いろいろ(仮)

H ZETTRIO/H ZETT Mファンによる…ライブの感想とかセトリとか感想とか…

【セトリ】H ZETTRIO IN KANAGAWA~秋の大感謝祭~

2018年10月14日

セットリスト

 

1、Make My Day

2、Get Happy!

3、炎のランニング

4、Trio,Trio,Trio!!!

-MC-

5、ソクドノオンガクメドレー

(中央フリーウェイ~RYDEENギザギザハートの子守唄~ズルい女~もう恋なんてしない~恋のダイヤル6700~風をあつめて~Automatic~島唄~Diamonds~涙そうそう)

-MC-

6、Neo Japanesque

-MC-

7、Journey(新曲)

-MC-

8、Den-en

9、Everything

10、Passion

11、Mysterious Superheroes

12、What’s Next

13、Dancing in the mood

 

EC

14、Smile

15、Fiesta

ピアノ独演会2018秋-やまと芸術の陣-

2018年9月28日

神奈川・大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール

 

【!注意!】

感想ですよーこれは。

内容を詳細にレポートなんて大それたことはしておりません。

思ったことを思うがままに…な感じでやっております。

 

 

3月の紀尾井から半年ぶりの独演会。

待ったぁぁ…なかなか待ったぁぁ。゚(゚´Д`゚)゚。

トリオのLive前日なのに突如猛烈に独演会観に行きたくなったりしたり。

ゼトさんの独演会の映像を見て

ゼトさんの音の世界に引き込まれたゆえに

独演会は特別だったりする。

(もちろんトリオも特別ですよ、えぇ、えぇ、えぇ)

 

仕事終わり、帰宅ラッシュの満員電車に揺られながら

(途中電車の乗り換えに失敗して一瞬血の気が引く)

開演20分前くらいに会場のシリウスに到着。

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すごい大きいし、綺麗なところなんですね。

(暗すぎて、何も見えないなんていわれたって

しょーがないじゃないか。←古い)

 

急いで会場の中へ。

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Z友さん達とお喋りで盛り上がっていたのも束の間

そろそろ開演時間。

ついに始まってしまうのか…はぁ…

なんか口も乾いてきたわ…

 

そして、今回は個人的に独演会では初めての真ん中のブロック。

(上手側にしか座ったことがない)

す、凄い。

鍵盤が見える。

足も見える。おほほほほ。

 

いよいよ、やまと芸術の陣開幕!!!

 

客電が暗くなり、下手からゼトさんが登場。

…したはずが、ちょうど扉のそばにあった

スピーカー(ゼトさんを隠すくらいの大きさ)の後ろで

立ち止まり、客席に向かってお辞儀。

つかみバッチリwww

 

衣装は、背中だけ白い植物の模様の半袖の黒いシャツに

パンツはあれなんでしょう…黒の迷彩にも見えた。

ジャケットじゃなかったのが少々意外。

そして、足首ー。おほほほほ。

ありがとうございます。

 

ジュークボックスのスイッチを入れたりと

諸々の準備をしていて、足元のループマシンを

いじくっていると「ダンッ」とどこかから音が聞こえて

ムムッ!と過剰反応して下手の方を振り返るゼトさん。

見過ぎですw

 

その後、置いてあったPCを高速で開き

準備完了。

 

 

1、極秘現代

THE独演会第1部の為の曲!というイメージのこの曲。

一瞬にして不思議空間のグルグル回る渦に入り込んだような。

次々と色んなフレーズを録音したり重ねたりして

一通りまとまったところで

背もたれに寄りかかり、「やれやれ…」といった感じで

一息つくゼトさん。

 

インタビューでよくクラウンとかピエロとか紹介されてるのを

見かけては「おいおい、違うし」って思ってましたが

言葉を使わずに身のこなしで表現して笑わせてるのを見てると

そうとも言えるのかな、と思ってみたり。

体を使っての表現力が抜群に高いと思うのですよ、エイチゼットエムさん。

 

2、ユーモレスク

冒頭は別の曲だったのかな?

めちゃくちゃガッチガチに強いジャジーなアレンジから

なめらかに流れるようなリズムに変化。

そしてその後にはポップでコミカルな展開へ。

 

コロコロと色んな表情に変化していくのに

なんなんでしょう、この一体感というか、なんというか。

 

3、枯葉~ちいさい秋みつけた~Happy Saturday Night~カンカンポルカ~赤とんぼ

現場では、ん?枯葉っぽいけど…似てる別の曲か?

と考えながら聴いていたんですが

どうやら本当に枯葉だったようで(フォロワーさん情報感謝)

9月22日のハピサタで一瞬弾いていたの聴いて

弾きたくなっちゃったパターンでしょうか。

右手を後ろに伸ばしたり

鍵盤の下に伸ばしたり

斜め上に伸ばしたり

まぎれもなく、弾き方のクセがすごい。と言いたくなる。

 

ちいさい秋~に変化すると、ズンズンズンした低音と合わせて

作詞家のサトウハチローさんもビックリするであろうアレンジに。

ゼトさんはゲホゲホ咳き込んだ感じのマイムをしながら

客席の方をジロッと見てフリーズしてたり。

 

からのHappy Saturday~。

独演会でもトリオでもこの曲のアレンジって予想外の展開だから

ワクワクが止まらない。

今回は直球でジャジーに攻めてましたかね。

途中サンプラーから「カァ~」みたいな音出してましたw

あと、鍵盤を一本の指で押しながら手をグイングインさせてた。

(独演会の時ってこうゆう動きをしてるんですねー初めて見たー)

 

そして、カンカンポルカ

タンバリン的な音とカチカチと硬いモノを叩いてる音(ドラムの縁みたいな)。

秋は運動会シーズンだからと、そうゆうことね。

きらきらすたんだーど聴いてて(アレンジは全く違いますけど)

どんな手の動きをしているんだろうと思っていたので

見れて嬉しかったです。そして、意味分からないくらい速かった。

 

最後に赤とんぼ。

電子音の打ち込みと渋いジャズの融合。

後半は壮大で音がサーッとやさしく響き渡るような展開。

昔から知っている童謡のジャズアレンジは

本当に涙腺を刺激されてしまって平常心ではいられないのですわ。何故か。

 

曲が終わって、おじいさんみたいな歩きで腰をかがめて

PCを操作。

 

4、子供の時に見た夢のような

アルバム『未来の音楽』からキター!!!!!!!

