いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

H ZETTRIO NEW YEAR LIVE "初搾り!” ≪1st≫

2022年1月15日

東京・BLUE NOTE TOKYO

 

 

 

 

随分と長い間、築地の方にある

BLUEなんちゃらっていうライブハウスのことを

ブルーノートだと思い込んでいたのですが

ようやく答え合わせができました。

 

場所は南青山。

街並みも

なんだか分からない店も

お散歩してる犬も

全部洒落てる。

 

って口開けながら歩いてたら

道に迷ったりして

どうも東京の片田舎に住み僻地で働く人間です。

 

 

外観は思いの外小ぢんまり。


f:id:tasha2nd:20220116131120j:image

佇まいも洒落てる。

 

あったあった、行った方のTwitterでよく見かける写…

f:id:tasha2nd:20220116131323j:image

え。

f:id:tasha2nd:20220116131500j:image

丸眼鏡てwwwww

そんでコウさんの頭のやつ適当wwwww

新年一発目からなんちゅーかわいいことしてんの。

 

中に入ると、壁いっぱいに

錚々たるミュージシャンたちの写真。


f:id:tasha2nd:20220116131540j:image

この粋な演出がディズニーさんのアトラクションの

ワクワクする感じと似てて楽しい。

 

システムが分からずてんやわんやしながら

席を取っていただいたZ友さんと着席。

おぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーー!!!

なんだこの眺めは!!!

下手側というか、ステージの真横というか

正面から見たらゼトさんよりも奥にいるというか。

横軸でいうとコウさんとゼトさんの間といったところでしょうか。

 

ピアノの角度がとにかくおかしかった。

こんな左側見えることないし。

むしろいいんですか、こんなとこから見ても…的な。

そして通常のホールライブでは考えられないくらい近い!

恐るべしブルーノート!!

 

この日限定のコラボカクテルもありました。

何と可愛らしく洒落てるのか。

そういえば3年前のビルボード完全なる試聴の時も

限定カクテルはイチゴでしたね!

 

そして、もう二度と飲めないこのカクテルを頼まずに

「レッドアイありますか?」と店員さんに聞き

どこでも飲めるようなただただ飲みたい酒と

フライドポテトを注文するという己の柔軟性の無さよ。

 

しかし、信頼と安心のレッドアイだったのでよし。

ビール濃いめで美味。

 

さて、はじまりの時間。

 

(ここから先の内容については

あっさりざっくりのーんびりな感想なのでご了承を)

 

照明が暗くなり、下手後方の扉からゼトリオの3人が登場。

テーブルの間の導線をにこやかに通過。

昨年12月は遠くから小さな小さな3人を眺めてばかりだったので

おほほほー、こりゃおほほほですね。

衣装は新アルバムの白スーツかと思いきや新たなカラーの上下。

茶色?ワインレッド?なんだ?

ハットはコウさんはベージュ、ゼトさんは黒シルクハット。

ジャズクラブにぴったり馴染んでおりました。

 

 

1、Make Some Noise!

2022年最初のLiveの最初の曲ってなんか

自分で勝手にプレミアム感出して聴いたりしちゃったりして。

この弾けるメロディにコーティングされて

この曲みたいな1年になったらいいですね、と思うほど

イントロからハッピーが過ぎる。

1回目のサビ終わった後のピッポピッポってとこは

ゼトさんの後ろに設置してある、マイクがにょきっと出ている

2020年のガーデン無観客配信で初登場した赤いmicroKORGで。

(今回はボコーダーは使ってなかったかな、確か)

後半のサビ前の低音がズンズン響いてきたのと

サビのゼトさんの跳びはねるような手の動きに早くも目をやられる。

だってものすげーよく見えるんだもの。

最後のピアノだけの面白いくだりは、スポットライトの中

ブルーノートらしいお洒落尽くしのアレンジでした。

 

2、TOKYO

郷土愛なんぞ1ミリも持ち合わせていないと思っていたが

トリオさんの曲の中で唯一の地名がついたこの曲を

Liveで聴くたびになんだか誇らしくなるのは

やはりそうゆうことなのであろう。とかね。

ピアノソロは後ろの小さいシンセでポヨポヨした(←表現)

音色を混ぜ込みつつ。

てかTOKYOのサビは南青山にめちゃくちゃ合うねって

思うくらいにビルボードの雰囲気に酔いしれてます、はい。

ドラムロールのところで、その後の展開の準備体操と

言わんばかりに指をポキポキとさせていたゼトさん。

期待値上がるー!と興奮からの期待以上のカオスなくだりに震える。

複雑に絡みつく蜘蛛の糸みたいな音が

フロア中に張り巡らされて

触ったらスパッと切れそうなほどの鋭利な旋律に

もう身動きがとれませんでした。

(そんなシーンを何かのアニメで見たようなないような)

そしてグイッと上がるゼトさんの右肩と左手の筋を凝視。

 

