いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

吉田劇場2020 ~100年後継承される新たなる伝統を未来へ遺す共作~ "吉田兄弟×H ZETTRIO"

2020年10月15日

東京・有楽町朝日ホール

 

 

 

【!注意!】

 

ただの感想です

思い付きです

色々書いてます

仕事で見れないと思って配信チケット買ってなかったので

だいぶ内容アレです

(延長するなら見れたじゃんかーとか言わないよ絶対)

 

 

 

つい先日モーツァルトさんにお会いしたばかりなのに

あらもうエイチゼットリオ兄弟さんの番でしたか。

 

チケットの発券もすっかり忘れてたので向かう途中で発券。

当日発券なら

カバンに入れる寸前に突風が吹いてチケットが飛ばされない限り

絶対に失くすことも忘れることもないので

これいいな、と自分が最初に発明したかのようにニヤつく。

 

ひょんなことから有給を取ってしまったので

3月あたりにH ZETT Mさんのお友達のヒイズミマサユ機さんが

インスタに上げていた銀座の某裏路地の答え合わせをしに

行ってみた。

 

たまたま知っていた場所、3か所正解。

何とも思ってなかった道が

ヒイさんのフィルターを通すと

あんなふうに見えるのか…

 

てか超オタクじゃーん

今やってること超オタクじゃーん!

 

早めの夕食で

タンタンミェンを胃にブチ込み、いざ。

(これも超オタクじゃーん)

 

今回はトリオさんでは割と少ない←

東京でも都心の好立地な会場。

ヒイさんがTwitterに上げてた電車の動画が物語ってますね。

 

おっきいビルの上の階にあるホールなので

ホールに来た感がある写真って言ったらこれくらいでしょうか。


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会場内の座席は、埋まってる列もあれば

1、2席空いてるところもある

ランダムソーシャルディスタンスが施されていました。

(私の両サイドは空席でした)

席は真ん中ブロックの上手寄り一応一桁列で

予想していたよりはまずまずな席。

 

ステージには吉田兄弟のお2人の椅子の後ろに

既にトリオさんの楽器達がスタンバイ。

(あ、でもベースはまだ横たわってなかった)

ゼトさん周辺は最近お馴染みのセッティングで

microKEYにキーターもありました。

そして艶消しのグランドピアノ。

 

 

いよいよ開幕!

 

吉田兄弟のお2人が登場。

ワクワクと静寂がごちゃ混ぜになる中

入念なチューニング。

 

1、タント節

まずは、いにしえの民謡で魅せて

三味線ってこうゆうのですよーと教えてくれたような

気がしました、そう、気がしただけです。

それぞれの指の動かし方、撥さばき、表情、

気持ち良いくらいのシンクロな動き

ほぉほぉほぉと頷きながらじっくり拝見。

 

2、Intencion

バックにエレキギター、ベース、シンセ、ドラムの音。

こうゆうパターンもあるんですか!!

1曲目のがっつり民謡から真逆な曲にのっけから驚いた。

完全にロックなソロ回しからの迫力のユニゾン

中盤のジャジャッジャジャッジャジャッジャジャッのとこで

交互にたたみ掛けていくとこ内臓にきました。

これは、ド素人にも非常に分かりやすい。

 

MC。

お2人の自己紹介。

結成20周年ということで、2020年アニバーサリーなんですね。

おめでとうございます!!