つべで独演会2012をよく見てまして、どれか生で聴きたいなと思ってまして

あの印象的なイントロを聴いて「ハッ」と小さく言ってしまいまして。

謎めいていてちょっと悲しげな曲調に

ドドドドとかチチチチという電子音と

弦の音みたいなのとか、グロッケンのような音の打ち込みに合わさって

映画の中で主人公がどこかに迷い込んでしまったかのような。

 

全てが無音になったところで、同時に演奏と打ち込みが始まる

紀尾井でも結構衝撃だったあれが再び。

 

5、ランドスケープ

個人的には1年前の共鳴の陣以来の生音。

前回はピアノだけで壮大な雰囲気だった印象でしたが

全く別物に化けていました。

 

コウさんのシンバルにつるしてあるアレみたいなカチャカチャした音

リーンという鈴のような祭り囃子でよくきく当り鉦のような音

その後に、宇宙空間みたいな音に変化してから

男の人の声で英語のナレーションが入り

ラストはザワザワした中(足音も聞こえた)に混じって

年配のおばさんのような声(中国語?)。

 

これらに合わせてのランドスケープ

ね、音楽ってバケモノですね。

摩訶不思議の極み。

ラストの音声は、Z界のZトークにも書いてあって

富士の陣で使ったというあのニイハオのあれなんでしょうか。

 

MC。

「良い天気で良かったですね。

 残り数曲となりました。

 さぁ、先に続きます。」

 

非常に短く言葉少なめに次へ。

昨日のハピサタ(9月29日放送)で鍵盤楽器について

喋りまくっていたのが嘘かのようにw

 

6、嬉しさを抱きしめて

MVだと1:24~の低音になるところで

サンプラーから

「ていっ!」「よっ!」「はいやっ!」「はいお待ちっ!」と声が。

更に、お祭りの音頭のリズムが流れ始める。

「ていっ!」とか「よっ!」に合わせて

上半身をぐわんぐわん動かしたりもしてました。

 

嬉しさを~と祭り…絶対想像しない組み合わせ。

イメージが覆された瞬間でした。

 

7、すりぬける

心の中で「テッテレ テッテッテーだ!」(←覚え方)と叫ぶ。

(この曲も4曲目と同じく嬉しさを抱きしめまくってました←紛らわしい)

 

かわいい感じのアレンジ。

右足を上下にガシガシ動かすと、次は頭をブンブン。

(ハット落ちちゃうよ~…と良い顔を見せながら、心では落ちなさいと願う)

ループマシンでループ中…

すっと立ち上がると、ポッケに手を突っ込んで

客席に向かって佇むゼトさん。

(FBにも上がってた、あの写真がこれです)

 

そして、ナレーションが流れ始める。

「2012年に発売された『未来の音楽』に収録されている

“すりぬける”という…」と、曲の説明の後

では、すりぬける、について調べてみましょう…

と、音ネタに突入。

 

「すりぬけるとは…うまく通り抜けるという意味…

 

“うまく”がポイントですね…

 

では”うまく”とはどうゆうことなのか?…

 

つまり、すりぬけすりぬけすりぬけ…

 

台風来てるみたいですね…

 

お気をつけ下さい…

 

ということで、この曲で第1部終了です。」

(ポイントだけの、ぶつ切りです。)

 

すりぬけるの意味なんて考えたこともなかったw

途中の「すりぬけすりぬけすりぬけ」って何なのか。

そういえば、合間に「パオーン」みたいな音が入ってました。

 

第2部

いつものように、機材など全て取っ払われて

ステージにはグランドピアノのみ。

 

パンツと同じ柄のジャケットを着て登場。

中は、紀尾井と同じアシンメトリーのシャツですかね。

手元のカメラをやたら覗き込み、タオルでレンズをふきふき。

 

8、未完成ワールド

演奏中にカメラを気にしだし、チラチラとカメラ目線。

すると、手をカメラの前で振って

わざわざマイクで「手がカニのようです。」

 

発想。その発想。

誰もが「えっ、カニ!?」と思ったのではないだろうか。

カニにより、曲の記憶ゼロです(←

そして、曲が終わってからも手振ってカニやってましたw

すぐ気に入っちゃうところが、少年か、と言いたくなる。

 

9、水の流れ~地平線

水の流れは音源に近い演奏だったかと思います。

あのMVを頭の中で想像しつつ

初めて見た手元に釘付け。

鬼のように指が動きまくってるのかと思いきや

まさに流れる水のようになめらかで

この動きであの音の数が出るのは何故!?え、え、え!?

と驚きを隠せなかった。

 

からの地平線で、堰き止めていた涙が噴出。

行った独演会全部で聴いて全部で泣いてしまう。不思議です。

悲しげなアレンジから優雅な雰囲気になり最後はアップテンポに。

紀尾井とはまた全然印象が違った。

 

10、新しいチカラ

(これはまた冒頭は違う曲だった感じなのかな?)

6月ツアーの炎のランニングとか

金沢ジャズのPIANO CRAZEの冒頭のような

手が見えない恐ろしいアレンジから

頭を前後に振って、カメラ目線。

そして、ぐにゅぐにゅ動き出し

演奏しながらピアノの蓋を閉じてみたり開いてみたり。

 

おもむろに水を飲み、上を向き美味しそうな表情で

「ハァ~」

会場(笑)

水のCMか!って思った。

どうでしょう、関係者の方、こんな最適な方はいないかと。

 

そして、新しいチカラ。

やはりこの曲を聴かないと独演会に来たって感じがしない。

なんかとげとげしいアレンジだったかな。

見てると音に吸い寄せられるような、足に力が入っちゃうこの感じ。

 

MC。

今後の告知をして…

「最後にARIGATOという曲をやります。

 今日はありがとうございました。」

 

11、ARIGATO

また独演会で聴けるなんて。

高音のキラキラしたアレンジだったでしょうか。

優しいけど力強い…

そっと背中を押してくれるような。

 

 

客席に手を振りながら下手へ歩いていき

そのまま扉の横の壁にズドンッ!!

