラフルなプロジェクションマッピングの映像が加わると

目の前で花火が何千発も打ち上げられたような

これでもか!というくらいの音と景色が大爆発してた。

 

どうでもいいけど、ゼトさんがキーボードの脚のクロスした部分に

足引っ掛けるの好き。

(この時にやってて、あっ♡と思って

今ここに綴っているというだけの話です。)

 

M「ありがとうございます!次が最後の曲です。」

一同「えー!!!!!」

M「えー!を、ありがとうございます。

  ツアータイトルにもなった、Mysterious Superheroesという曲をやります。

  今日は、ありがとうございました」

 

23、Mysterious Superheroes

始まる前に、ゼトさんが大げさにバンダレイ・シウバの手の動き

みたいなのをしてて笑ってしまった(←分かりにくい

 

今回はサンプラーの音少なめで、キーボードでアレンジして

遊んでた印象。(のような気がした)

ニレさんのソロ中、ゼトさんがニレさんのベース弾く動きの

真似してました。

プロジェクションマッピングでは、ヒーローに扮した

3人のイラストが色んな動きで沢山登場してたり。

 

おやこの日でも思いましたが、ツアーファイナルかつ

このライブ自体のラストソングという

脂が乗りまくったボルテージ最高潮の状態で聴くMysterious Superheroes…

反則です、完全にやられた。撃沈。

楽しい以外の何物でもない。

 

EC。

We are白Tシャツで登場。

ゼトさんは、下手にあった照明を顔面で浴びてたけど

あれは一体なんだったのか。

 

ゼトさんが冬ツアーの告知。

「12月24日は2018年最後のライブとなります…」

え、嘘でしょ!まだ1週間も残ってるのに⁉

年末は?何も?え、本当に?

と、一瞬心がざわつきましたが、先のことは置いといて

まずは今を楽しみましょう、ということで次ぃぃ!!!(突然のズミママ風)

あ、告知の時、コウさんメモしながらスティックくるくる

させてて、ずっと見てしまいましたw

 

で、MESHI3で終わりますーみたいな事を言ったら(だったっけ?)

再びの「えぇぇぇー!!!!!!!!」

段々大きくなる声を聞いて

「じわじわくるね~。クレッシェンドみたい。」とゼトさん。

 

一同「えぇぇぇー!!!!!!!!」(今日イチのえぇ!)

M「………。

  これ、どうしたらいいんですか?笑」

一同「(笑)」

M「ありがとうという意味の『えー!』ですよね?」

ありがとう、と

本当にツアーお疲れ様でした、と

まだ終わらないで欲しいマジで本当マジで…無理無理無理終わったら泣いちゃう、など

含まれた「えー!」ですね。

あのぬるっとした間がめちゃくちゃ面白かったw

 

24、MESHI KUTTE YEAH!

初めて冒頭の笑いを音源と同じ感じで

ちゃんとやってるの見たかもしれない。

東京のど真ん中、国会議事堂も程近い日比谷公園の森の中から

響き渡るゼトさんの妖しい笑い声…最高か。

野音の外から聞いてみたかったという、贅沢な想像をしてしまった。

 

ゼトさんは、足を前後にブンブン振り上げたり小ジャンプしたり…

最後にはヒイズミさんのTwitterのヘッダーにもなってる

ブレイクダンスのフリーズみたいな動きのアレも見れました。

…もう、感動この上ない。

ヘッダーは左手で支えてますけど、今回は右手でした。

まさかアレを見れるとは。

 

最後、セリフの所で改めてメンバー紹介。

あと、「メシ食って」の代わりに一ヵ所だけ「涼しい風だ!」って言ってた。

(各地でその土地ならではのフレーズを言ってましたが

今回は通常の「メシ食って」でしたね。

最後は原点回帰ということかなw)

 

 

舞台の前に出て、笑顔で挨拶をする3人。

眩しくて眩しくて仕方なかった。

6月の初旬からツアーが始まり、回を重ねる度に進化していき

日比谷野音での最終形態の3人は計り知れないくらい

大きく見えた。

 

FINALだけど寂しいとか感じさせる暇もなく

もう既に次に向かって全力で突き進んでるわけで。

 

そんな3人の背中を見失わないように

こちらも全力ダッシュで食らい付いていく所存ですけど何か?

と、闘志にポッと小さな火がついたような気がした

熱くて燃えた日比谷野音FINALでした。

 

…と、綺麗に締めたいところですが、ちょっとセトリの感想。

3月に出たアルバムの曲、惜しげもなく全部やってくれたんですよね。

さすがMysterious Superheroes TourのFINALって思った。

それに加えて、6月のライブではあまり演奏してない曲を

入れてくれてるあたりが、ツアー初参戦の方も

全国ツアー巡りをした方も楽しめるようにと、すごい考えてくれてるなーと。

Beatiful Flight とか炎のランニングとか入ってくるだろうなと

予想していたので、良い意味で予想外れまくりで驚きの連続でした。

しかも、2時間半オーバーの全24曲という出血大サービスっぷり。

伝説の野音だった、本当。


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(このNEXT STAGEの告知の仕方、お洒落過ぎませんか) 

 

で、伝説のライブ後は、伝説の打ち上げへ。

全国各地から60人以上が大集合しての宴。

全員ゼトリオファンで

ゼトリオ聴きながらゼトリオの話をしてお酒を飲み交わす。

幸せの極み。

でも、家に帰った後、ここにいた人が全員揃うなんてこと

もう二度とないんだろうななんて考えたら、泣けてきて…

(酒の力か?いいえ、違わい)

奇跡を感じずにはいられない夜でした。

この場を借りて、主催者様このような機会を本当にありがとうございます!

 

…なんという一日だっただろうか。

 

 

最後に改めて

全国ツアー完走おめでとう!!!