今回共演するゼトリオの話になり

弟さんが「エイチゼットトリオ」と言った瞬間

周りのオーディエンスから「まぁ仕方ないよねw」というような

クスクス笑いがほのかに聞こえてくるw

最初からスッとゼットとトリオを重ねて読める人は多くはないですよね。

トリオさんの顔と名前が一致してなかったようですが

曲は知っていたと弟さん。

お兄さんも「CMで良く聴いてた」とのこと。

「僕らをどうゆうふうに料理してくれるのか楽しみです」

 

最後に1曲目と2曲目の曲名を紹介。

(教えてくれるのありがたい。

トリオさんは初お披露目新曲を何も言わずに演奏して

何も触れずに進めていきますからね、えぇえぇえぇ。

(そうゆうとこも好きですが←)

 

3、decollage

スペインの民謡「鳥の歌」。

MCでバルセロナで三味線を教えたことがきっかけで作ったと

おっしゃってましたかね。

スピード感のある冒頭から地中海のゆったりとした空気感が

漂ってくるメロディに変わるところ凄いよかったなぁ。

日本の民謡にはないだろうなっていうこの雰囲気。

その後の弟さんのソロは完全にフラメンコ。

以前ニレさんもベースでラテンなメロディを演奏されてましたが

弦楽器はこういった曲調と相性が良いんですね。

最後スパッと終わるとこお洒落。

 

4、深き海の彼方

弟さんのソロ。

ドラムとベースにシンセの音も入ってたかな。

2曲目のようなエレクトリックな感じではないのですが

現代的にミディアムテンポでしっとりとした曲調。

色々な楽器の中から男前な三味線の音色が光ってました。

途中、PAさんに指をくるくる回して上げて!と指示をしてた弟さん。

こうゆうのLiveならではで好きー。

 

5、風翔音(Fusion)

お兄さんが戻ってきて2人で演奏。

Aメロっぽいところから、あ!この曲聴いたことある!

って思ったんですけど何で聴いたんだろ。

2人の音が重なった時の疾走感と迫力が凄かった。

和楽器の底力な感じというか。

 

6、津軽じょんがら節

最初、弦を押さえないで

棹の上に付いてるチューニングするとこ(糸巻って言うそうな)を握って

演奏していて、そういった奏法もあるんですねー!とびっくりしたり

今度は弦をはじかないで左手で弦を上下にこすって

ピュンピュンと音を鳴らしたりもしてました。

弟さんの精密でトリッキーなソロに

お兄さんの情熱的で力強いソロとそれぞれ個性的で面白い。

 

そもそも「じょんがら」って何?と意味をググって

へぇ~なんて思うこともこうゆう機会がなければ

無かったわけで、こうゆうきっかけをくれて有難いなと思ったり。

 

 

休憩を経て、ステージにベースが設置されて

H ZETTRIOの出番。

 

いつものネイビーの衣装にゼトさんは眼鏡も。

なぜかやたら屈みながらピアノの前へ移動してましたが一体w

小声で「OKですか?」とコウさんニレさんに

問いかけるゼトさん。

早くも、トリオぬるぬるワールド全開w

 

7、明日の景色

いきなりバキバキに攻めた曲ではなく

吉田兄弟さんのいにしえの音色から引き継いだ

なめらかな流れの選曲、のように思いました。

おそらく吉田兄弟さんのファンも世代の幅が広いとお見受けするので

こうゆう曲もありますよ~的な導入曲の意味もあったのでしょうか。

 

イントロで木琴で使うみたいなスティック再び。

材質的に堅くはなさそうな見た目ですがやわらかい音が

出るんだろうか。

ピアノソロのなめらかなメロディにブィンブィンな低音が響く。

終盤のピアノソロ前のシンバルを擦る微かな音が心地いい。

 

8、TOKYO

次はアダルトな世代を狙ってきましたね、ふはははは。(知らないけど)

Aメロで突如拳を突き上げるゼトさん。

ゲスト出演だからってよそ行きというわけではなさそうw

ピアノソロはシンセと両方で演奏。

角の無いこもった感じの音色でお洒落に。

ドラムロールでもところどころシンセを挟んだりしつつ

怒涛のカオス。

両手で高速で鍵盤引っ掻いて、脚は大暴れ。

ニレさんのこのくだりでニヤリとする率の高さよw

最後のサビでコウさんのスティックがボキッといってました。

 

9、Virtual World (Jazz)

お、仕掛けてきましたね、ふははは。(知らないけど)