最後までありがとうございます(笑)

 

 

アンコール。

独演会Tシャツに着替えて登場。

一回マイク持ったけど、何も言わずwww

 

12、Chameleon~ネクタイしめて~宇宙戦艦ヤマト~ネクタイしめて

最初の曲、PE'Zのどれかのアルバムで聴いたような…でも全然分からない…

と諦めてたら、曲終わりでゼトさんが曲名を言ってくれるという奇跡。

全然思い当たらなかったけど、キレッキレでめちゃくちゃ痺れた。

普通に1曲ちゃんと聴きたいって思った。

で、来ました来ました!ネクタイ!待ってたー!

さっきの曲からの流れがすごいハマってるというかグッとくるというか。

強めのジャジー曲で攻めるアンコールメドレーなのね、分かりました…

と勝手に結論付けていたのも束の間。

「さらば地球よ…」

ヤ、ヤマト!!!

(分かるでしょうけど、当然歌は入ってないです)

油断してたら凄いのブッ込んできましたw

面白~い、と呑気に楽しんで聴いてたんですが

独演会終わりにZ友さん達から、大和市とヤマトを掛けてた

と知り愕然とする、という。

その演出に全然気付かなかったその時の私に踵落としを食らわせてやりたい。

 

独演会でのメドレーの限定感は凄いよなぁ。

Chameleonなんてそもそもめちゃくちゃレアなんじゃ…。

 

 

「わたくし、H ZETT Mという名前なんですけど…」

ここにきて、名前をちゃんと言う。

あのーすごく存じ上げております(笑)

 

その後に、トリオの冬ツアーの告知なんかもしてました。

挨拶をして拍手が起こったところで、何かを言うゼトさん。

「今、拍手に向かってしゃべりました」

え?…どゆこと、え?www

 

13、確かな日々

これだけはやめて…泣いちゃうから、本当に…と念じてたんですが

イントロ聴いて白目。

と同時にスイッチON!!!涙がナイアガラの滝のように。

セトリを書いた手元のメモに、「確かな日々」と書こうとするも

涙でぼやけて何も見えなくて、何も書けず。

音源聴いても号泣してしまうので、普段も聴かないようにしてまして

アレンジの感じとか分かりません。

とりあえず、優しさに包み込まれました。

 

今までの優しい記憶の糸みたいなものがスーっと引っ張られて

目の前でその光景広がっていくような。

だから懐かしさを凄く感じるのかな。

 

そのような曲に出会わせてくれて、ありがとう、と思った。

 

 

 

私としては今年最後の独演会。

2018年独演会納めとなりました。

やはり独演会は、感情を揺さぶられる。

 

紀尾井の時も驚いたけど、特に綿密に計算し尽くされた第1部。

芸術作品ですよ、もう完全に。

絵画とか映像とか見てるような気分になってくるというか

音って目に見えないのに、カタチとなって目に映ってくるというか。

ゼトさんが作り出す音は、それくらい想像力を掻き立てられるんだろうな。

美術館にこの音が作品として展示されていてもおかしくはないと思う。

(それくらいアートとして完成されてるという意味で)

 

ミュージシャンのことって、なんでアーティストって呼ぶの?

と、ずっと思っていたけど、こうゆうことなんだなって

ストン…と腑に落ちました。

 

毎回、何かを発見させてくれるゼトさんの音楽。

(あ、だから芸術の陣でもあったのか…と今気づく)

 

感謝。

ARIGATO

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【セトリ】ピアノ独演会2018秋 -やまと芸術の陣-

2018年9月28日

神奈川・やまと芸術文化ホール

セットリスト

 

※ざっくりです。

   間違ってたらすみませーん!!

 

第1部

1、極秘現代

2、ユーモレスク

3、枯葉~ちいさい秋みつけた~Happy Saturday Night~カンカンポルカ~赤とんぼ

4、子供の時に見た夢のような

5、ランドスケープ

-MC-

6、嬉しさを抱きしめて

7、すりぬける

 

第2部

8、未完成ワールド

9、水の流れ~地平線

10、新しいチカラ

-MC-

11、ARIGATO

 

EC

12、Chameleon~ネクタイしめて~宇宙戦艦ヤマト~ネクタイしめて

13、確かな日々

金沢ジャズストリート2018 SPECIAL LIVE

2018年9月17日

石川・石川県文教会館

 

6月のツアー以来。

年に2回も大大大好きな金沢に行けるなんて奇跡中の奇跡。

 

てなわけで、前日に発表されたサイン会のお陰で

緊張してほぼ寝られないまま

夜行バスで金沢に到着。

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ただいま金沢(。・ω・)ノ

つって。

(年2回来ただけで馴れ馴れしくなる)

 

Z友さんと合流してから

会場近くにある、行ってみたかったパン屋さんへ。

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中も素敵…そう、ステ機。

時間が東京よりゆったり流れてるような感覚に。

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モーニングのクロックムッシュ

(オジョウヒンニ タベルノ ムズカシイネ…コレ)

 

サイン会の整理券が配布される先行物販が12時30分から

ということで、30分前くらいに会場に到着。f:id:tasha2nd:20180921091825j:image

結構並んでたりしてー

なんて思ってたら、入口から物販の袋を持って出てくる人が…

え?どうゆうこと??

 

どうやら時間よりも早く物販が始まってたようです。

私達もそそくさと物販へ。

対象商品の中から悩みに悩んで

新アルバムのDINAMIC FLIGHT盤を購入。

(ちょうどピンクしか持ってなかったから助かった)

整理券をもらった瞬間、Z友さんと合流して忘れていた

緊張がどっと押し寄せてくる。

やべぇぇぇー…貰ってしまった…どどどどど、どうしよ。

肩と腰と膝に凄いことになるんですわ、ほんと。辛い(←

 

まだ開演まで少し時間があったので近くの尾山神社へ。

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ステンドグラスのような窓もあってちょっと異国風味な佇まい。

中にはアート的なオブジェのようなものもありました。

サッと見て、サッとお参りして、サッと記念撮影して退散。

 

会場に戻って、席へ。

一桁台の列ではあったものの、結構遠いのかなと思っていたら

めちゃくちゃ良く見える!

会場自体がそこまで大きくないので、むしろ近いくらい。

上手側だったので、グラピのゼトさんの手元も見えそうな予感。

(現場では、ホールって久々かも…って思ったけど、7月にありましたね。

野音の記憶があまりに大きくておやこの日とか大昔に感じる不思議…)

 

舞台上には既に1組目のfcpの楽器がスタンバイ。

(ドラムセットの後ろにイスがあるーなんか違和感ー

と、コウさんの立ちドラムに見慣れ過ぎて変な感想を思いつく)

 

いよいよSPECIAL LIVE開幕!!