3、風待月

渋ぃーのいいねいいねいいねー。

Aメロで鬼のように下がるゼトさんの左手が炸裂してましたが

左側から直接自分の目で見るとまた格別というか。

心の中でおほおほ言いながら見てまして

ちゃんと演奏を聴いていたのかどうかの記憶は一切無い。

でね、途中左手でもみあげあたりをピッピッと整えてて

出たー!弾いてる最中にそれやる?シリーズ\( 'ω')/

って思った。

(どこ見てんだよー聴けよちゃんとー恥ずかしいー)

そしてピアノソロの後半にいくにつれて強くなる獰猛さに

恐れおののきました。

 

MC。

M「ありがとうございます、こんばんは。

  エイチゼットリオです。

  2022年になりました。1発目のLiveです!」

と話している中、ニレさんはチューニング。

その様子を見ながら「重要です」とゼトさん。

コウさんは「(衣装の)紫が映えてる」的なことを

言ってましたw

(あ、紫だったんだ色。照明で全然分からなかった)

 

限定カクテルの話になって

「一期一会はニレさんが命名しましたから」とゼトさんが

教えてくれました。

N「だって、ライブは一期一会ですよ!」

とのこと。

その通り!Liveもそうだし

トリオさんのLiveの一曲一曲が一期一会。

めちゃくちゃ考えて名付けてくれてるじゃないですか

なぜ私は頼まなかったのか…しかしレッドアイはうまい。

 

4、HAVE A NICE DAY!

冒頭のドラムのリズムに、ゼトさんは

後ろを振り向き小さいシンセをいじくって

ドーン!みたいな音を出してましたw

(黙ってましたが後ろ向いてくれた時の喜びは

はかり知れませんからね←)

やっと曲が分かって、ええええめちゃくちゃ久々じゃない?

ってなってさかのぼったら私は2019年のビルボード以来

だったんですけど本当に!?(その前はおやこの日で更にえ)

みんなで声は出さずも一緒に「フー!」そら楽しいわ。

お馴染み「オーイェー」のところはゼトさんがボイパを始めて

振られたニレさんが一応やろうとしてたの面白過ぎたw

で、ゼトさんのソロからだんだん速くなってくとこ

やっっっっっっっっっっっっっっっっっば。

現場にいた皆さん、ご覧になられましたか!!!

何ですかあれは!!!

手がピアノに反射して見えてたのも相まって

もう!!!もう!!!もう以外なにも言えない!!!

最後の隙間崩しももう!!!

 

5、Magic Hour

フランス料理の途中で出てくるグラニテ的な存在感で

いつもより清涼感も倍増な気がした。

(いつもっていっても2回目ですが聴くの)

サビがまろやかでスーッと浸透してきて

なんか心地よくなって酒もすすむすすむ。

先に丸いのがついたスティックでたたくシンバルの音が好き。

 

6、Space Walk

神がかったベースのリフと

頭振っちゃいそうになるピアノのアドリブの

最初のところなにここ凄い。

2周目から、スタンドにキーター置いたまま手を伸ばして

左手はピアノで両方弾いてからのキーターでソロ。

背中向きだったので手元は見えませんでしたが

エフェクターをぽちぽち押す右足をじっくり覗き込んでましたので

全然良いです(何が)

歪んだ音で例のリフをハモってたのがゾワッてなった。

ピアノだけになるくだりはクラシックアレンジなっててて

優しくゼトさんを見つめるコウさんが優し過ぎて笑うw

最後ゼトさんなめで見る2人のアイコンタクトが新鮮でした。

 

7、情動

「チッチキチッチキ」言いながら(MJっぽさもあった)

踊るゼトさんw

そして情動は酒と合うんだまたこれが!!!

この曲を聴きながら

12㎝のヒール履いて前髪をかき上げながらマティーニを嗜む

そんな女性でありたかったと己の現実を嘆く…

(というか大人女性のイメージの乏しさな)

ひと際ムーディだったピアノソロの時のゼトさんの

右脚が意外のアグレッシブに動いてて、おってなったのと

真横から見るコウさんのシンバルのミュートの動きの

切れ味が抜群だった。

 

8、MOCHI

配信されてからまだ1年経ってないのに

着々とコクやら旨味が増してきてますね、しかし。

あと、絶対これ焼き餅だよなってくらい香ばしく

感じるのどうゆうシステム。

途中のブレイクのところでサンプラーで拍子木の音を

めちゃくちゃ鳴らしてたりゼトさんが遊び出したり

(あと「ウッ!」もあったり)

後半で脚めちゃくちゃ動かして肩激しく上下させたりして

面白かったです。

 

9、PIANO CRAZE

サンプラーから音出しながら右手でピアノ弾いてて

その後パーカッションの音に変わって

アバンギャルドなアドリブが脳天直撃したところに

PIANO CRAZEの冒頭のフレーズの片鱗が見え隠れ。

クレイズきたーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

最初、操り人形みたいな動きになって色んな方向にあっちこっち

手のばしてから、背中から右手回して弾いたり

立ち上がって左足の下から手をまわしたり

だんだん動きが大胆になってって笑ったw

ピアノソロに入る前の…AメロだかBメロだかの

終わりのところのトゥルットゥルの手の動きすげーーー!!!

何も説明できないけどすげーーー!!!