最初は、イントロのフレーズをポロポロと静かにピアノだけで。

珍しい始まり方。

Aメロからシンセも入れて。ジャバジャバした音色(←説明の仕方

足は盛大にバタバタさせてました。

MV1:45あたりからのくだりでは椅子の脚と脚の間を

横に伸びているパーツの部分(むずい)に右足を引っかけてて

なぜそこに!?って思ったw

最初のベースソロでは、最初座りながらキーターに手を伸ばして

ピロピロと弾いてたんですが

途中から側まで移動してキーターはスタンドにかけたまま。

それもやりにくかったのか、やっと持って弾いてました(謎の観察)

その後ピアノと両方で右手の速弾きが凄かった。

最後の何種類ものシンバルを駆使した巧み過ぎる連打にハッとした。

(コウさんほぼほぼ正面だったので良く見えて余計に)

 

10、Never Ending

冒頭の繰り返すくだり、バスドラとベースの重低音達が

めちゃめちゃに鼓膜を震わせてきまして、強めのこれも良いなと。

あとこんなにドラム速くて複雑だったっけ!?と

とにかくずっとコウさんを見ていた記憶。

そんで最後のピアノ弾4連発はやっぱり神。

 

11、PIANO CRAZE

今度は水を飲みながら独り言のように鍵盤を。

シンセをいじくり出して、ザザーと砂嵐のような音が出て

慌てて止めてましたw

その後、ピアノを弾きながらおもむろにボタンを外して上着を脱ぐ。

そんで低音になるとビヨビヨと大きく動いたり

高音で「イーッ」みたいな顔したり、とりあえず色々してたw…と思う。

やっと曲入ったら、サビで足組み出すしw

(やっぱゼトさんの脚はヤンチャじゃなくっちゃねーと思ったりしました)

ピアノソロは低音で細かく刻んだ感じでそれでもって速くて

両手の連打とか炸裂してて足も同じくらい小刻みで

ピアノを飲み込んでしまう鬼みたいに見えました

(凄まじい鬼滅の影響←)

(てかゼトさん鬼にして申し訳な)

そんな暴れ狂う鬼と化したピアノに攻撃的に寄り添う

ドラムとベースが怖ろしい。

コウさんはまた腕が8本くらいになりましたね。

この音に押し潰されそうになる感覚久々にきました。

 

ベースソロの時だったかな、ゼトさんが

前に向かってワァ~!って両手も動かすような動きを

してたんですけど、あれは…何だったんだろうか。

正面にカメラでもあったのかな?

 

その後、コウさんとニレさんの速弾きセッションみたいな

展開になって、ずーっとお互いの目を見ながら弾いてたのが

印象的でした。

最後はゼトさんのばんざ~いも見れました。

 

すごい時間だった(息切れ)

 

12、晴天 -Hale Sola-

おぉぉぉー!!!めちゃくちゃお久しぶりなのではΣ(゚Д゚)

4月の生配信では演奏されてますが、こういったLiveでは

昨年末の恵比寿リキッド以来だと思われます。

まさか吉田劇場で聴けるとは!

はっ!と息を飲む空気が周りからも伝わってきました。

 

始まりのニレさんのベースに合わせて

その場で走る動きをするコウさんw

ダーダッダッダーのとこではゼトさんが右足をグイグイ。

この疾走感とともに走り出しそうな勢いの2人。

前半の短めのドラムソロでは途中でゼトさんばんざいしてたし

2回目のサビ前ではドラムに合わせて脇パカパカしちゃうし

最後はなんか分かんないけどわちゃわちゃしながら終わった。

 

…あれ?私、演奏聴いてた?←

 

13、祭りじゃ

ダーンダダーンのとこ(MV1:03~)で

ゼトさんが同時に脚をダンダンしてるのを見てたら

こっちも思わず体が動いてしまって

少し恥ずかしかったという話は置いといて。

(早く気兼ねなく跳びはねたいものである)