 

1組目 fox capture plan

ドラマ『カルテット』の曲担当されてたっていうので名前は

知ってましたが、前日に予習で少しだけつべで聴いた事を除けば

ちゃんと聴くのは完全に初めまして。

 

スタイリッシュで未来な感じの曲から

ジャジーでアップテンポの曲まで豊な曲調。

どの曲も映像作品のテーマ曲になりそうだなー

なんて思いながら聴いていました。

個人的には、ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇中曲がお気に入り。

今回演奏された中では、一番ジャズ感が際立ってた感じ。

あと、4曲目の早いテンポの曲も(誰かー!タイトル教えてー!)

 

Inoueさんのダイナミックなドラムさばきが印象的。

特に左手の動き。

結構な割合でドラムに集中して聴いていました。

あと、ピアノのKishimotoさんのメガネが2回程

ピョーンと飛んでったのには笑ってしまった。

1回目は結構な遠投で「あれ?どこいった?」と

キョロキョロしながら弾いてたのがおかしかったですw

同時にピアノも見せ場のくだりだったから

メガネ飛びと見せ場は比例してるのかな、と。

 

2組目 RS5pb

MC無しで、がっつり長めの曲を4曲くらいだったでしょうか。

fcpとは打って変わって、コアなジャズファンの心をガシッと掴みそうな

濃厚なジャズの雰囲気。

でもそんな中に遊び心があったり。

 

当然ですが類家さんの存在感が凄まじい。

ド素人が聴いても色々な技が入り乱れてるんだろうなーと思った。

(トランペットもギターみたいにエフェクターで音変えたりするんですね…全然知らなかった)

そして、類家さんカッコイイ←

 

あと、ジャズで聴くエレキギターのスパイシーさがより引き立つ感じが凄く好きです。

(単に弦が好きなだけかもしれぬが)

 

3組目 H ZETTRIO

タイムテーブルに書いてあった予定時間の

10分遅れくらいのスタートだったでしょうか。

今回は、クロノスは無しで、グランドピアノとキーターで。

 

上手側から3人登場!

ニレさんとコウさんに続いて、

ゼトさんはムーンウォーク風後ろ歩きで舞台袖から現れ

既にいつもの位置にいたニレさんにコツンとぶつかり

方向転換をしてまたムーンウォーク

ピアノまで向かうも今度は椅子にコツン。

最初っから、そうゆうかわいいことしちゃいますか。

 

衣装は、まさかのオレンジ・青・白の方でびっくり(←表現

野音が最後だと思ってたので嬉しい!!

でも島フェスが新衣装だったので

うっすらは期待してたり、してなかったり、してたり。

 

ピアノの前に座って「いつも通りにやりまーす」とゼトさん。

 

1、SEVEN

SEVENがトップがさすがに攻め過ぎかなーなんて予想してたら

…おほほほほ!!!そうですか!!そうきますか!!!

耳が肥えている金沢のジャズファンに向けて

一発目から戦闘態勢で猛攻撃を仕掛けてきた感じ。

初めて聴いた時、難解過ぎて乗り方が分からず棒立ちだったのに

私より前列に座っていた結構な人数が音に合わせて体を揺らしてました。

攻撃が命中しましたね…ふふふ。

 

ニレさんのソロの時、拍手が起こって

予想外だったのか、「おっ!」という感じで微笑んでたのが

印象的でした。

 

2、Zディスカバリー

うふふふふふ…ねぇ…もうどうしましょうねぇ。

アルバムをシャッフルじゃなく聴く時に、SEVENとディスカバリー

組み合わせて聴くくらいの私得最強コンビ。

5月のこどもの日から、おやこの日以外では私が行ったLiveで

毎回やってくれてると思うのですが

この曲を聴くと「あぁ~ゼトリオのLive来たわ~」みたいに

感じるようになってしまいました。

 

ピアノでディスカバリーって割と珍しいような。

途中で、片手はキーター、もう片方はピアノで弾いてからの

キーターを背中に回して、もう片方はピアノで

湧きあがる会場。

つべのフジロック動画見て以来、キーター背中に回して弾くの

震えるくらい好きです、はい。

あと、右足を腿上げしてるみたいにかなりアグレッシブに

動かしてましたw

 

3、Mysterious Superheroes

冒頭部分をカットして、突如始まるの初めて聴いたかも!

グラピだとちょっと優雅に聴こえるなーなんて思ったけど

終盤の目まぐるしい展開はやはりカオスそのもの。

逆に一音一音の破壊力は増してた気もする。

 

あと、椅子の横の床に寝かせて置いていたキーターの鍵盤を

右足で押してたのは最高でした。

速度の音楽の神田川でも足でやってたけど、ゼトさんの足技好きだわー。

 

MC。

M「湿気がかなりございますので、雨の金沢らしい気候ですね。」

K「熱気じゃないですかね?」

会場から拍手がw

…そこまで湿気高かったかな?全然気付かなかった。

スモークのせい?

 

M「曲は順番にやっていきたいと思います。」

最近の当たり前のことを当たり前に言うMCがツボ。(ハピサタかっ)

 

ニレさんを見て「チューニング終わった?」と訊ねるゼトさん。

で、コウさんが「いいですよ、十分にやってもらって。」みたいなことを

言ってニレさんを困らす、大好きな構図。

 

チューニングが終わったらしく、ニレさんも挨拶。

「エイチゼットリオとしては、この会場は初めてなので」

6月のツアーの時、azホールも来たことあるって言ってましたよねー。

結構金沢来てるんだなぁと、ふと。

 

4、落陽

おっ、ここはホールライブらしく、聴かせにきましたね。

中盤のアレンジは、少なめの音で強めのジャジー感。

泣いちゃったーここ。

落陽ってじっくり聴くと、全然しっとりじゃないと思う

ザワザワしてくるもの、体の奥の方がザワザワしてくる。

 

締めで、コウさんが

わずかに聴こえるくらいで鈴とシンバルを鳴らすわけですよ。

この繊細さの中に光る巧み。

ヒ、ヒ、ヒ、ヒィィィー!!!!!!!!ってなりました。

 