ピアノソロからドラムの薄暗いアマゾン感と

危険な香りしかしないピアノの恐怖感

こわーーーーーいたのしーーーーーーーーーー!!!

その後のベースソロから流れが変わっていくのと

激しい高音が最高でした。

 

MC。

M「ありがとうございます。一部最後の曲になります。

  新春という曲をやろうと思います。」

(しんしゅん?ん?新曲?しんしゅんの曲?正月?)

色んなハテナが脳内を駆け巡る中、ゼトさんが弾き始める…

チャン チャララララララン

春の海wwwwwwww

M「失礼しました」

一度やめるも、再び春の海w

コウさんは指揮者のマイムをして

ニレさんも合わせてベース弾いてましたw

NEW YEAR Liveならではのこの感じ。

 

10、New Spring

(あっ、新春ってそうゆうことか!やっと気付く)

新春に聴くNew Springめちゃくちゃ良いじゃーん。

扉が開いていくような昇っていくイントロがもう

開運な感じめちゃくちゃするじゃーん。

ドッグボウルの陽気な音の高揚感もぴったり。

ピアノソロの時の流れるようなベースと

希望しかないピアノのメロディに

あれあれあれ!泣いちゃう泣いちゃう!ってなり

ドラムソロでお尻やら色んなとこをパンパン叩いて

「あったー!」とホイッスルを掲げるゼトさんに笑って

涙も引っ込みましたw

忘れてなくて良かったですwww

 

演奏が終わって、にこやかにハケていく3人。

 

アンコール。

再び登場して

M「ありがとうございます。

  再びやって参りました。」

これからのLiveの告知はニレさんのチューニングの音に

合わせて抑揚つけながら言ったり

お経風に言ったりしてましたw

M「楽しいですね。」

K「癖になっちゃう。なぁニレ?」

N「癖になっちゃいますね!」(言わされた感w)

(的なやりとりがありました。誰が言ってたとか違うかも)

 

11、YOU

はっ…はうっ…うぅぅ…うぅーーーーーーーーーー…

もうダメー。

またマスクの内側びしゃびしゃに

なっちゃうじゃーん。゚(゚´Д`゚)゜。

例に漏れず、ボロボロに泣きながらぼやける視界から

得た情報をあれすると

入りは音源に近い感じだったような気がしたのと

ベースソロで大癖な動きをして

最終的にやっぱり操り人形になってたのと

サビとにかくやさしかったのと

後半パワフルに変わった感じがしたのと

アウトロで留めを刺されて撃沈した

といったところでしょうか。

 

ありがとうありがとうありがとう

ブルーノートでYOUを聴かせてくれて。

 

MC。

M「最後に新曲をやりまーす!」

 

12、Beat Swing

やー!生の1.2.3.4やばーい!

サビまでの展開が“陽の塊みたいな曲ですね。

いつかスタンディングのツアーとか出来るようになった時に

無意識に体動いちゃうだろうなって曲どんどん増えてくんですが。

Beat Swingを聴いたらそのいつかが俄然楽しみなってきました。

そんで、ベースソロでビービーした音を小さいシンセで

チョロチョロ混ぜ込んだり

最後のサビで脚をやたら左右にブンブン振ってて

じっと見ちゃったり終始楽しい初Beat Swingでした!

 


f:id:tasha2nd:20220118233119j:image

 

 

2022年初LIVEで

2022年初ゼトリオで

ブルーノート

NEW YEARで

なーにこの初めてがいっぱい祭り!

一発目からこんなに楽しくていいんでしょうか。

昨年の初ゼトリオさんが衝撃の7月だったので

こんなに早く3人の生音を堪能できたという事実に

ほわほわしています。

 

ほわほわ案件でいうと今までにないゼトさんの近さと角度が

嘘みたいに目に飛び込んできまして

問答無用で目線がゼトさんへ。

本当強引なくらいに。

(ニレさんはコウさんのシンバルたちと見事に重なって

覗き込まないと見えなかったというのもある)

終始、信じられない手の動きを見ては

なんじゃぁこりゃーーーーーーーーーーーーー!!!

と昭和の名ドラマの如く叫んでいました。

凄いのドが過ぎると面白くなってきちゃうの不思議ですね。

で、時折microKORGいじくるのに後ろ向いては

あらかわいい~!みたいな。

 

一度は完全に諦めていた今回のLIVEをこうやって見に行けたこと

生き物のように変化していくゼトリオさんの曲たち

この一瞬一瞬の全てが

本当に一期一会だなと、ニレさんが言っていたこの言葉の意味を

ひしひしと感じながら

「苺が入ってるから一期一会ってこと?ウケケケケー!」と

まさしく一期一会なあのカクテルを注文しなかった

薄っぺらい思考の自分に溜息をつき

出会いの大切さを学ぶ…

なんと有意義なLIVEなのでしょうか!!!

…でもレッドアイはu(ry

 

 

最後に、ずっと諦めないで

今回のLIVEの席を取ってくれたZ友さん

本当に本当にありがとうございます!

素敵な場所で一緒に乾杯が出来て幸せでした(^^)