その後のピアノソロの時ゼトさんとんでもなく猫背でしたが

上手側席オーディエンスは見えただろうか。

MV2:03~は今までよりも崩したりアドリブ入れたりと

オラオラ感満載。

ドラムロールのとこでコウさんがエアドラムし出したら

ゼトさんも真似してエアドラムしてましたw

最後の方でゼトさんがもにょもにょ何か言ってましたけど

全然聴き取れなかった。

(ゼトさん発言の聴き取り成功率はおそらく6割)

 

MC。

M「ありがとうございます。エイチゼットリオです。

  次で最後の曲になります。

  今日はここで演奏が出来て嬉しいです。」

吉田兄弟さんが20周年ということで

「おめでとうございます」とゼトさん。

M「非常に熱を帯びますね。僕らは何年目でしたっけ?」

N「色々あれすると20年くらいですか?」

(ぼんやり事情がややこしいwww)

 

ゼトさんは吉田兄弟の演奏を聴いて

「撥のアタックが強い。すごくインスパイアされてあれしましたけど。」

みたいなことを言ってましたw

 

メンバー紹介。

コウさんの鉄板ネタ「立って叩いてるんですよ」

出ましたw

「そちらの方はどなたでしたっけ?」とニレさんに振るコウさん。

N「20周年おめでとうございますという気持ちを込めて

 頑張ります!」

 

最後の曲紹介で「では、ゲロッピという…」とゼトさん。

あたまにある全然伝わってなくてオーディエンスが

ポカーンとする瞬間爆

しかも、ゼトさん自身も素で笑ってしまっていましたw

 

14、Get Happy!

最初はゼトさんのピアノソロから。

なんだか壮大な感じのクラシック風味。

サビはコウさんの合図からみんなで手をフリフリ。

トリオファンだけじゃなくて吉田兄弟さんのファンの方も

振ってくれてた(と、思う)ので嬉しかったし楽しかった。

ゼトリオパートラストということもあってか

ピアノソロも軽やかなアドリブの中に連打しまくり。

体を横に斜めに倒して弾いたりもしてたw

ゼトさんとニレさんの掛け合いの時のコウさんのカウベル好きー!

最後のドラムソロで、ゼトさんがおもむろに歩き初め

ステージの真ん中あたりまで進んでエア三味線www

コウさんの超絶高速ソロが更に加速する中

ゼトさんは脚をドラムセットの台にかけて

拍車をかけるエア三味線。

そんな様子をただ見ているニレさん。そう、じっと見ていた。

今日も最高の構図をありがとう←

のそのそピアノに戻るゼトさんが面白かったですw

 

 

暗転して、吉田兄弟さんが再登場して出演者勢揃い。

ゼトさんはおじいさん歩きでピアノへw

お待ちかねの吉田兄弟×H ZETTRIOパート!

 

15、PRANA

まずは吉田兄弟さんの曲でコラボ。

 

うぉぉぉあぁぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!

………………………………………すごい…。

弟さんの独奏から5人全員でユニゾン

ドスの効いた極太の低音が襲い掛かってくる。

一瞬にして引き込まれました。

直球ど真ん中な音の迫力は言わずもがな。

 

次の展開からトリオがバッキング(でいいんですか?)で

三味線が前へ。

からの吉田兄弟とトリオのかけあい。

魅せ方がツボ過ぎてどうにかなっちゃうかと思いました。

三味線とピアノとドラムとベースの見事な融合なんですもん。

あと、純粋にこの曲に出会わせてくれてありがとうって思った。

 

 

吉田兄弟の2人がチューニングで暗転してる中

ゼトさんは手を双眼鏡の形にして何やら見渡してましたw

 

16、Neo Japanesque

今回のLiveの流れの想像がつかなかったので

現場ではトリオ曲のコラボもあるんですね!と。

そして、和楽器との相性抜群の定番曲きましたかー!