5、PIANO CRAZE

これは凄かった。

個人的ベストは6月の横浜だったんですが、更新です。

グラピのPIANO CRAZEってクレイジーさが格段に上がって

聴こえるというか。

でも、今回はグラピだからという問題ではなく

ツアー金沢で聴いた炎のランニングを彷彿とさせるイントロのピアノソロ。

かなり鋭角で複雑で攻撃的な現代音楽のような。(←全然詳しくないけど

あの横浜で感じた、恐ろしさ再び。

そんな中、右手を指揮者みたいな動きで、コウさんとニレさんを

惑わすゼトさんw

指揮者の動きと思ったら、ピアノの下に手突っ込んだりしてたし。

 

で、中盤の狂気的な強めのアレンジ。

猛烈に速かった。これぞSPEED MUSIC。

からのニレさんのソロで、はい撃沈。

 

6、Beautiful Flight

ニレさんのソロ後、ゼトさんはスイッチが入ったかのように

(まぁ、ずっとスイッチは入ってるだろうけど)

低い体勢の空気イス状態になって右足ガシガシ上げたり

ひじドンしたり。

 

無音のくだりの後からのラストにかけては、もう圧巻。

嘘だ…これを3人だけで演奏してるなんて、嘘だ…

嘘だと言ってくれ!!!と純粋に思った。

終わって、ゼトさんが客席に向かってガッツポーズ。

それくらいゼトさんの熱量も凄かったということですね。

 

7、パノラマビュー

パーノーラーマァァァー…ビュゥゥゥゥー( ;∀;)

(もう曲名を叫ぶことしかできない)

 

え、こんなに凄かったっけ、パノラマって。

中盤のあのあそこです、あのとんでもない所。

とんでもない所のとんでもなさ具合がとんでもなかった。

ポップな感じのアレンジだったんですけど

ゼトさんの手が超あれだったし

足も超あれだったし

要するに、凄いあれでした。(表現を諦める)

途中、手の甲でグリングリンしながら弾いてたのを見て

Playin' Swingin'のMVと同じく、ひれ伏しました。

 

そうそう、手を振るのを促す時のコウさんの笑顔が

たまらなく素敵でした。

 

MC。

M「次が最後の曲になります。」

会場「えー」

ホントにやだー、と心の底から。

 

M「小さいお子さんもいますけど

  鍵盤を足で弾いてはいけません」

と、床に寝転がっているキーターの鍵盤を

さっきみたいに「ギー」と足で押してみせるゼトさん。

そこを気にしていたんですねwww

 

8、What's Next

お、まさかのMMDじゃなかった。(泣きドラム見れるかなーとか思ってたw)

ワツネクがラストなのはなんか久しぶりで新鮮さも感じられたり。

 

ラストの曲らしく、熱量・速さ・音数…完璧。

ゼトさんのピアノソロから、コウさんとニレさんが加わる所は

音がぎっちり詰まった球をバズーカでエンドレスで

バコンバコン撃ちまくって、それがそこら中で爆発してるような

そんな感じ。

バズーカ攻撃でやられました、完全に。

リアルに息止まってしまったし。

 

ゼトさんの足は、今回一番バタバタしてたw

最初の方でコウさんがスティックをクルンクルンしてるのも

見れました。

 

 

最後、前に出てきて挨拶してから

「良い夜をお過ごし下さい」とゼトさん。

そして、コウさんは投げキッスしてましたwww

なんだ、この女子を惑わす締め方は(笑)

けしからん♡

 

SPECIAL LIVE、これにて閉幕!

 

 

ホールだし、なんか大人っぽい雰囲気のジャズイベントだし

落ち着いた感じでまとめてくるのかと思ったら、真逆でした。

もう大暴れの猛攻撃。

動きとかではなく、音で真っ向勝負というメッセージを

ひしひしと感じました。

なんせ、対バンですからね。

先日のTOKYO JAZZとはまた違う顔のゼトリオを

見れたような気がしました。

(そういえば、TOKYO JAZZで見たニイハオ風味が

一切なくなってましたが、

あれは貴重な中華仕上げだったんだなと、今、思う。)

 

しかし、どの曲も初めて聴いたんじゃないかって思うくらいのアレンジ祭り。

どれも、この場所のこのライブでしか聴けないなんて…

と、特に思った今回のライブでした。

 

そして、インストだとゼトリオしか聴かない故に

こうゆう形式で、生で他のバンドの演奏を見れたというのは

色々な発見もあり大収穫だったな、と。

3組それぞれスタイルが全く違っていて、比較して見られる面白さ。

やはり、ドラム・鍵盤・ベースはどの組も注目してしまいましたが

驚くくらいそれぞれ特徴があって、こんなにも違うものなんですね

なんて思いながら見てました。

(とりあえず、ゼトさんはすんごく背中がまあるいと言うことがよく分かったw)

 

朝から晩までゼトリオ尽くしの

最高な1日でした!!

また金沢に絶対に行くと、心に誓う。

 

やはり、金沢という地は、奇跡を起こす何かを持っているな…

 

 

 

 

(注意)ここから下は、個人的なサイン会の思い出日記となります。

    オススメはしません、多分キモイです。

 

 

 

終演後。

あまりに素晴らしいライブだったので

座席に座ったままZ友さんと語りながら余韻を噛み締める。

 

結構早めにスタッフさんが楽器の撤収を始めたので

ピアノとキーターだけ。f:id:tasha2nd:20180920092114j:image

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…そして、考えないようにしていたけど

刻一刻と近づいてくる決戦の時間。

 

あ、やばい

肩と腰と膝が…あ…。

 

意を決してロビーに出るとサイン会が

もう始まっていて10mも無いくらいの距離に

3人がいて、普通に驚く。

衣装もライブから着替えていて、グラデーションのTシャツになってました。

(この衣装見るの何気に久々)

 

まだCDを開封すらしてなかったので慌てて開けたり

どこに書いて貰おうか考えたりしつつ

とりあえずその場でサイン会をしている3人を眺めていると

もう、これだけで十分かも…なんて思えてくる。

 

精神的にも体力的にもぐったりしながら

とぼとぼと会場の外にまで続いている行列の最後尾に加わる。

 

少しずつ列が進んでいく…

迫り来る恐怖により(←

口の中の水分が全て奪われ

目もしばしばしてきた…

今回本当無理かもしれないorz

 

しかし流れは止まることなく進み

整理券を受け取るスタッフさんのところまで到達。

でも、スタッフさんに近づくと3人が視界に入ってしまうので

(ライブでは見たくて見たくて仕方ないのに変なの)

1mくらい離れた柱の陰になった所から整理券を渡す(←迷惑

 

あー渡しちゃった…

ガタガタブルブル…

このままではこの戦には打ち勝てない。

 

強い心よ

私の中の強い心よ目覚めるのだ………

 

…ドゥ……

…ドゥハ……

…ドゥハハハハ…

…吾輩が持っているこの名曲まみれのアルバムに早くサインをするがよい…

…ドゥハハハハ…

…お前を蠟人形にしてろやろうか?(←それは違う

…ドゥハハハハァァァー!!!

 

 

これでよし。

この勢い。

 

私の中のデーモン閣下が目覚めたところで

いざ出陣!!!

 

まずはコウさん。

コウさんの前まで進むと、ちょうど水を飲んでる最中で分かんないけど笑ってしまい

「すみません、お水を飲んでるところに」

と言うと

にっこりするコウさん。

 

CDを手渡し、サインを書いてるところで

「昨日の夜は金沢で何か食べたんですか?」と

聞いてみる。

コウさん「食べましたよー。海鮮系のものを。」

私「わー!いいですねー!」

で、CDを返してもらって握手。

 

のどぐろ食べました?とかさー

そうゆう気の利いた返しが何故出来ないかね。

前回めちゃくちゃ普通の事しか言えなかったから

コウさんはリベンジしたいと思ってたのに。

(私の中の閣下は超絶口下手であった)

 

続いて、ニレさん。

私「さっき『ここの会場はゼトリオでは初』って言ってたじゃないですか?

 前に来たことあるんですか?」

N「あ、まぁあの~

 来たことがあるというか、なんというか…」

 

サイン会でのたわいもない会話の中でも

忠実に設定を守るニレさんwww

隣にいるお鼻が青い方は最近ぼんやり具合が加速してるというのに。

「あははーそうでしたねーはははー!

ありがとうございます」と

よく分かんないけど笑ってごまかしたら

会話終わってしまった(◎-◎;)

 

最後にゼトさん。

ニレさんに話しかけてる間に

ニレさんがCDをゼトさんにスッと渡していたので

ゼトさんの前に立った時は既にサイン済み。

 

あっ、ヤバイ!

何も言えずに終わってしまう!!と思い

慌てて「名前書いてもらってもいいですか?」

と、頼む私。

 

M「あ、はい。」

 

沈黙………………………。

 

ペンを持ち、手元を見たまま微動だにしないゼトさん。

 

そして、無言&真顔でギョロっとこちらを見上げる。

 

え、何???

なんか超見られてるんですけどーうふふふふ♡

…じゃねぇ!!!!!

 

ヤバァァァァァーイ!!!

「名前書いてください」って言えたのに満足しちゃって

自分の名前伝えるの忘れてたー(;゚Д゚)

「で、名前は?」と言わんばかりの目での

ゼトさんからの無言の訴えにようやく気付き…

 

私「あっ!!…〇〇〇です。」

 

前回に続き、またやらかしてしまったorz

ゼトさんが名前を書いてくれてる間に挽回せねば。

サイン会前になんとなく考えてたあたりさわりのない質問を言ってみる…

 

私「小豆島から遠かったですか?」

M「そんな遠くはなかったですよ。」

私「あ、意外と近いんですね。」

M「近いというわけでもないですけど。」

私「まぁまぁ遠いんですね。」

M「遠いっちゃ遠いし、近いっちゃ近いですね。」

 

どっち!!!

結果どっちなのか!!!(笑)

近かったのか遠かったのかゼトさんの答えは闇の中。

きっと一生分かることはないであろうw

あまりにゼトさんらしさ全開の回答だったから

思わず笑ってしまいました。

とりあえず、金沢で一番謎のやりとりだったのは間違いないでしょう。

 

この時、割と冷静に

この声がきっとハピサタの「これがホントの声だよ~」に

あてはまる声なんだろうなーとか

目の周りの黒の境目は意外にもぼかしてるんだなーとか

なんちゅう顔の小ささなのか!!!とか

しっろ!!色しっろ!!白塗ってるのかってくらい、しっろ!!とか

考えながらゼトさんを観察。

(今思えば、衝撃的に贅沢な時間だったのでは説)

 

握手をしてもらい、その場を離れた瞬間

私の中の閣下がスリープモードに切り替えられ

怒涛の震えが襲いかかる。

い、今の時間、ま、ま、まじか。

 

書いてもらったサインをZ友さんに見せようとするも

震えてサインのページを開くことも出来ず。

多分、この時間で一挙に老けたと思う(←

 

とは言え、今年3回もサイン会に参加できたとか

奇跡以外のなにものでもないです。

ありがとうございました!!

関わっていた全ての方に感謝。

 

 

あの無言の訴えの目は忘れられない…

【セトリ】金沢ジャズストリート2018 SPECIAL LIVE

2018年9月17日

石川・石川県文教会館

 

セットリスト

 

1、SEVEN

2、Zディスカバリー

3、Mysterious Superheroes

-MC-

4、落陽

5、PIANO CRAZE

6、Beautiful Flight

7、パノラマビュー

-MC-

8、What's Next

TOKYO JAZZ X -X-PERIMENT-

2018年9月1日

東京・WWW X

 

昨年、仕事で泣く泣く諦めた東京JAZZ。

TOKYO JAZZ Xという新しい姿となったイベントに

今年もH ZETTRIOが出演ということで、その日を心待ちにしてました。

(BSで放送されたやつ、何回見たことか…

珍しいカメラアングルとかもあって最高だったよな…

特にゼトさんの背中越しにコウさんを撮ってて

その時のアイコンタクトがたまらなく好きでして…

あと、野宮さんが目を合わせて来るのに対して

頷いて応えるニレさんとゼトさんとか(ゼトさんに関しては背中のカットだったから

どんな表情でウンウンしてたんだろう…ウヘウヘウヘ)…

あと…ふくらはぎとか…

あと…トークがぬるっとしててやっぱ最高だなとか

あ…ただの変態ヲタ目線の話になっている…戻します)

 

仕事後、渋谷駅に到着してすぐ私を出迎えてくれたのは

土砂降りの雨。

おぬし、来るのではない!と言われてるような

ようこそTOKYO JAZZの渋谷へ!と歓迎してくれてるかのような

…まぁ、どちらでもないただのゲリラ豪雨ですが。

 