冒頭の手拍子後から三味線もフレーズを弾いてましたが

やっぱ合うー!!!

サビはゼトさんが主旋律で。

ピリッとした三味線の音でピアノのなめらかな音が際立ちますね。

その後に三味線でソロを。強-い!!!力強くて圧倒。

吉田兄弟さんもオラオラしてきましたね、ふふふ。

2回目の手拍子前のくだりは確か…吉田兄弟さんがメインだったかな?

ゼトさんは頭をブンブンふりながら弾いてましたw

今度は弟さんのソロと続き、最後はゼトさんのボソボソの「イヨォ~」で締め。

 

MC。

「本日のゲストはH ZETTRIO」と改めて弟さんが紹介。

(今度はちゃんとエイチゼットリオでしたw)

「テンションが上がり過ぎて、ソロのはじめ忘れてしまいました」

と弟さんが嬉しいお言葉w

「Mさんが『インスパイアされてアレだった』って言ってましたけど

僕もアレでした」

弟さんノリがよろしいこと笑

 

20周年の話題になって、トリオさんのぼんやりが再び登場。

「僕ばっかりしゃべってません?」と

どうだったかをみんなに振る弟さん。

謎にスンッと棒立ちでいたゼトさんは

「本当に格好良い。アタック感とか…」的なことを。

コウさんは「打楽器みたいな感じがして通じるものがある。」

ゼトさんだったか「骨太だった」とか「歴史を感じる」とか

言ってた気がします。

あと、「前の曲(ネオジャパ)は元から三味線が入ってるみたいに

自然だった」とコウさん。

弟さん「(トリオの)曲を全部聴いて選ばせていただきました」

 

17、Panorama

元は三味線の曲をアレンジ。

ニレさんのベースからスタート。

シンセをチョロチョロ入れつつ

ファンクっぽい風味もあった気がした(気がしただけかも)

三味線チームでソロ回し。

現代的でありながら、三味線曲ということもあって

伝統的なサウンドも感じて迫力満点。

短めの優しいピアノが挟まり、弟さんとトリオの掛け合いへ。

ニレさんから始まり、弟さん→コウさん→弟さん→ゼトさん

といった感じで回していって最後は全員で。

ニレさんとゼトさんは三味線のように細かく震わせるような

アドリブでした。(ニレさんは動きも三味線っぽかったw)

ラストのユニゾンもPRANAとはまた違った力強さで

男性的な音がビシビシ響いて来ました。

 

18、Z界のテーマ

イントロ聴いて嘘でしょ!?って思いました(笑)

何十曲もある中から結構なデジタルサウンド溢れるこの曲をですか!

それこそ祭りじゃとか…ねぇ…どうなるんだろう…

 

…ぎゃぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!

 

うわうわうわうわうわなになになになに!!!

Aメロからのピアノのフレーズに三味線も加わった時の

気持ち良いくらいのフィット感。

旅館の部屋に暇つぶし用で置いてあるTとかLとか形を作る木で出来たパズルで

階段の形みたいのが出来た瞬間くらい気持ちいいぃぃぃぃぃーーーー!

あの歯切れのよいメロディが三味線の音と似てるから…なのか?

先程のMCでコウさんが言っていた「元から三味線が入ってるみたい」は

Z界のテーマの方がより強く感じたくらいです。

とにかく驚きとか衝撃とか裏切りが見事過ぎて

ほぼ口開けっ放しで聴いてました。

 

ピアノソロの時に(MVでゼトさんが肘でドンドンするとこ)

ゼトさんと弟さんが目合わせてニコッとしてたのは

かなりの名シーンでした。

AUN JさんとのLiveの時もそうでしたけど

言葉じゃない目のやりとり本当好き)

その後のラップ部分は、フレーズの頭しか言わないという荒業笑

この時の三味線もぴったりでゾクゾクしました。

 

 