ゼトさんが最も嫌う雨で足元びしゃびしゃになりながら

会場のWWW Xに到着。
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リーダーズワンマン以来のこちら。

またここでゼトリオの演奏が聴けるとは。

 

入口を盛大に間違えたり、案内に従って階段をどんどん

のぼりながら「えっ?地下じゃないの?リーダーズの時地下だったけど」と思ったら

リーダーズLiveをやった方ではなくもう片方の大きい方だったと

現場でやっと気付き自分の呑気さに呆れつつ…

 

中に入って、ゼトリオの出番待ちをする

フォロワーさん達と合流。

皆あたまからずっと前のめりでLiveを見てるのかと思いきや

結構ゆったりとした空気でおしゃべりしたり休憩したりご飯食べたり。

 

WWW Xの方ではWONKさんのLive真っ最中。

濃厚で素敵な歌声。

時間的にゼトリオ以外は見れないと思っていたので嬉しかったです。

最後の2曲程聴けた感じでしたかね。

 

終わったと同時に出ていく人の流れに逆らいながら

(これがあれか産卵を控えた鮭の気持ちか…

と言いながら、大勢出ていくという感じでもなかったんですがね)

なんとか上手側の3列目を確保。

ニレさんがド正面にそびえ立っているのがまるっと見える感じの位置。

思い出すツアー金沢…

 

結構ギュウギュウに人が詰め込まれて

隣の人と肩がぶつかりそうなくらいの状況の中、30分以上の待機。

これは周囲にフォロワーさんがいてゼトリオトークで気がまぎれたから

良かったものの1人だったら結構しんどかったかも。

そして、暑かった。

思い出すツアー横浜…

 

運び込まれるゼトリオの相棒達の様子を見たりして、時は過ぎ…

暗転して、いよいよスタート!!!

 

暗闇の中、コウさんとニレさんが先に登場。

あ、Make My Dayでお馴染みのあの衣装ですね。

あの青オレンジ白の衣装はもう見れなくなるのかな…

と思うと、少し寂しく感じたり。

 (あのヤンチャな色味、大好きでした…とここで告白する)

 

遅れてゼトさんも登場。

3列目でも結構近いし、なんなら野音よりも近くに3人が見えました。

毎度Liveの登場で思う、ゼトリオさんって実在するの!?感。

そして日常に戻るとやはり妖精か何かなのでは…という感覚に戻る

という繰り返しの日々。

 

1、Enter The Dragon~Beautiful Flight

さてさて、1曲目は何ですか…と目も耳も口も全開で集中していると

ジャージャジャッ…

ん???聴き慣れないメロディ…いや違う聴いた事あるメロディ…

いやいや、燃えよドラゴン!!!!!!!

からのゼトさんの「アチョー!!!!!」

うぉぉぉぉぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

気になりまくっていた例のアチョーが聴けた…(T_T)

ニイハオ行けなくて日本でうじうじしてた人間には

このプレゼント、鬼のように嬉しかったです。

一瞬で会場全体に火がついて、まさに燃え上がっていました。

更にそのあと、「ニイハオ」もゼトさん言ってたしw

 

で、燃え上がったところで、Beautiful Flightってもう。

私は1曲目で燃え尽きてしまうのかと思った。

この勢いに乗ったBeautiful~は倍くらい速く聴こえました。

中盤のくだりゼトさんなんて音の数、速さ共に想像を絶するくらいの。

 

無音のとこからのジャンプは新型?(私が初めて見ただけか)

横に曲げてハットおさえながら“C”みたいになってた。

ただ、終始目の前でよく見えるニレさんに見とれていた

というのが本当の話。

スモークとカラフルな照明の中、真顔で黙々とニレさんが

なんという全てが整った方なのかしら、と。絵に描いたみたいに。

 

2、Zディスカバリー

うそーん…ディスカバリーやってくれるの…うそーん。

無類のディスカバリー好きとしては嬉(←もういい)

 

間奏のアレンジがエレキギターみたいな音

(あれは何なんですか?クラビってやつですか?わかりません!)

で、やっぱゼトさんのこっち系の歪ませまくりなアレンジ好きだわーと再確認。

あと、途中で左手の甲をグッとこちらの方へ向けてきたと思ったら

銀色のテープでZと貼ってありました。

なんなの、このかわいいの。

キレッキレの最中からの手の甲のZはギャップが凄くてもう助けて下さい。

 

3、Flying Future

思い出すツアーファイナル…

野音とはまた違ったアレンジで、ピコピコ弾むような感じ。

キーターを肩にかけて、キーボードと同時に弾いてましたけど

あれはどっちからの音だったのか。

4種類くらいの音を間髪入れずにサササササッと切り替えてるとこ

よく見てみようと思って、動かずにジーッと凝視してみたけど

1ミリもシステムが分かりませんでした。

ゼトさんのシステムが分かりませんでした。

 

MC。

M「WWW Xは初めてなので楽しみですね。」

なんて言いつつ、メンバー紹介。

N「Don't think, just feel.な感じで行きたいと思います!」

ここら辺で気付き始める…

エイチゼットリオさん、ニイハオに感化されまくっている模様(笑)

帰って来てから一週間も経ってないわけですもんねw

きっとすごく楽しかったんだろうな…いいなぁ…

ニイハオ行きた…(去れー!!雑念よ、去るのだ!!!)

 

4、Something Spesial

マイベストサムスぺは先日の野音だったのですが

あれ…どうしよう、あれ…更新されてしまったかもしれない勢い。

音源でいうとセリフ後のゼトさんのくだり。

めいちゃんがまっくろくろすけが潜んでる所に指で触れた時に

ブォワッッ!!!って音の一つ一つが弾けてる感じ(分かりにくい)

音の圧力が凄かったです。

そんな怒涛のくだりからの、ニレさんの方を見ての

ニコッとしながらアイコンタクトをするゼトさん。

可愛すぎてもうどうしてくれようか。

 

5、MESHI -episode2-

シャンシャン響く音からのスクラッチをミックスさせた

イントロから始まったメシ2。

なんだか面白い展開になりそうな予感しかしない。

 

ニレさんは「キュイ~ン」が気に入ったらしく

ニヤッとしながら、連続でキュインキュイン。

メシ2のニレさんを見ると変態的にベースが好きなんだな、と思ったりする。

その後のセリフ部分では、ニレさんに合わせて

コウさんが「ひつぜぇ~ん」とささやいたり

「アチョ~」と密かに言ってたりw

 

コウさんがスティックをお箸持ちにすると大盛り上がり。

吊り下げてる鈴を豆みたいにつまんだりしてましたww

コウさんのドラムソロになると、動き出したゼトさん。

最初、足を振り上げて後ろにあったキーターの上をくぐらせたり。

それから酔拳の動きをしながらフラフラとドラムの前まで出てくると

華麗な動きでシンバルをスッと掴む。

更に酔拳の動きから手を伸ばしてもう片方のシンバルをスッ。

止まらないニイハオ感化www

 

終盤では永遠に続けられるのではないかと思った

3人のアドリブバトルのような展開。

バトルのようでめちゃくちゃ強い猛獣たちの華麗なじゃれあいのような。

いやーこれはまた見たい。

 

6、今夜はブギーバック

えぇぇー!!!!!

速度の音楽カバーシリーズはツアーだけの特別企画だと

思っていたら、TOKYO JAZZでもやってくれるんですか!!

名古屋以来の2回目。

イントロ聴いた瞬間から体がざわめきました。

鍵盤と距離近めで演奏するゼトさんの鋭い目がたまらなかった。

野音の写真でもあったかと思います、あの鋭い感じ)

 

7、PIANO CRAZE

火サスのテーマを弾き出して、会場から笑いが。

その後に、また酔拳をすると、マイクに向かって「スゥ~」と言うゼトさん。

「スゥ~」とは???笑

 

演奏体勢に入り、PIANO CRAZEのイントロで始まるかと思いきや

再びの「スゥ~」。

で、イントロを弾き出したと思ったら

再度お出ましの「スゥ~」からの酔拳

気に入りましたな、これw

 

なかなか始めないゼトさんを見ながら

「おぉおぉ!」みたいな感じで

いつ入ろうかとタイミングを見計らっている

ニレさんがすごい面白かったです。

これ、本当密かな名シーンだと思ったw

 

8、Next Step

パオーンは何回皆で言ったかな?(笑)

ゼトさんも両手でパオーンしたり

サンプラーパオンパオン言わせてたりしてたり。

最後は、ゼトさんの足にスイッチが入って

片足グイーッてしながらぴょこぴょこ跳んだり、

説明できないステップを片足でやって下手へ移動してたたり。

ええ、全部弾きながら。

 

昨年の東京JAZZでもNext Stepやってましたよね、確か。

トリオさん的に攻めたい時の勝負曲的な感じなのかな。

 

9、What's Next

この曲あたりからも会場も尋常じゃないヒートアップ具合で

私も3人見ないで、頭ブンブン振ったり

跳びはね過ぎて疲労で脇腹痛くなったりして

ほぼほぼ記憶がございませんが

全体的に神がかっていたことは間違いなく。

あと、コウさんがシンバルをバシッと掴んで

無音にするところが最高の切れ味でした。

 

10、Dancing in the mood

最初の方で、ちょろっと酔拳をやった後に

弾きながら目一杯に右手を広げたり、左手広げたり

両手を左右上下に広げたり…

ここでは、ゼトさんの手に謎のスイッチが入ってましたw

 

MC。

「秋と冬にツアーをやります。詳しくはウェブで」と

物凄くシンプルに告知をするゼトさん。

「最後にMake My Dayという曲をやります。」と曲を紹介して

最後の曲へ…

 

11、Make My Day

跳びはねて心地良い疲れの中で聴くMMD

余計、体にしみてくるというか。

しかも、コウさんが腕を目に当てながら泣いてる風にして

ドラムを演奏するという新技の泣きドラムもお目見えして

私はそれに普通にもらい泣きしていたという。

コウさん、顔は普通にニコニコしてたのにもかかわらず。

やっぱ私はこの曲に滅法弱いようだ…(MVも泣きました)

 

最後は、ゼトさんの背面弾きで締め。

 

 

約1時間くらいのゼトリオがこれでもか!というくらい

凝縮されたLiveでした。

 

こうゆう他のバンドも出演するようなLiveで

トリオさんをちゃんと見るのは初めてで

(厳密には、昨年の川崎ジャズも行きましたが

トリオさんの出番が始まってから着いて

9割くらいは見えずに聴いてただけなので)

どんなゼトリオさんが見れるのかと期待大だったのですが…

これがニレさんが言っていた「こっち来いや!」なオラオラ系の

ゼトリオですか!と。

 

セトリを見れば分かると思いますけど、なんという

気合入りまくりの攻めセトリ。

Beautifulが1曲目の時点で、あ、これはヤバイぞと感じ取りましたもん。

1時間なのに2時間のワンマン並みの濃さとLive後の疲労感w

 

ライブハウスのスタンディングだから

会場の盛り上がりも凄くて、3人もヒートアップして自然と遊びも多かったし!

今回はニイハオを中心とした遊びでレアでしたw

(ファンは分かるけど、知らない方にはやけにニイハオ風味が散りばめられてて

中国をコンセプトにしたバンドなんだ!とか思われてないかなw)

 

本当に、毎回、色んな顔を見せてくれますね。

 

今年最後(と、思われる)スタンディングLive。

9月になったけど、あの熱さ…

まだまだ夏は終わらない。


f:id:tasha2nd:20180902234602j:image (こうゆう手に巻くの憧れてたから地味に感動。つけなかったけど)

 

【!注意!】

よく記憶力を褒めていただけることがあるのですが

印象的なポイントをちょろちょろっとメモってるだけでして

一切覚えてなんかいないんですよ~。

ということを、ここでお知らせさせて頂きますm(__)m

(本当は記憶力凄いでしょアハアハアハとドヤ顔をしておきたい

なんてことは言わないよ絶対)

【セトリ】TOKYO JAZZ X X-PERIMENT

2018年9月1日

 

1、Enter The Dragon(映画『燃えよドラゴン』テーマ曲)~Beautiful Flight

2、Zディスカバリー

3、Flying Future

-MC-

4、Something Special

5、MESHI -episode2-

6、今夜はブギーバック

7、PIANO CRAZE

8、Next Step

9、What's Next

10、Dancing in the mood

-MC-

11、Make My Day