アンコール。

ゼトおじいちゃん再び。

「楽し過ぎますね。どこまで付いて行けるのか不安でしたが

未来的で良かった!」と弟さん。

 

この後披露の新曲について

弟さん「主にMさんとやりとりをして作りました。

(曲名は)3、4日前に3人に連絡して案を出してもらった。

面白かったのが『秋の夜長のタフマン音頭』」

M「これはコウさんが考えました!」

ここでも確実に笑いを取ってくるコウさんが

さすが過ぎてwww

タフマンてw逆にどんな曲か気になってくる不思議w

弟さん「Freedom Shuffleに決まりました」

M「実はそれもコウさん」

(3人で10個くらいタイトル案を出したらしいw)

弟さん「振り幅半端ないですねw」

 

曲名の流れだったのか何だったのか忘れましたが

弟さんが「Z界っていうのはファンクラブのことですか?」と

質問して、ゼトさんが「Yes!」と言うと

弟さんも英語で返してくれるという、やっぱりノリが良くて楽しい。

 

19、Freedom Shuffle

 最初のフレーズ聴いた瞬間

タフマン音頭感全然無いよね、これ?って思ったw

しかし本来の曲名を食い散らかすくらいの存在感を発揮する

秋の夜長のタフマン音頭。

全員の力強い始まりからサビはガラッと印象が変わって

キャッチーでダンサブルなメロディ。

なんかここすごいゼトさんっぽい気がしたー!!!

なんというかポップス感満載なんだけど

ふわっとノスタルジック風味が香ってくるような雰囲気で

かなり予想外の展開でした。

 

弟さんのソロのときのベースのドドドーンって音が

「俺のベースを聴くがよい!」感あって好きだったのと

あ、2回目の弟さんソロのだんだん下がっていくとこも好き。

再び全員で、その後ドラムソロ、弟さんソロを挟んでから

渋い曲調に変わってから爽やかに変化。

何種類味わえるんですかってくらいアソートで贅沢な曲だな、と。

 

 

最後に改めてメンバー紹介。

他のメンバーが紹介されてる時にゼトさんが

手を後ろにしたり太ももを叩いて拍手してたのが

少年過ぎて笑ったw

ステージの前まで行きましょうとなり

側にいたお兄さんと「どうぞどうぞ」と先を譲り合ってから

真ん中に来てもゼトリオ3人が譲り合ってて

なかなか集合しないっていうw

 

 

吉田劇場2020 吉田兄弟×H ZETTRIO

閉幕!!!

 

 

ものすごいボリューム感。

コラボを2、3曲やってゼトリオさんの出番は終わりかな

くらいに思っていたんですけど(ミューザの陣のまらしぃさん的な)

予想以上の出番でまずそこに驚きでした。

え、まだ聴けるの!?え、まだ!?え、え、え!?ってなって

気付いたらゼトリオパートで8曲も。

吉田兄弟さんからのゼトリオの時点でフルコース2回分くらい満腹

だったのに更にコラボって最高すぎやしやせんか。

 

今までこんなにじっくりと拝見する機会が無かった三味線。

すげー!三味線の可能性すげー!

500年以上も前からある楽器がバキバキのロックだったり

前衛的なZ界のテーマと華麗に融合してるのが

なんちゅーロマンのあるコラボレーションなのかと。

でもやはり伝統的な三味線曲のシンプルだからこその迫力は凄かった。

そう思うのは日本人だからでしょうか。

 

吉田兄弟のお2人の手の動きもそれぞれ違っていて

お兄さんはしなやかに動いて指が伸びていて

弟さんは逆にあまり動かさずに指を曲げていたり

っていうのも面白くて興味深かったです。

あと、曲ごとにチューニングしていて本当に繊細な楽器なんですね。

 

ゼトリオとのコラボもっと聴きたかったー!!!

バッキングなゼトリオはなかなか見れないから

本当に貴重なLiveでした。

(さすがの20年築き上げてきた職人技でした フフフ)